-
月曜か火曜|ヴァージニア・ウルフ
¥2,200
[版元サイトより引用] 永遠のフェミニスト作家、ヴァージニア・ウルフが自分で編んだ唯一の短編小説集。 彼女の真摯な「叫び声」を、100年後の今そのまま読む。 ウルフの最初の短編集を、1921年刊行当時のまま、姉ヴァネッサ・ベルの版画5点とともに完全収録。最良のガイドとなる、翻訳者の片山亜紀による詳細な注・訳者解説付。 収録作 ゴースト・ストーリー「幽霊たちの家」 フェミニズム冒険活劇「ある協会」 都市のある一日を描く「月曜か火曜」 その後の長編に連なるメタフィクション「書かれなかった小説」 音楽のスケッチ「弦楽四重奏」と色彩のステッチ「青と緑」 草花と人々とカタツムリのコラージュ「キュー植物園」 フェミニズム小説であり評論でもある傑作「壁のしみ」 ――ウルフの原点であり、その後の長編にも連なる真摯で切実な全8編。 学識豊かな男たちなんて、魔女や隠遁者、すなわち洞窟や森でうずくまって薬草を煎じ、トガリネズミを尋問し、星々の言葉を書きつけていた者たちの末裔でしかないのでは?(「壁のしみ」より) [書籍情報] 著:ヴァージニア・ウルフ 画:ヴァネッサ・ベル 訳:片山亜紀 サイズ:127mm×188mm 製本:並製 ページ数:144ページ
-
コマ送り-Frame by Frame-vol.2 アニメ業界とフェミニズムvol.2
¥1,500
[版元インスタグラム/サイトより引用] 『コマ送りvol.2』は"アニメ業界のシスターフッド"として、業界を支えてきた中堅以上の女性10名へのインタビュー特集のほか、エッセイなどの寄稿作品や事前に募集していた『みんなの行動Tips』やおすすめ作品のご紹介など、vol.1から大幅にボリュームアップした盛り沢山な内容となっております。 目次 まんが ・コマ送り紹介まんが2 伊波エポコ(作画) インタビュー ・特集 アニメ業界の中堅女性に聞く:表現と労働の現場でやってきたこと エッセイ ・フェミニズムと表現と私 ポン(元制作進行) ・個人的な話 さば(制作進行) ・引き裂かれ百喜百憂 こまくさ(プロデューサー) ・傘を持った日 労働と倫理 佐藤勇気(背景美術) ・うまく生きられない、私たちの小さな仕事 お好み焼き(作画) ・女性ヒーローはいた! ペンギン(演出・作画) ・わたしが変わりつづけられますように U-mi(設定デザイン) 特集 ・みんなの行動Tips [書籍情報] サイズ:128mm×182mm ページ数:164ページ
-
コマ送り-Frame by Frame-vol.1 アニメ業界とフェミニズムvol.1
¥1,500
[版元サイトより引用] 日本の一大産業であるアニメーション。 その中で、これまで焦点を当てられることのなかった様々な属性の作り手たちの「声」を集めることで、もっと多様なアニメーションの在り方を探ることができないだろうか? そんな思いから始まったこのプロジェクト。 第1号目となる本号では、「アニメ」と「フェミニズム」について、自分の言葉で語ることがテーマです。 感情の揺らぎや切実な体験も含めて、今ここにある現実としてありのままに集めました。 目次 まんが ・コマ送り紹介まんが:伊波エポコ(作画) ・モヤモヤ:アオシャク(作画) 論考 ・フェミニズムへの「からかい」とその社会的影響:もち(作画) エッセイ ・アニメ業界でひとりぼっちのあなたへ:Eccomi(作画) ・激励:あさひ(作画) 対談 ・アニメーターの貧困と性産業:あさひ(作画)、ふく(演出) [書籍情報] サイズ:128mm×182mm ページ数:78ページ
-
アイドルになってよかったと言いたい|和田彩花
¥2,420
[版元サイトより引用] 私のアイドル人生は、自由、権利への闘争でもあった。 15歳から24歳まで、女性アイドルグループ・アンジュルムのメンバーとして活動した和田彩花が綴る、「アイドル」と、フェミニズム/自己表現/メンタルヘルス/家族/恋愛/労働問題 etc...。 2024年から連載された「QJweb」でのエッセイを完全収録のほか、2019年、グループ卒業当時に『QuickJapan』にて連載の「未来を始める」も抜粋掲載。 木村ミサとのスペシャル対談「〝かわいい〟の先にある希望」も収録! 目次 第一部 アイドルになってよかったと言いたい ピンクの服を脱ぎ捨てた理由/「求められるアイドル像」に私はいない/パートナーが私を変えた/それでも生きたいと思った/不均衡な性役割を認めたくない/私を構築した群馬と東京/フランス留学で、私のための時間を作り直した/アイドル時代の撮影で抱いていた違和感/アイドル業界の労働問題を考える/アイドルグループ卒業後に見つけた、人間関係の在り方/SNSに心を支配されないために/新たな肩書に込めた思い/「アイドルをやってよかった」と言いたい理由 第二部 和田彩花×木村ミサ 対談 〝かわいい〟の先にある希望 第三部 未来を始める 軽い気持ちと足取りで/ハッピーバースデー/あなたがアイドルと呼び続けるのはどうして/不思議なアイドルの自由/なりたい姿を自分で決めたときに [書籍情報] サイズ:128mm×188mm ページ数:208ページ
-
オタク文化とフェミニズム|田中東子
¥2,420
[版元サイトより引用] わたしたちの消費は「正しい」のだろうか 金銭と時間の投資、心身の過剰な労働、性的消費との葛藤…、わたしたちと「推している」対象のあいだにはさまざまな問題が浮かびあがってくる。しかし、その活動に喜びが見出されることは間違いない。喜びと苦しさとが入り混じるその実践をすくい取りながら、「推し活」社会の現在地を描きだす。「推し活」論の決定版! エンターテインメントをめぐるモヤモヤを考えるための補助線となる書。 目次 はじめに Ⅰ 「推し活」社会と私たち 第1章 「推し活」社会の現在地 「推し活」現象はどこからきたのか メディア化される「推し活」現象 拡大される「推し活」論議 第2章 推し活と労働 エンターテインメントと労働 推される人たちの労働 カツアゲされる情熱とやりがい やりがいある仕事? ケアワークとしての推し活 推す側の労働 第3章 オタク消費を考える 盛り上がる「推し活」経済 企業によるオタク消費の捉え方 過度な消費文化 リクレイム・ザ・推し活 Ⅱ アイドルたちがみせるもの 第4章 アイドルたちは何を開示しているのか? 第5章 多様化する男性アイドル――若手俳優・ボーイズグループ・王子たち 二〇一〇年代の2・5次元ミュージカルの現場から 「アイドル」として語られる若手俳優 「アーティスト性」と「アイドル性」は対立しない? 実力派の「アイドル」という新機軸 「○○王子」は「アイドル」を製造するパワーワード 第6章 ジャニーズ問題と私たち――性加害とファン文化の不幸な関係 鈍かったメディアの反応 性加害に加担したメディアの黙認 温存される事務所内の権力構造 ファン文化による不幸な愛着 Ⅲ オタク文化とフェミニズム 第7章 〈スペクタクル〉な社会を生きる女性たちの両義性 消費主体/消費客体の転覆とその波及 バラエティ豊かな「イケメン男性」の増殖 イケメン男性の消費・商品化が示す両義性 第8章 娯楽と恥辱とルッキズム ルッキズムとジェンダー ルッキズムの定義と歴史 娯楽と恥辱とルッキズム 第9章 自由と抑圧のはざまで「かわいさ」を身にまとう――「男の娘」を考える バンコクでのフィールドワーク 日本での現状 「男の娘」の定義 再現度の上昇 なぜ、「かわいく」なりたいのか? 第10章 のがれること・つくること・つながること あとがき [書籍情報] サイズ:131mm×191mm ページ数:248ページ
