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Gift wrapping
¥440
希望されるラッピングの個数分をカートにお入れください。 複数の商品をご注文の場合で、2つ以上に分けてラッピングをご希望の場合は、組み合わせの詳細をご注文時の備考欄にご記入ください。 ラッピングに使用するのは、インドの伝統民族衣装などをリサイクルし、フェアトレードNGO・SASHAの作り手によって縫い合わせられた布袋です。色や柄はランダムです。
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ikuzine
¥1,600
[版元サイトより引用] ポッドキャスト番組「IN OUR LIFE」からお届けするZINEの第二弾。 テーマは「育児」です。 2021年に子どもが誕生し、それから約四年弱のあいだ、番組内で育児について話した内容を再構成したZINEになります。自分自身が主体的に育児に携わる中で、日々思考することがたくさんあるわけですが、育児本で自分がフィールできるものを見つけることは本当に難しいです。ハウツー、イクメン文脈といった本はたくさんあるものの、育児に携わる中で考えることについて言語化された本はなかなか見当たりません。そんな中で、今回のZINEでは、子どもを産み、育てることについて多角的に対話した内容を収録しており、画期的な「育児本」となっています。 なかでも、最高の育児・保育園小説『たのしい保育園』をリリースしたことも記憶に新しい、小説家の滝口悠生さんとのエピソードを多数収録しています。滝口さんから見た育児、子どもに対する視点は『たのしい保育園』のビハインド・ザ・シーンとしても楽しめるはずです。 また、このZINEのアイデアをいただいた写真家の植本一子さんとのエピソードも収録しています。このZINEは、植本さん、滝口さんとの共著であり名著『さびしさについて』の延長線として位置付けることも可能であり、二人との対話をそれぞれ収録できたこと大変嬉しく思います。 また、ポッドキャストにいつも出演してくれている友人たちとの育児に関する対話も収録しています。こちらでは、既存の本やSNSでは拾いきれないだろう育児における喜びや、ままならなさについてフランクに話していますので是非お読みくださいませ。 目次 ・Thank you my daughter(ゲスト:滝口悠生さん) ・寝かしつけのうた ・It's all about give and take(ゲスト:滝口悠生さん) ・子どもがいること Part. 2 ・Real dad club(ゲスト:滝口悠生さん) ・子どもの夢がYouTuber ・The man who knew too much(ゲスト:滝口悠生さん) ・育児本を探すのが難しい ・Work.Pump.Repeat ・スラックスとランドセル (ゲスト:植本一子さん) [書籍情報] サイズ:148mm×210mm ページ数:144ページ
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Personal matters -結婚のこと-|星野文月
¥1,320
[版元サイトより引用] 結婚に憧れを抱けず、どこか抵抗感を感じていた自分が、実際に結婚してから直面した葛藤や揺らぎを綴ったルポ・エッセイです。 「結婚した人」として見られる居心地の悪さや、揺れ続けるセクシャリティ、ほかにも好きな人がいること— 制度や常識にぶつかりながら、”人と一緒に生きる”ことと”自分のままでいる”ことのあいだで揺れながら綴った一冊です。 目次 のれない「恋愛」 社会保険 さみしい結婚観 ほかにも好きな人がいること セクシャリティがわからない 婚約 入籍 わたしにとってのセックス 愛されることがこわい ふたりで生きる [書籍情報] サイズ:105mm×173mm ページ数:104ページ
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がんばらないコンポスト生活|服部雄一郎
¥1,870
[版元サイトより引用] ありそうでなかった! コンポストについてのあれこれがわかる1冊 環境問題や土壌に関する書籍が多数出版されている中、ありそうでなかったコンポストの本です。サステイナブルな暮らしで注目を集める著者による、コンポストの実践法、4人の実践者へのインタビューなどを掲載しています。 編集者のおすすめポイント コンポストとは家庭から出る生ごみや草木などを入れて、微生物のはたらきによって堆肥にする容器です。バケツ型、バッグ型など様々な形式があり、堆肥を作らないキエーロというものもあります。 著者の服部さんは、20年コンポストのある生活を続けて今も室内と屋外でコンポストを使った生活を送っています。これまでに経験をした失敗も含め、コンポストのある生活の良さを綴っていただきました。 著者の実践方法はもちろん、4人のコンポスト実践者へのインタビューも載せ、読者の生活スタイルに合わせてコンポストを取り入れるヒントを多数掲載しています。家庭の生ごみを減らしたい人はもちろん、環境問題に関わりたいと思っている人に手にして頂きたい1冊です。 目次 はじめに コンポストはがんばらなくていい 1章 めくるめくコンポストの世界 1 運命の出会い 2 コンポストで人生が変わる 3 わが家のおすすめコンポスト 4 あなたに合うタイプはどれ? 5 トラブルが起きたら? 6 さらに広がるコンポストの世界 2章 コンポストと暮らす人たち 1 NICOさん 2 eriさん 3 松本信夫さん 4 西川美和子さん 3章 コンポストに流れる時間と実践例 1 1か月の流れ 2 1日の流れ 3 1年の流れ おわりに コンポストがつなげる「輪」 [書籍情報] サイズ:130mm×210mm ページ数:208ページ
