
属性と集合体と、その記憶 アジア系アメリカとしてアジア系アメリカを考える|COOKIEHEAD
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[版元サイト・インスタグラムより引用]
ニューヨークで11年間暮らしてきた東京出身の著者は、自らの揺らぐアイデンティティと向き合うなかで、「アジア系」や「日系」という自身の属性、そしてそこから生まれる集合体を「あえて」意識せざるを得ない場面に幾度となく直面しました。本作は、その経験を手がかりに、アジア系・日系アメリカという集合体の記憶(歴史)をたどりながら、内部で生じる不和や、他の集合体との不均衡を探るものです。
日米での戦争記憶の相違、日本を含むアジア各国からアメリカへ渡った移民の経験、そこに幾重にも絡み合う加害と被害の連続性、さらにはハワイにおける先住民とアジア系移民とアメリカの関係性のダイナミクス――こうした視点を通じて、「移民の国」「多様性の国」とされるアメリカが抱える歪みを見つめ直します。また、どこにいても「+女性」となる交差する立場にも光を当てる、エッセイと論考の間を行き来するようなzineです。
COOKIEHEAD
ロンドン経由、東京育ちの COOKIEHEAD は、2013年よりニューヨーク在住。東京にある大学で消費者行動学(経営学科)を学び働いたのち、パーソンズ美術大学にてファッションマーケティングを専攻。ニューヨークのファッション業界で4年間、営業/マーケティングとして働き、その後フリーランスのファッション・コンサルタント(クライアント営業関連)およびコラムライターに。
彼女は本の虫で、アートと植物を愛し、社会正義やサーキュラー(循環型)なコンセプトについて考え、ヴィーガンとして生活する。現在はブルックリンで、パートナーと保護猫と暮らしている。
[書籍情報]
サイズ:148mm×210mm
ページ数:42ページ
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