-
ジレンマと共に未来からデザインする──気候危機時代にグラフィックデザイナーにできることとは?|平山みな美
¥2,420
[版元サイトより引用] デンマーク在住・日本人グラフィックデザイナーが気候危機が進む時代にデザイナーとして働くことへの倫理観を問いつつ、前向きな働き方を見つけるために、日本、イギリス、アメリカ、インド、スウェーデンのロールモデル的デザイナーたちに行ったインタビュー集。 デンマークで印刷された初版への反響を受け、中野活版印刷さんの元で第二版を500部限定で印刷。2024年春から販売を開始しました。 この本の企画は、極端な資本主義が引き起こした気候変動によって地球環境がひどく脅かされている一方で、私たちグラフィックデザイナーは、企業がより利益を生み出せるように早く消費されるものを作り続けているというジレンマから始まりました。 自分の仕事の中で、環境負荷を減らすために何ができるかをデスクリサーチした後、それらの情報を実践的なガイドとしてまとめました。しかしそれだけでは、これからのグラフィックデザイナーの働き方をイメージすることはできないと感じ、すでに新しいことに挑戦し、変化をもたらしているグラフィックデザイナーにインタビューを行いました。インタビューに答えてくれた人たちのリストは、下記からご覧いただけます。 初版の印刷・製本はObra Pressが担当。彼女たちはコペンハーゲンの地元にあるリソグラフの印刷スタジオです。彼女たちもまた気候変動に関心を持ち、物理的なモノを作ることにジレンマを抱えているので、私たちが印刷し、世の中に何かを生み出すときに、環境への影響を減らすために何ができるかを話すためにインタビューしました。 Obra Press https://www.obrapress.com/ [インタビューをしたデザイナーさんのリスト] 1. 長嶋りかこ 東京を拠点に活動するデザイン事務所 Village®の創設者。彼女のスタジオのウェブサイトには 「環境への配慮を第一に考え、デザインによる環境破壊を意識して活動しています」 と書かれている。日本のグラフィックデザイナーの中でも、環境に対する価値観を示し、それを考慮してグラフィックデザインを制作している数少ないデザイナーの一人。 https://www.rikako-nagashima.com/ 2. Jonny black(ジョニー・ブラック) アメリカ・サンフランシスコにあるデザイン事務所 The Office of Ordinary Things の共同設立者。彼のスタジオのウェブサイトには、サステイナビリティへの取り組みと、社会正義に反するようなプロジェクトには取り組まないという大胆な価値観が示されている。彼らのデザインはサステイナビリティによる制限がないように見えるが、使用した全ての素材がウェブサイトに掲載されており、彼らがいかに環境に配慮しているかがうかがえる。 https://ot.studio/ 3. Khushboo Gandhi(クシュブー・ガンディー) インド、プネーにあるデザイン研究所 Go Do Goodの創設者。専門はファッション、コミュニケーションデザイン、素材開発など多岐に及ぶ。さまざまな分野を横断しながら、再生可能な資源の開発や使い捨て素材に変わるものの提案、コミュニティデザインなどのプロジェクトを行う。 http://www.workwithkhushboo.com/ 4. This Ain't Rock'n'Roll(ディス・エイント・ロックンロール) Clive Russell(クライブ・ラッセル)とCharlie Waterhouse(チャーリー・ウォーターハウス)によって設立された、イギリス・ロンドンに拠点を置くデザイン事務所。環境活動団体 Extinction Rebellion のビジュアル・アイデンティティを手がけたことで知られる。また、グラフィックデザインにとどまらず、コミュニティ内での貨幣の流通を促す地域通貨ブリクストン・ポンドのプロジェクトなど企画にも参加するプロジェクトも手がけている。 https://www.thisaintrocknroll.com/ 5. Benedetta Crippa(ベネデッタ・クリッパ) イタリア出身で、スウェーデンのストックホルムを拠点に活動するグラフィックデザイナー、研究者。ストックホルム環境研究所のチーフデザイナーを務める傍ら、スウェーデンのコンストファック大学で 「ビジュアル・サステイナビリティ」 について教えている。彼女は「ヴィジュアル・サステナビリティは、環境や気候変動だけではなく、資本主義、家父長制、白人至上主義などの支配的な構造に挑戦し、その代替案を提示するものである」と主張している。 https://studiobenedettacrippa.com/ ※リソグラフの印刷時に脱字が生じてしまったのですが、資源を無駄にしたくないという想いから、脱字している文字を直接書き込む対応をしております。ご了承いただけますと幸いです。 [書籍情報] 編集・翻訳:平山みな美 校正(英語):サイモン・ウォーリー 翻訳・校正(日本語):野瀬奈津子 印刷:NEUTRAL COLORS サイズ:120mm×200mm ページ数:192ページ 言語:英語と日本語 紙(表紙):グラフィーCoC パールホワイトGS 100/190kg 紙(本文):アスクル リサイクルコピーペーパーR100 印刷方法:ソイまたはライスインクによるリソグラフ印刷 部数:500部
-
Decolonize Futures Vol. 1『反人種差別、フェミニズム、脱植民地化 | Anti-Racism, Feminism, and Decolonization』
¥1,650
SOLD OUT
[版元サイトより引用] 「家父長制、白人至上主義や人種差別。社会に存在する不平等や格差の原因は、植民地主義にあるのかもしれない。」 物理的な植民地支配が多くの地域で終わったにも関わらず、欧米諸国が行った経済的搾取や文化的な支配を通じて、暴力的な構造は今も私たちの生活に根付いています。 植民地主義の世界観では、欧米の文化が世界の中心であり、「シスヘテロ男性、白人(日本では人種的マジョリティである日本人)が最も人間らしい存在と見なされるヒエラルキーが生まれます。そして「女性/性的マイノリティ/有色人種の人々/非西洋の人々など」はヒエラルキーの下に位置付けられ、搾取され続けてきました。 Vol.1は、こうした現状に警鐘を鳴らし、フェミニズム、反人種差別がいかに脱植民地化と繋がるかを考える一冊です。 本号ではニューヨーク市立大学リーマン校のラローズ・T・パリス教授を招き、複数の社会課題が植民地主義と交差する様子に焦点を当てたレクチャーを行い、その講演を記事化しました。本文では、レクチャーや参加者との対話を可視化し、今の日本社会や言論空間において「脱植民地化」に関心を抱いた参加者と、ラローズ・T・パリス教授の対話の記録も紹介しています。 