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武器としての非暴力 日常からはじめる抵抗論|中見真理
¥1,023
[版元サイトより引用] 「普通の人」が社会を変えるには 強権的なリーダーが幅を利かせる世界で、私たちはいかに抵抗しえるのか? 平和運動に軍事的戦略性を持ちこんだジーン・シャープの非暴力闘争論を足掛かりに、とりたてて勇敢でも立派でもない「普通の人」が社会変革に携わる方策を明快に提示する。「100分de名著」の番組テキストに、日本の平和運動家や非暴力闘争についてを加筆して構成。身近な抑圧や服従から抜け出すための実践的ヒントも満載の一冊! [書籍情報] サイズ:110mm×172mm ページ数:224ページ
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POLYPHONY vol.1 複数で生きる
¥800
[版元サイトより引用] 2025年。ゆだねと水槽とそのまわりで観測された、性愛や恋愛、規範にとらわれない関係や生き方を記録した初の合同zine。 江國香織『きらきらひかる』を起点とした対談、「複数で生きる」を主題に6人が綴ったエッセイ、コンテンツ紹介コラムなどたっぷり収録。 [書籍情報] サイズ:148mm×210mm ページ数:80ページ
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戦争と芸術の「境界」で語りをひらく 有田・大村・朝鮮と脱植民地化|山口祐香 チョン・ユギョン
¥2,200
[版元サイトより引用] 朝鮮人陶工が創始した有田焼で型取りし、陶製手りゅう弾を模した架空の焼き物「大村焼」が刻む、歴史と表現――。 若手研究者と現代美術作家による対話、論考、エッセイ、そして抵抗のアートを通して、自由を奪われた人々について言葉を交わし、社会とつながり、考え続けるためのたしかな試み。 有田焼がうまれた400年前から現在まで繰り返された戦争と移動、そしていまに続く排外主義や差別をなくしていくには? 日本社会で見過ごされがちな歴史課題を問い直しながら、忘却に抗う言葉を記録する。 世界で、目の前で巻き起こっている差別や虐殺をそれぞれが語り、怒りを共有し、あきらめないためにぜひ読んでいただきたい1冊です。 目次 まえがき 「場違い」な私たち――朝鮮と日本をめぐる境界の歴史 チョン・ユギョン 第1章 「大村収容所」から「大村焼」まで 山口祐香 第2章 〈大村焼〉シリーズ/ドットシリーズ/KKWANG!シリーズ 作品解説 チョン・ユギョン 第3章 [対談]ローカルからとらえなおす「戦争と芸術」 第4章 B面の日韓越境史 山口祐香 第5章 [対談]「境界線」でぶつかる音を表現し、語る 第6章 牛歩と遊歩──制度のはざまを歩く チョン・ユギョン 第7章 「故郷」をつくる――有田・人とうつわの400年史 山口祐香 本書のテーマをもっと考えるためのBOOK GUIDE 主要参考文献 初出一覧 [書籍情報] サイズ:123mm×168mm ページ数:192ページ
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しゃべって、しゃべって、しゃべクラシー! 憲法・選挙・『虎に翼』|かにクラブ 國本依伸
¥1,870
[版元サイトより引用] 目的のないおしゃべりこそ、民主主義の第一歩! しゃべクラシー=おしゃべり+民主主義(デモクラシー)。 『虎に翼』が縁でつながった、共に関西在住の女性3人おしゃべりユニットとベテラン弁護士。法について学び、選挙の行方を憂い、政治、社会、エンタメ、表現など、縦横無尽に語りまくった。緊急発行して話題となったZINE「参政党憲法をかわりに読んでみた。」を大拡張、読んだらきっとあのモヤモヤを誰かとしゃべりたくなる、元気と勇気と笑いにあふれた1冊。 目次 まえがきのおしゃべり NHK連続テレビ小説『虎に翼』をきっかけにつながったカニクラブと國本さん。出会いからZINEの制作、今日に至るまでのまえがきを4人の「おしゃべり」でお届けします。 1章 法でみんな、生き残ることはできる? 『虎に翼』をきっかけに、法や法律について考え始めたカニクラブ。日常にはびこる差別、終わらない戦争や虐殺などに立ち向かう「法」の力はないのだろうか? そんな疑問に答えてもらうべく、法のプロ・國本さんの元を訪ねました。 