Patriarchy, white supremacy, and racism. Colonialism is lying beneath the inequalities in the world. Even though colonialism has ended in the form of physical occupation in many regions, a violent colonial system persisted through economic exploitation and cultural domination by Western nations and infiltrates our everyday lives. The colonial worldview is centered around Western culture and a hierarchy that assumes “White, (in Japan, Japanese) cis-hetero men” as most human while treating “women, LGBTQ+ people, people of color, non-Western indigenous people, etc” as inferior who deserve exploitation. Vol. 1 alerts to such reality and walks readers through how feminism, Anti-Racism, and Decolonization connect to each other. To think about how social issues intersect with the history of colonialism, we hosted a lecture with Dr. LaRose T. Parris, Associate Professor at CUNY, Lehman College. This issue is an archive of a dialogue between Professor Parris and the participants drawn to the topic of “decolonization” while living in contemporary Japanese society and discursive space. [書籍情報] 編:酒井功雄、saki・sohee サイズ:128mm×182mm ページ数:88ページ 言語:日本語と英語
-
Decolonize Futures Vol. 2『脱植民地化と環境危機 | Decolonization and the Environmental Crisis』
¥1,650
[版元サイトより引用] 2023年は、観測史上最も暑い年でした。気候変動によって台風や豪雨の被害が年々悪化している状況が、もはや当たり前のように感じてしまいます。環境の危機は、気候変動だけではありません。地球上の様々な生物種が、類を見ない速さで絶滅している「第6の大量絶滅」に入ったと言われています。 環境破壊や気候変動が悪化してきた歴史の背景には、環境破壊を肯定し推し進めてきた経済や政治、そして文化があります。植民地主義を通じて、植民地の人々や自然を搾取可能な「モノ」とみなし、土地を征服し切り開いてきたことが歴史的な環境破壊へと繋がっていきました。 Decolonize Futures Vol. 2「脱植民地化と環境危機」は、環境危機の根底にある植民地主義を批判し、オルタナティブな未来の可能性を研究する方々とのインタビューを収録した一冊となっています。 立教大学特任准教授の中野佳裕さんと、オーフス大学助教授の本田江伊子さんを招き、脱植民地化運動が様々な変化を遂げながら展開されてきた歴史、脱成長から考えるオルタナティブな未来の可能性、歴史をイデオロギー化せずに複数形の語りをすることの重要性といったトピックについて深掘ります。 2023 was the hottest year on record. It is no longer surprising to see the worsening situation of climate change. The environmental crisis extends beyond climate change. Human activities have caused the extinction of many species with an unprecedented speed, which is now called “sixth mass extinction.” Behind the history of the environmental crisis, there are culture, politics, and economy that have justified and progressed the environmental destruction. Through colonialism, people and the nature in the colonized countries and regions are turned into an exploitable “thing” or “resource,” and such discourse justified the historical destruction of the ecosystem worldwide. In Decolonize Futures Vol. 2 “Decolonization and the Environmental Crisis,” we organized interviews with scholars who criticize the colonialism lying beneath the environmental crisis and explore the possibility of alternative futures. With Yoshihiro Nakano (Rikkyo University) and Eiko Honda (Aarhus University), we will deep dive into the topics including the history of the decolonization movements, the alternative futures through degrowth perspective, and the importance of pluralizing the narratives of history. [書籍情報] 編:酒井功雄、saki・sohee サイズ:128mm×182mm ページ数:96ページ
-
Decolonize Futures Vol. 3『アイヌと脱/植民地化 | Ainu and De/colonization』
¥1,650