2章 参政党憲法をかわりに読んでみた。 2025年7月に行われた参議院選挙。「日本人ファースト」を掲げ、差別を煽動する参政党が躍進していることに、危機感を募らせていたカニクラブ。國本さんの呼びかけで、参政党の憲法草案を読み合い、緊急編のZINEを制作することに……。 3章 選挙後、これからどうする? さまざまな問題や課題を残したまま、参議院選挙が終了。この先も続くであろう不安定な状況の中で、ひとりの市民として、チームとして、マジョリティとして、どんなことをやっていけるのか。再び集い、ざっくばらんにおしゃべりしました。 おまけ タイトル案をカニクラした 本書のタイトル「しゃべクラシー」は、おしゃべり+民主主義(デモクラシー)から生まれた言葉です。どんな紆余曲折を経て、このタイトルにいきついたのか。4人で「カニクラする(長時間しゃべることを意味する)」ようすをお届けします。 [書籍情報] 著:カニクラブ、國本依伸 編:浪花朱音 装丁:小松洋子 装画:金 明和 サイズ:128mm×188mm 製本:並製 ページ数:192ページ
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「ふつう」じゃない話をしよう 社会を編み直す読書会
¥800
[版元サイトより引用] 「ふつう」って一体なんだろう? 日常を取り巻く「ふつう」のおかしさを、読書会で扱った6冊の書籍と19のキーワードで紐解く。 生きづらい社会から抜け出すヒントを手探りするZINE。 目次 京都ではじめた社会の話 グランドルール 第1章 差別を紐解く ―キム・ジヘ『差別はたいてい悪意のない人がする』 第2章 見えない傷を見るために ―『<寝た子>なんているの?』 第3章 いまある社会の基準を疑う ―チェ・スンボム『私は男でフェミニストです』 第4章 能力主義はフェアなのか? ―伊藤亜沙『目の見えない人は世界をどう見ているのか』 第5章 そのやさしさは誰のため? ―『思いがけず利他』 第6章 違ったままでともに生きる ―『わたしはわたし。あなたじゃない。』 番外 京都でできた「人権条例」 おわりに 索引 [書籍情報] 編著:HInC(Hate Isn't Cool) サイズ:148mm×210mm ページ数:78ページ
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多様で複雑な世界を、いまどう描くか 12人のマンガ家・イラストレーターの表現と思索の記録
¥2,420
[版元サイトより引用] みんなで考えたい 変わり続ける世界と表現のこと 近年、当事者や支援者、また研究者などの長年の働きかけによって、人間の多様な在り方、社会に根づく差別や偏見、不均衡な社会構造がより明らかになり、「ポリティカル・コレクトネス」、「DEI」、「多様性」といった言葉や、そのような視点を反映した表現に触れる機会も増えました。これらは公正で平等な社会を目指す重要な取り組みであると同時に、自分自身をも顧みなければならない側面があります。自分の表現が、あるいは自分が受け取ってきた表現が、誰かを、もしかすると自分すらも傷つけてきたのではないか? そうした問いに向き合うことは、時に痛みや葛藤、戸惑いを伴う複雑な体験です。 そんな現在の状況を背景に、本書では「人」と「世界」、そして「表現」に向き合い、制作を続ける12人のマンガ家・イラストレーターの方々に、制作のモチベーションや葛藤、日々考えていること、過去と現在における変化などを訊ねたインタビューと共に、皆さんがこれまでに制作された作品の一部をご紹介します。 さらに、「人物表象」、「障害者とその生」、「ジェンダー平等とフェミニズム」、「人種的・民族的マイノリティの現実」、「LGBTQ+とロールモデル」、「ルッキズム」という6つのテーマをピックアップし、各分野の識者の方々に「考えを深めるヒント」となる書籍やZINE、映画をご紹介いただく特別寄稿「人と世界、表現をもっと知るためのヒント」も収録しました。変わり続ける世界の中で、「表現」について改めて考えてみたり、新たな対話のきっかけになったりする、そんな1冊です。 目次 はじめに 作品紹介+インタビュー スケラッコ 増村十七 北村みなみ 谷口菜津子 サイトウユウスケ ながしまひろみ 木内達朗 はらだ有彩 大白小蟹 とあるアラ子 新地健郎 やまじえびね 巻末寄稿「人と世界、表現をもっと知るためのヒント」 「ヒント 1 人物表象」山本美希 「ヒント 2 障害者とその生」荒井裕樹 「ヒント 3 ジェンダー平等とフェミニズム」野中モモ 「ヒント 4 人種的・民族的マイノリティの現実」下地 ローレンス吉孝 「ヒント 5 LGBTQ+とロールモデル」潟見陽 「ヒント 6 ルッキズム」長田杏奈 参考文献 [書籍情報] サイズ:150mm×210mm ページ数:224ページ
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私たちが日本を出る理由 それでも日本で生きていく?