[版元サイトより引用] 今日の日本社会では、アイヌの人びとや文化を、SDGs推進やダイバーシティ・環境問題への取り組みの中で記号化・商品化し、市場において消費する植民地主義的構造が存在しています。 消費はマーケットの中のみならず、アイヌ文化や伝統を学術的や知的に考え論じる際にも、歴史的な差別や植民地主義による貧困、そしてその中でアイヌの人びとの身体が傷つけられ命が失われた事実を見過ごし、思想としてアイヌを消費してしまうことにも及びます。 また、植民地主義について考える際に、殖民者/被植民者、当事者/非当事者、加害者/被害者といった二元論的なフレームワークで語ることにより、その二元論から抜け落ちてしまう人びとの生や複雑な現実が不可視化されてしまいます。 「アイヌと脱/植民地化」と題したVol. 3では、北海道大学 アイヌ・先住民研究センター准教授で自身もアイヌの出自を持つ人類学者の石原真衣さんとともに、どのようにして記号化や消費に抗い、二元論的な構造に当てはまらない現実における脱植民地化を考えうるか、ということについて思考していきます。 In contemporary Japanese society, there is a colonial structure that commodifies and consumes Ainu people and culture within the frameworks of promoting SDGs, diversity, and addressing environmental issues. This consumption extends beyond the market to academic and intellectual discourse. Treating Ainu people as mere academic topics and ideas leads to overlooking the history of racism and poverty resulting from colonialism, and the suffering and deaths of many Ainu people. Furthermore, when discussing the Ainu people and colonial structures, understanding the reality in binary terms such as insider/outsider, perpetrator/victim, colonizer/colonized can render invisible the voices and existence of those who do not fit into these dichotomies. In this issue, we interviewed mai ishihara, an anthropologist at the Center for Ainu and Indigenous Studies at Hokkaido University and herself of Ainu descent, on how to resist tokenization/encoding and consumption and think about decolonization regarding the reality that does not fit into the dichotomies. [書籍情報] 編:酒井功雄、saki・sohee サイズ:128mm×182mm ページ数:96ページ
-
コンバヒーリバー・コレクティヴ宣言 ブラックフェミニズムをつくってきた黒人女性たちは語る
¥3,520
[版元サイトより引用] 「黒人女性が自由であるならば、他のすべての人が自由であることを意味する。なぜなら、私たちが自由であるためには、すべての抑圧システムの破壊が必要だからだ――」 1970年代に活動した革命的ブラックフェミニスト集団「コンバヒーリバー・コレクティヴ」。「インターセクショナリティ」という言葉が生まれるはるか前に、性や人種の連動(インターロッキング)する抑圧を捉えようとした彼女たちの記念碑的ステートメント全文が、ついに本邦初邦訳! [書籍情報] 編著:キアンガ=ヤマッタ・テイラー 訳:Political Feelings Collective サイズ:127mm×188mm ページ数:376ページ
-
デザインはみんなのもの|Troublemakers Publishing
¥1,650
[版元サイトより引用] どうしてデザイン賞の審査員や受賞者は男性ばかりなの? どうして欧米でデザインを学んだことがステータスになるの? どうしてスマートフォンは女性の手には大きすぎるの? スイスを拠点にするグローバルなフェミニスト・コミュニティ「Futuress」が掲載してきた、「フェミニズム × デザイン」の視点で身近なデザインの、わたしたちの社会の当たり前を問い直す5本のエッセイを収録。トルコ、ノルウェー、アメリカ、インド、パレスチナ。世界のフェミニストたちから届いた、希望と連帯のストーリー。 ◉おばあちゃんはサイボーグじゃない ムスリムでトルコ人の著者は、身長150cmの小柄な祖母をもつ。おばあちゃんが暮らしにくい環境をつくったのは誰? スマホから医療用マスクまで、身の回りのプロダクトデザインを振り返り、そこに隠れたバイアスを読み解く。 ◉綴じられなかった正典 男性中心のデザイン業界に、シンプルが“良い”とされるデザイン規範。ノルウェーの状況は、まるで日本の写し鏡のようだ。記されてこなかった過去を振り返ることから、あるべき「未来の歴史」を考える。 ◉同時に、同じ夢を見ること 中国系アメリカ人でクィアの著者が綴る、アメリカでアジア人として生きること。日常的なニュースやカルチャーに見る、さまざまな差別と偏見。アジア系の人々の運動の歴史に学ぶ、夢を見ること、連帯することの可能性。 ◉カーストとデザイン ヒンドゥー教に基づく身分制度が残るインドでは、上位階級の人だけがデザインを担っている。恵まれた人々だけがデザインの仕事を担うことの危険性と、染みついた規範に挑むデジタル世代の闘い。 ◉パステルカラーの暴力 日本のアニメやキャラクターに見られるカワイイカルチャーには、女性を客体化し、現実で起きている暴力から目を背けさせてしまう負の側面がある。SNS上で、そして戦場で生まれている、カワイイの闇を検証する。 Futuress|フューチャーレス Futuressは、スイス・バーゼルを拠点とする〈デザイン・フェミニズム・政治〉のためのオンラインプラットフォーム。小島 澪とマヤ・オウバーが共同ディレクターを務め、出版プラットフォーム兼ラーニングコミュニティとして、デザインについて学ぶ場をつくり、デザインに関する幅広い議論を行っていくことを目指している。定期的にイヴェントや研究ワークショップを開催し、世界中に広がるコミュニティメンバーの問題意識から生まれたストーリーを公開している。 futuress.org IG: @futuress_org 井上麻那巳|Manami Inoue ジェンダーイコールな社会を目指してデザインができることを探究するデザイナー・アートディレクター。ミスフィッツのストーリーを伝えるTroublemakers Publishing共同代表。言葉とストーリーを大切にし、著者やブランドの思考や想いをヴィジュアルに翻訳することに焦点を当てている。2024年に出版スタジオTroublemakers Publishingを設立し、同年にインディペンデントマガジン『Troublemakers』を創刊。 manamiinoue.com IG: @mnm_inue [書籍情報] 著:Futuress 翻訳・デザイン:井上麻那巳 編集:宮本裕人 サイズ:102mm×162mm ページ数:96ページ
-
TRAVELOGUE:SOUTH LONDON Saturday night Sunday morning
¥1,540
[版元サイトより引用] 土曜の夜、人々が南に集まってくる。倉庫街を改装したペッカムのエリアでは、クラブやレストラン、バーが賑わいはじめる。レゲエの巨大なサウンド・システムを備えたクラブからは、アマピアノやアフロ・ハウスが地鳴りのように鳴り響いている。このクラブは“アフロ・カリビアンのディアスポラによる音楽と味を祝福する、ハイファイ・ミュージック・バー&レストラン”と銘打っていた。 サウス・ロンドンは西インド諸島やアフリカ、南アジアからの多くの移民が住み着いて強度な文化を築いてきた地域だ。そこでは、移民二世、三世が自らのルーツと向き合う姿が見られた。彼らのディアスポラと、生まれた国の社会との狭間で揺らぎつつ、ハイブリッドな文化を作り上げるたくましさは、日本ではなかなか見られないものだったーー(本書より) ロンドンの南側、サウス・ロンドンを巡る移民と労働、信仰、ディアスポラをテーマにしたフォトZINE。 [書籍情報] 撮影・文・デザイン:菅原祐樹(inch magazine) サイズ:106×184㎜ ページ数:64ページ
-
NEUTRAL COLORS別冊 ほんとの本の話をしよう #2
¥3,850
[版元サイトより引用] NEUTRAL COLORSを制作する際に出会う、書店、グラフィックデザイナー、リソスタジオ、インディペンデント出版人……25組へのインタビュー集。なぜ本をつくるのか、なぜ売るのか、どうやってやりきるのか、本当の話を聞き出しています。通常のインタビューではカットされるような生々しい葛藤やプロセスが語られています。印刷はリソグラフ2色、完全手製本。2024年のイエローブックに続き、2025年の第2号はグリーンブック。 長嶋りかこ brook press │古賀稔章 oar press │見目はる香 Hand Saw Press│安藤僚子/菅野信介 樋口歩 どく社│多田智美 CRX│上田奈津美 twililight │熊谷充紘 斧澤未知子 flotsam books│小林孝行 わくせい│阿部航太 篠原紙工│新島龍彦 村尾雄太 プスプス byZING│吉田朝麻 濱田晋 Reminders Photography Stronghold│後藤由美 Detour│水内実歌子 UMA /design farm │原田祐馬 本屋メガホン│和田拓海 出雲路本制作所│中井きいこ crevasse │大滝航 本屋青旗/Pages Fukuoka Art Book Fair│川﨑雄平 真鶴出版│川口瞬 リソ蔵│竹下今日子 新百姓│おぼけん/施依依 [書籍情報] サイズ:188×257㎜ ページ数:250ページ
-
BETTER FOOD VOL.4 コーヒーの未来を探して
¥2,420
[版元サイトより引用] 食農セクターにおけるサステナブルな取り組みを紹介する不定期刊行誌『BETTER FOOD(ベターフード)』第四号の特集は、「コーヒーの未来を探して」です。 私たちの日常に欠かせないコーヒー。しかし近年、気候変動の影響により、コーヒーの栽培適地が大きく減少する可能性が指摘されています。いわゆる〈2050年問題〉と呼ばれるこの課題は、生産地・農家、生豆の輸出入会社、ロースターやカフェ、そして消費者まで、コーヒー業界全体に関わる問題です。 本号では、気候変動がコーヒー産業へもたらす影響、コーヒーと森林伐採の関係性、新しい品種開発と非アラビカ種の可能性、アグロフォレストリーやリジェネラティブ農業、公平な調達、カフェの廃棄物問題といったテーマについて、より良いコーヒーの未来を作ろうとする実践者たちへのインタビューと寄稿を通して考えていきます。 目次 美味しいだけでは足りない(maau) よりクリアで繊細な味わい。より高いカップ・クオリティの追求。スペシャルティコーヒー業界はこの10〜20年で美味しさの解像度を大幅にアップデートしてきた。しかし、その先にコーヒーの未来はあるのだろうか? 元Overview Coffee Japan代表を務め、地元・静岡にmaauをオープンした増田啓輔による寄稿記事。 コーヒーと気候変動 ここ数年のコーヒー豆価格高騰の裏には、ブラジルやベトナムといった主要生産国における異常気象がある。過去最高を更新し続ける価格の裏で何が起きているのか。2050年問題とは何なのか。気候変動がコーヒー業界にもたらす影響を紐解く。 より美味しく。より気候変動に強く。|美味しさを妥協しない、気候変動耐性コーヒー品種開発への挑戦(World Coffee Research) 気候変動によって、世界中のコーヒー農家は厳しい状況に追い込まれている。そんな中、気候変動にも耐え、病害虫にも強く、かつ優れた風味特性を持つ品種を開発しようとしているのが、米国の非営利団体ワールドコーヒーリサーチだ。同団体が進める品種開発プロジェクトに迫る。 アラビカを超えて|ブルーボトルコーヒーが切り開く、非アラビカ種のポテンシャル(Blue Bottle Coffee) スペシャルティコーヒー業界で最も一般的に使われるアラビカ種。しかし、冷涼な気候を好むアラビカ種を栽培できる土地は、気候変動の影響で減少しつつある。そんな中、これまで見過ごされてきた「非アラビカ種」に、ブルーボトルコーヒーはコーヒーの未来を見出そうとしている。 リベリカプロジェクト|気候変動時代における、リベリカ種の持つ可能性(96B Coffee Company) ベトナム産コーヒー豆のポテンシャルを世界へ発信する96B。彼らが着目したのは、農園の端で放置され野生化したリベリカ種だった。高い樹高、不揃いなチェリー、そして業界の固定観念。多くの課題がありつつも、リベリカ種は気候変動に対して非常に強靭であることが明らかになってきた。 コーヒーと森林伐採 近年、世界的に「森林伐採リスクの高い農作物」として認識されつつあるコーヒー。本来コーヒーは木陰で育つことを好み、アグロフォレストリーとも相性が良い作物である。コーヒーは森を伐採するのではなく、森を育てることができるはずだ。コーヒーと森林の、より良い関係性とは何か。 森と共に生き続けるために(AKHA AMA COFFEE) タイ北部、標高1,300メートルほどの山岳地帯に暮らすアカ族。アグロフォレストリーを実践し、無農薬・無化学肥料でコーヒー栽培を行うアカアマコーヒーが目指す「自立した村の姿」について、アカアマコーヒージャパン代表・山下夏沙による寄稿記事。 なぜ、オーガニックコーヒーは少ないのか?|オーガニックコーヒーの現在地と、リジェネラティブへの期待(Royal Coffee) 取り扱う生豆の50%以上でオーガニック認証を取得し、2024年からはリジェネラティブ・オーガニック認証のコーヒー豆の取り扱いも始めたロイヤルコーヒー。オーガニックコーヒーの現在地と課題、そしてリジェネラティブコーヒーへの期待について聞いた。 コーヒーの未来が、リジェネラティブ農業にある理由|〈Biofilia〉ラロ・ペレスとの対話(Tim Wendelboe) 元ワールド・バリスタ・チャンピオンであり、スペシャルティコーヒー黎明期から業界を牽引してきたティム・ウェンデルボー。コロンビアに農園を購入した彼は今、リジェネラティブなコーヒー栽培を自ら実践しようとしている。ティム・ウェンデルボーと、リジェネラティブ農業の専門家ラロ・ペレスとの対談。 