¥1,100
[版元サイトより引用] オランダ、カナダ、アメリカ、日本に住む女性・ノンバイナリの書き手総勢8名+ゲスト寄稿者(文筆家ひらりささん)に「日本を出た理由・出ようと思ったきっかけ」をテーマに寄稿を依頼しました。 また、日本に移住したRainaと、日本を出た石田による対談ページも収録されています。 なかなか話しにくい「日本を出る理由」について、日本にいる人は、海外に出てしまった人から聞く術がありません。zineという安全な場所で語られた「日本を出るきっかけや思い」について知ることは、日本に住む人にも新たな刺激やヒントとなるはずです。 日本を出た人も、出ようかと迷っている人も、戻ってきた人も、誰も置いていかないzineです。 目次 ・推しが活動休止したので、日本にいる意味がなくなった/chisaco ・男を殺さず生き延びる方法/sakura ・カナダ、オンタリオ州オタワで働いている36歳の私から、日本の田舎で、家賃 3万8千円、1Kの汚部屋に住んでいた22歳の私へ。/ぱん ・帰りたい、帰れない、ホーム/Azusa ・日本を出たい私と留まる私の葛藤/春巻 ・対談 Raina×石田 ・日本に戻ってきた私の場合/ひらりさ [書籍情報] サイズ:147mm×210mm ページ数:66ページ
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アナキズムQ&A やっちゃう、やっちゃえ、やっちゃった|栗原康
¥1,980
[版元サイトより引用] アナキズムとは、何にも支配されないこと。 ビギナーからマニアまで。 QさんAさんの軽快なトークで、自分の中の固定観念から解放され、人を縛る社会の仕組みから逃れ、統治から自由に生きる! 「QさんAさんのウィットと叡智に満ちたアナキズム漫談。違うから、深まるんだ。 友/敵の垣根を超える方法は、アナキストが知っている」ブレイディみかこ(ライター) 「あらゆる軛(くびき)からのがれ内なる生の躍動に身をまかせるのがアナキズムなら、私もアナキストである」角幡唯介(探検家) ・税金、政府、議会制民主主義、警察、監獄、統治。どうして全部いらないか?(第1章) ・アナキストは「労働からの自由」を求め、資本主義に浸かった「魂」を自分たちの手に取り戻す。(第2章) ・直接行動とは? 権力を取らずに世界を変えるには?(第3章) ・別の世界は存在しない、別の生き方があるだけ。「他律」も「自律」もなく生きる(第4章) 目次 はじめに 第1章 さよなら、国畜【反政治の巻】 1 どうして税金はいらないのか? 2 どうして政府はいらないのか? 3 どうして議会制民主主義はいらないのか? 4 どうして警察と監獄はいらないのか? 5 どうして統治はいらないのか? 第2章 カネで買える自由がほしいのかい【反資本主義の巻】 1 アナキストははたらかないぞ ――「労働からの自由」 2 アナキストは収奪に反対しますぞ――奴隷労働、囲い込み、賃労働 3 アナキストは現代の収奪をどう考えるのか?――アナルコ・コミュニズムと「収用」 4 魂の包摂か、それとも集団的想像力か 第3章 おもい、おもわれ、ふり、ふられ【直接行動の巻】 1 直接行動とはなにか 2 権力と似てきちゃおしまい ――「非対称な闘争」をしよう 3 みんな出ていけ、ひとりも残るな――「権力の脱構成」 4 「エコロジストのラジカル化、ラジカリストのエコロジー化」とはなにか 5 隠れろ、逃げろ――集団的匿名性とはなにか 6 権力をとらずに世界を変える――ドゥルティ旅団、サパティスタ、ロジャヴァ革命 第4章 いま! いま! いま!【革命の巻】 1 別の世界は存在しない、別の生き方があるだけだ 2 上下関係のない闘い ドゥルティ旅団の継承者たち――シチュアシオニスト、ブラックマスク 3 どんな感情をもつことでも、感情をもつことは、つねに、絶対的に、ただしい 4 アナキストの天皇制観 5 なぜという問いなしに――アナーキー、自然、コミュニズム 6 自律でもなく他律でもなく、ただ律だけがある 7 支配なき共同の生をつむぐ おわりに [書籍情報] サイズ:130mm×188mm ページ数:320ページ
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sees magazine 創刊号 Rescale