女性生産者100%|英国・サマセットのロースタリーが淹れる、公平で優しい一杯(Girls Who Grind Coffee) イギリス・サマセットに位置するロースタリー〈Girls Who Grind Coffee〉。ここで取り扱うコーヒー豆は、すべて女性生産者が栽培したものだという。これまでコーヒー業界の中で見えない存在だった人々に光を当てるための挑戦だ。IDEAS FOR GOOD・伊藤恵による寄稿記事。 美しい未来へ(SAMAA_) 東京・三軒茶屋のカフェ〈SAMAA_〉は「Make A_New World」を掲げ、オープン当初から持続可能性の限界を押し広げようとしている。創業者・村上雄一と、サステナビリティプログラムマネジャー・篠田芳子に話を聞いた。一杯のコーヒーから始まる、美しい未来とは。 カップの中身だけがコーヒーじゃない|530が進める、ゴミを出さない社会に向けての対話と実践(530) 使い捨てカップやストローなど、コーヒーを提供する上で避けては通れないゴミ問題。コーヒー業界向けの意識啓発イベントや、コンポスト可能な循環するコーヒー豆バッグ開発を手がける一般社団法人530代表・中村元気に、コーヒー業界の現状について聞いた。 なぜ、私たちはコーヒーを飲むのか?|ジェフ・ワッツとの対話(Geoff Watts) インテリジェンシアの元共同オーナーであり、ダイレクトトレードの普及に大きく貢献してきたジェフ・ワッツ。より公平な生豆調達ガイダンスの開発、産地で進む労働者不足への対応、サステナビリティの伝え方、インパクトの生み出し方、そして私たちがコーヒーを飲む理由について。 [書籍情報] サイズ:200mm×261mm ページ数:116ページ
-
密航のち洗濯|ときどき作家
¥1,980
[版元サイトより引用] 〈密航〉は危険な言葉、残忍な言葉だ。だからこれほど丁寧に、大事に、すみずみまで心を砕いて本にする人たちがいる。書き残してくれて、保存してくれて、調べてくれて本当にありがとう。100年を超えるこのリレーのアンカーは、読む私たちだ。心からお薦めする。 ――斎藤真理子さん(翻訳者) 本書を通して、「日本人である」ということの複雑さ、曖昧さ、寄る辺のなさを、多くの「日本人」の読者に知ってほしいと切に願います。 ――ドミニク・チェンさん(早稲田大学文学学術院教授) 1946年夏。朝鮮から日本へ、 男は「密航」で海を渡った。 日本人から朝鮮人へ、 女は裕福な家を捨てて男と結婚した。 貧しい二人はやがて洗濯屋をはじめる。 朝鮮と日本の間の海を合法的に渡ることがほぼ不可能だった時代。それでも生きていくために船に乗った人々の移動は「密航」と呼ばれた。 1946年夏。一人の男が日本へ「密航」した。彼が生きた植民地期の朝鮮と日本、戦後の東京でつくった家族一人ひとりの人生をたどる。手がかりにしたのは、「その後」を知る子どもたちへのインタビューと、わずかに残された文書群。 「きさまなんかにおれの気持がわかるもんか」 「あなただってわたしの気持はわかりません。わたしは祖国をすてて、あなたをえらんだ女です。朝鮮人の妻として誇りをもって生きたいのです」 植民地、警察、戦争、占領、移動、国籍、戸籍、収容、病、貧困、労働、福祉、ジェンダー、あるいは、誰かが「書くこと」と「書けること」について。 この複雑な、だが決して例外的ではなかった五人の家族が、この国で生きてきた。 蔚山(ウルサン)、釜山、山口、東京―― ゆかりの土地を歩きながら、100年を超える歴史を丹念に描き出していく。ウェブマガジン『ニッポン複雑紀行』初の書籍化企画。 [書籍情報] 文:宋恵媛、望月優大 写真:田川基成 サイズ:128mm×188mm ページ数:336ページ
-
わたしの服はどこからきてどこへいくの? 服と人とのサステナブルな関係を考える|鎌田安里紗 マルティンメンド有加
¥2,090
[版元サイトより引用] ファッションとサステナビリティについてのモヤモヤ、まとめて掘り下げます! 素材についての知識から、愛着ある服を長く着るコツまで、服と人との良い関係をめぐる7章の報告書。 服にもサステナビリティが大事なことはわかっているけれど、いざ自分の消費行動になるとそれから外れた選択をしてしまい、なんとなくモヤモヤしている……。そんなひとに向けて、服にまつわるさまざまな問題について考えてみました。著者は「多様で、健康的なファッション産業をつくる」をミッションに、サステナブルファッションに関する教育やコンサルティングを行う一般社団法人の理事2人。 手放した服はどんな運命に? リサイクルされる割合はどのくらい? オーガニック素材はほんとうによいの? 服の値段はどのくらいだと妥当? サステナブルを企業は謳うけれどどこまで信用できる?……そんなあなたの疑問に答えます。ほんとうに心地よい服との付き合い方、いっしょに考えてみませんか? 目次 第1章 わたしが着ている服は「大丈夫」なの?──服にまつわるさまざまなモヤモヤ 第2章 わたしが手放した服はどうなるんだろう?──廃棄?リサイクル?それとも? 第3章 わたしは何を着ればいいんだろう?──素材と生産について考える 第4章 わたしは服にいくら払えばいいんだろう?──服の適正価格とは 第5章 わたしはどうすれば服を大切にし、心地よく服と付き合えるんだろう?──愛着のある服を飽きずに長く着るコツ 第6章 わたしは服を売る企業とどう関わっていけばいいんだろう?──グリーン・ウォッシュを見極める 第7章 最後に──わたしたちが描く、ファッションの未来 [書籍情報] サイズ:124mm×186mm 製本:並製 ページ数:252ページ
-
Drop for Palestine|はまち乃藍
¥1,500
[版元サイトより引用] 「パレスチナでの停戦まで休載する」と決めた人気漫画家、自分の平穏な日々を守るため政治的なコンテンツから距離を置いている人、職場のノンポリな人にパレスチナの話をしてみようと試みる人、国際ストライキの日に授業をストライキすることを決めた学生。それぞれの人物を通して描かれるパレスチナと私たちの「日常」の話。 [書籍情報] サイズ:148mm×210mm ページ数:96ページ
-
見知らぬ人を認識する パレスチナと語りについて|イザベラ・ハンマード
¥2,970
[版元サイトより引用] 「その場にいない私たち、遠くからただ見守るしかない私たちは、これに耐えようと自分の感情を切り離すとき、どのように自分自身を深く損なっているのだろうか」 ジェノサイドが行われているガザ。そこには、人間を人間として見ないという認識の暴力が並走している。そうした認識が変わらないかぎり、暴力は続いていく。 小説は、私たちの認識が変わる瞬間を描いてきた。他者の光とともに、見えなかった現実が姿を現す。 パレスチナ系英国人の作家が、サイードを手がかりに、現在進行中の暴力を支える認識の転換の瞬間をうながす。他者を非人間化することで自分が人間であるとする植民地的認識が崩れることで、ともに抵抗し、ともに支えあうための行動を起こす道が開かれる。岡真理による解説「ホロサイドに抗して」を付す。 [書籍情報] 著:イザベラ・ハンマード 訳・解説:岡真理 サイズ:135mm×195mm ページ数:152ページ
-
パレスチナを破壊することは、地球を破壊することである|アンドレアス・マルム
¥3,300
[版元サイトより引用] 「資本主義の「中心」は、暖炉に燃料をくべ続け、ガザに爆弾を運び続けている」 1840年、イギリス帝国はパレスチナの港町アッカーを粉砕した。それは、石炭で駆動する蒸気船が世界ではじめて大規模に投入された瞬間だった。パレスチナへの連帯とは、化石資本主義と入植者植民地主義というふたつの歯車を止めることであり、沸騰状態にある地球を救うことである。化石燃料とその利益を至上のものとするシステムのもと、破壊と粉砕をもたらすグローバルな構造的暴力「ビジネス・アズ・ユージュアル」の歴史と本質に迫る、いま必読の書。 目次 序文 無制限(ノー・リミット) パレスチナを破壊することは、地球を破壊することである 初めての先進後期資本主義ジェノサイド 粉砕様式 わが国には貴国を粉砕する力があると心得よ 粉砕されたアッカー 支配下に置かれたエジプト 引き渡されるパレスチナ 出来事ではなく構造 諸段階からなる二重破壊 化石イスラエル ガザの燃焼 ロビー説を論駁する パレスチナと地球を破壊するものを破壊すること ブルジョワジーの冷酷さの典型例 最初のテクノジェノサイド レジスタンスは続く パレスチナ抵抗組織(レジスタンス)に関するいくつかの異論への反論 抵抗組織(レジスタンス)の左側で 個人的な覚え書きについて 化石燃料を利用するパレスチナ、利用しないパレスチナ 入植者の殺害について 現存するハマースについて 誓いを守る 戦士を非難することについて イスラエル・ロビー説への異論に対する反論 原注 補論 タンクの壁を叩く― パレスチナの抵抗について(訳=中村峻太郎) 訳者あとがき [書籍情報] 著:アンドレアス・マルム 訳:箱田徹 サイズ:130mm×190mm ページ数:232ページ
-
イスラエルについて知っておきたい30のこと|早尾貴紀
¥2,090
[版元サイトより引用] 2023年10月7日に起きたハマースの蜂起から約15カ月半後の2025年1月19日、イスラエルとハマースの間で6週間の「停戦」合意がなされた。イスラエルの一方的な爆撃によりガザ地区の公共施設や主要インフラは壊滅的な状況に陥り4万人超が死亡、その大半は子どもや女性だったとされる。 だが、イスラエルによる暴力はいまに始まったことではない。1948年のイスラエル建国前からシオニストたちはパレスチナの地の略奪を目標に、欧米や周辺諸国を巻き込み、暴力を繰り返してきた。 キリスト教福音派のシオニズムへの接近、ホロコーストの政治利用、ユダヤ教とシオニズムの対立、PLOの挫折、オスロ合意の欺瞞、〈10・7〉蜂起、そしてイスラエルが描く「ガザ2035」の未来図とは? いま私たちがパレスチナ問題を考えるための基本書。 「停戦」は、一般的な国家戦争の停戦とは全く異なり、イスラエルによる一方的なガザ地区でのジェノサイドの「一時停止」にすぎません。ガザ地区の占領も封鎖も変わらず、またやはり占領下のヨルダン川西岸地区で続いているイスラエル軍の侵攻と入植者による襲撃・収奪も止まることがないのです。――「あとがき」より 目次 前史|ユダヤ人はなぜ差別されてきたのか 第1部|19世紀~1948年| イスラエルはどのようにしてつくられたのか 1.シオニズムはどのように誕生したのか 2.植民地主義とシオニズムの関係とは 3.シオニズムの物語とは 4.イスラエルはどのように建国されたのか(1) 5.イスラエルはどのように建国されたのか(2) 6.イスラエルはどのように建国されたのか(3) 7.国際社会の責任とは 8.イスラエル建国に対する世界の思想は 第2部|1948年~90年代| イスラエルはどんな国か――占領政策、オスロ合意まで 1.建国されたイスラエルはどんなところか 2.イスラエルの産業とは 3.イスラエルには誰が住んでいるのか 4.イスラエルはどのように国民統合を図ったのか 5.ホロコーストと宗教の利用 6.1967年以降の占領政策とは 7.パレスチナの抵抗運動とは 8.オスロ合意とはなにか(1) 9.オスロ合意とはなにか(2) 10.オスロ合意に対する世界の思想は 第3部|2000年代~| オスロ合意後のイスラエルはどうなっているか 1.第2次インティファーダ後の一方的政策とは 2.イスラエルはなぜハマースを敵視するのか 3.パレスチナの民意へのイスラエルの反応は 4.〈10・7〉蜂起とは 5.〈10・7〉とは何だったのか 6.ガザ侵攻でなにか起きているのか 7.ガザ侵攻でイスラエルが得る利益とは 8.イスラエル国内でのガザ侵攻の受けとめ方は 9.イスラエルはガザ侵攻後をどのように考えているのか 10.世界の反応は 11.ガザ侵攻に対する世界の思想は 12.私たちになにができるのか [書籍情報] サイズ:128mm×188mm ページ数:256ページ
-
とるに足りない細部|アダニーヤ・シブリー
¥2,200
[版元サイトより引用] 1949年8月、ナクバ(大災厄)渦中のパレスチナ/イスラエルで起きたレイプ殺人と、現代でその痕跡を辿るパレスチナ人女性。二つの時代における極限状況下の〈日常〉を抉る傑作中篇。 この作品の「細部」に宿っているものは、私の精神世界を激しく揺さぶり、皮膚の内側を震えさせる。この本の中の言葉の粒子に引き摺り込まれ、永遠に忘れられない体験になり今も私を切り刻んでいる。 ——村田沙耶香氏(作家) かき消された声、かき消された瞬間と共にあるために、この小説は血を流している。 ——西加奈子氏(作家) *2023年、本作はドイツの文学賞であるリベラトゥール賞を受賞。しかし同年10月、イスラエルによるガザへの攻撃が激化するなか、フランクフルト・ブックフェアで開催予定だった授賞式は同賞の主催団体リトプロムによって中止され、ブックフェアは「イスラエル側に完全に連帯する」との声明を出した。この決定に対しては、作家や出版関係者を中心に、世界中から抗議の声が上がっている。 [書籍情報] 著:アダニーヤ・シブリー 訳:山本薫 サイズ:130mm×188mm ページ数:168ページ
-
ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義|岡真理
¥1,540
[版元サイトより引用] 緊急出版! ガザで何が、なぜ起きているのか。歴史的文脈とポイントを平易に解説する「まずここから」の一冊 2023年10月7日、ハマース主導の越境奇襲攻撃に端を発し、 イスラエルによるガザ地区への攻撃が激化しました。 長年パレスチナ問題に取り組んできた、 パレスチナ問題と現代アラブ文学を専門とする著者が、 平易な語り口、そして強靭な言葉の力によって さまざまな疑問、その本質を明らかにします。 今起きていることは何か? パレスチナ問題の根本は何なのか? イスラエルはどのようにして作られた国? シオニズムとは? ガザは、どんな地域か? ハマースとは、どのような組織なのか? いま、私たちができることは何なのか? 今を知るための最良の案内でありながら、 「これから私たちが何を学び、何をすべきか」 その足掛かりともなる、 いま、まず手に取りたい一冊です。 本書は、10月20日京都大学、10月23日早稲田大学で開催された緊急セミナーに加筆修正を加えたものです。 目次 第1部 ガザとは何か 4つの要点/イスラエルによるジェノサイド/繰り返されるガザへの攻撃/イスラエルの情報戦/ガザとは何か/イスラエルはどう建国されたか/シオニズムの誕生/シオニズムは人気がなかった/なぜパレスチナだったのか/パレスチナの分割案/パレスチナを襲った民族浄化「ナクバ」/イスラエル国内での動き/ガザはどれほど人口過密か/ハマースの誕生/オスロ合意からの7年間/民主的選挙で勝利したハマース/抵抗権の行使としての攻撃/「封鎖」とはどういうことか/ガザで起きていること/生きながらの死/帰還の大行進/ガザで増加する自殺/「国際法を適用してくれるだけでいい」 第2部 ガザ、人間の恥としての 今、目の前で起きている/何度も繰り返されてきた/忘却の集積の果てに/不均衡な攻撃/平和的デモへの攻撃/恥知らずの忘却/巨大な実験場/ガザの動物園/世界は何もしない/言葉とヒューマニティ/「憎しみの連鎖」で語ってはいけない/西岸で起きていること/10月7日の攻撃が意味するもの/明らかになってきた事実/問うべきは「イスラエルとは何か」/シオニズムとパレスチナ分割案/イスラエルのアパルトヘイト/人道問題ではなく、政治的問題 質疑応答 ガザに対して、今私たちができることは?/無関心な人にはどう働きかければいい?/パレスチナ問題をどう学んでいけばいい?/アメリカはなぜイスラエルを支援し続けるのか?/BDS運動とは何? 付録 もっと知るためのガイド(書籍、映画・ドキュメンタリー、ニュース・情報サイト) パレスチナ問題 関連年表 [書籍情報] サイズ:128mm×188mm ページ数:208ページ
-
中学生から知りたいパレスチナのこと|岡真理 小山哲 藤原辰史
¥1,980
[版元サイトより引用] この本から、始まる 新しい世界史=「生きるための世界史」 あらゆる人が戦争と自分を結びつけ、歴史に出会い直すために。 アラブ、ポーランド、ドイツを専門とする三人の対話から はじめて浮かび上がる「パレスチナ問題」。 世界史は書き直されなければならない。 岡「今、必要としているのは、近代500年の歴史を通して形成された『歴史の地脈』によって、この現代世界を理解するための『グローバル・ヒストリー』です」 小山「西洋史研究者の自分はなぜ、ヨーロッパの問題であるパレスチナの問題を、研究領域の外にあるかのように感じてしまっていたのか」 藤原「力を振るってきた側ではなく、力を振るわれてきた側の目線から書かれた世界史が存在しなかったことが、強国の横暴を拡大させたひとつの要因であるならば、現状に対する人文学者の責任もとても重いのです」 目次 はじめに(岡真理) Ⅰ 私たちの問題としてのパレスチナ問題 岡真理「ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題――ガザのジェノサイドと近代五百年の植民地主義」 「ユダヤ人のパレスチナ追放による離散」は史実にない/ジェノサイドが終わるだけでは不十分/ハマスの攻撃は脱植民地化を求める抵抗/イスラエル政府の発表をうのみにしてはいけない/ジェノサイドはいかなるシステムによって可能になったのか/人文学=ヒューマニティーズから考える/ガザを見たとき、日本は自国の植民地主義を想起できているか/壁一枚を隔て、安楽な生活を享受する者/「人種」はヨーロッパ植民地主義が「発明」したもの/シオニズム運動――反セム主義に対する反応/国家維持のためにホロコーストの記憶を利用する/近代学問に内包されるレイシズム 藤原辰史「ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題はなぜ軽視されてきたか」 ナチズム研究者はナチズムと向き合いきれていない/ドイツとイスラエルをつなぐ「賠償」 /ふたつの歴史家論争/誰のための「記憶文化」か/ドイツは過去を克服した優等生なのか?/「アウシュヴィッツは唯一無二の悪だ」/奴隷制は終わっていない/経済の問題、労働の問題としてのナチズム Ⅱ 小さなひとりの歴史から考える 小山哲「ある書店店主の話――ウクライナとパレスチナの歴史をつなぐもの」 ふたつの戦争のつながり/長い尺度で問題を捉える/ポーランド書店 E. ノイシュタイン/ウクライナ-ポーランド-イスラエルを結ぶ生涯/イスラエルをリードした東ヨーロッパ出身者/「国家なき民族」の国歌/シオニズム運動はドレフュス事件より前にはじまっていた/民族運動の母体となった地域/移住して国家を建設するという発想/日本も「外部」ではない/「敵は制度、味方はすべての人間」 藤原辰史「食と農を通じた暴力――ドイツ、ロシア、そしてイスラエルを事例に」 私たちの食卓の延長にある暴力/投機マネーがもたらす飢餓/プーチンの農業政策は外交の武器/ウクライナの穀物を狙う米中/国際穀物都市オデーサ/飢餓計画を主導したヘルベルト・バッケ/ホロコーストの影に隠れる「入植と飢餓」/飢えてはならない人と、飢えてもいい人/イスラエルの食と水を通じた暴力/飢餓とは「低関心」による暴力 Ⅲ 鼎談 『本当の意味での世界史』を学ぶために 今の世界史は地域史の寄せ集め/「西」とはなんなのか?/ナチズムは近代西洋的価値観の結晶/「食を通じたイスラエルの暴力」に目が向かなかった反省/私たちの生活が奴隷制に支えられている/日本史、西洋史、東洋史という区分は帝国時代のもの/西洋史でパレスチナ研究をしたっていいはずなのに/ポーランドのマダガスカル計画/民族の悲哀を背負ったポーランドは、大国主義でもあった/イスラエル問題ではなく「パレスチナ問題」/イスラエルの暴力の起源は東欧に?/今のイスラエルのやり方は異常/押してはいけないボタン/核の時代の世界史/「反ユダヤ主義」という訳の誤り おわりに(小山哲) 本書成立の経緯(藤原辰史) [書籍情報] サイズ:128mm×188mm 製本:並製 ページ数:224ページ
-
中学生から知りたいウクライナのこと|小山哲 藤原辰史
¥1,760
[版元サイトより引用] 生きることの歴史、生きのびるための道。 黒土地帯、第二次ポーランド分割、コサック…地理や世界史の教科書にも載っているこうした言葉に血を通わせる。 「ウクライナを知る」第一歩はここからはじまる。 二人の歴史学者が意を決しておこなった講義・対談を完全再現。緊急発刊! MSLive! BOOKSシリーズ 「小国を見過ごすことのない」歴史の学び方を、今こそ! ・ロシアが絶対に許されない理由…? ・西側諸国、日本が犯してきた罪…? ・「プーチンが悪い」という個人還元主義では、負の連鎖は止まらない…? イベント参加者の声 ・歴史を知ることで、ニュースの解像度が上がり、そこに暮らす人びとの顔が見えてくるような感覚をおぼえました。 ・軍事評論家や国際政治学者の解説ではなく、こういう話が聞きたかったです。 ・「国」と「人」をいっしょくたにせず、どのように平和を築いていくのか。自分の姿勢を問い直す貴重な機会でした。 MSLive! BOOKSとは? ミシマ社が2020年5月にスタートしたオンラインイベント、「MSLive!」。 「MSLive! BOOKS」は、オンラインイベントのライブ感をそのまま詰め込んだ書籍シリーズです。イベントに参加くださった方々から、イベントの内容を活字化したものを販売してほしいというリクエストをたくさんいただき、実現することになりました。 目次 はじめに Ⅰ ウクライナの人びとに連帯する声明(自由と平和のための京大有志の会) Ⅱ ウクライナ侵攻について(藤原辰史) Ⅲ 講義 歴史学者と学ぶウクライナのこと 地域としてのウクライナの歴史(小山哲) 小国を見過ごすことのない歴史の学び方(藤原辰史) Ⅳ 対談 歴史学者と学ぶウクライナのこと(小山哲・藤原辰史) Ⅴ 中学生から知りたいウクライナのこと 今こそ構造的暴力を考える(藤原辰史) ウクライナの歴史をもっと知るための読書案内(小山哲) おわりに [書籍情報] サイズ:128mm×188mm 製本:並製 ページ数:208ページ