¥2,200
[版元サイトより引用] 創刊号のテーマは「Rescale」。 このテーマには、「規模の再編集」と「新しいものさし」という二つの意味が込められています。 地域の資源で経済と社会と自然を循環させていくには、どんなビジネスがあるといいのでしょうか。 大きすぎず、小さすぎない。まちを、仕事を面白くするような、ちょうどいい規模のビジネスはどうすればつくれるのでしょう。そして、ちょうどいい規模のビジネスを実現するためには「新しいものさし」をつくることも大切です。 私たちの社会的なものさし、価値観を新たに、地域資源と生きていく規模をつくり直す。 これからも地域の風景とともに生きていくために、「Rescale」について考えてみたいと思います。 目次 特集 Rescale – ちょうどいい規模、新しいものさし p12 哲学者・永井玲衣さんと”ちょうどいい”を考える編集会議 p19 等身大のローカルインキュベーション – 文筆家・平川克美さんとの対談 p27 身体性とリスケール – 医師・稲葉俊郎さんとの対談 – 各地のちょうどいいを探しに p38 海とスケール 「注文が入った分だけ魚を獲る漁師」 岡山県玉野市 邦美丸 p45 有機給食とスケール「地域資源と食から見つめるリスケール」徳島県神山町 Food Hub Project p54 ごみとスケール 「地域で資源が巡る未来、ごみから見えるちょうどよさ」 京都府亀岡市 ゴミの学校 p61 離島とスケール 「島から見えるちょうどいい未来とは?」大分県日田市 NPO法人 離島経済新聞 p66 畑とスケール「風土を写すシードルづくり」 長野県伊那市 カモシカシードル醸造所 コラム p75 森と畑の写真とエッセイ 写真家・高重乃輔 p86 「デンマークとHygge(ヒュッゲ)の間にあるもの」 ニールセン朋子さんインタビュー p92 「人間解放の新しい暮らしの物差しを創っていくのはだれ?」 ノンフィクション作家・島村菜津 p98 伊那谷風土展 p112 マンガ『視点』 vol1. 動いたら見えてきたもの p122 本の森 p125 森の素材ラボ インキュベーションを探求する旅 p102 千葉県南房総 「SHIP」 牧野圭太さん インタビュー p109 sees advisers’ コラム – 井上岳一/小森優美/大室 悦賀/瀧内 貫/増村江利子/谷知大輔 p116 「自分の基準を取り戻す なにかが生まれる”場”についての対談」小田裕和 × 奥田悠史 p136 inadani seesについて p128 取材を終え、いまふたたびの哲学対話 [書籍情報] サイズ:180mm×240mm ページ数:140ページ
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ゲリラガーデニング 境界なき庭づくりのためのハンドブック|リチャード・レイノルズ
¥2,420
[版元サイトより引用] 勝手耕作完全マニュアル、待望の邦訳! 世界にはいろんなことをしている人たちがいます。 本書に登場する人たちが耕しているのは自分の庭ではありません。 見つからないようにこっそりと、空き地、手入れのされていない花壇、道路の中央分離帯、行政区分のあいまいな土地、いつの間にかゴミ捨て場と化しているスポット……、そんな土地を「庭へと変えてしまう」、これがゲリラガーデニングです。 その土地の成り立ちを調べ、見つからないように細心の注意を払い、無断で、創造的に、まるで魔法のように、ふさわしい植物で飾るちょっと物騒でアナーキーな庭づくり。 著者・レイノルズ氏の試みと世界中の実例を紹介しながら、伐られていく世界の中で「植えていく」ことに突き進む。読んだらやってみたくなることまちがいなしの一冊です。 土を掘る、種をまく、水をやり植物を育てる。 こうし た 人間として の 当然の営みは、 土地を所有せずとも実現可能なのです。 主要目次 はじめに 第1部*ムーブメント ゲリラガーデンという運動 1. ゲリラガーデンとは? 2. なぜ闘うのか 3.何と闘うのか 4. 歴史 第2部*マニュアル ゲリラガーデニングの手引き 5. 武器(アーセナル) 6. 戦場(フィールド) 7. 宣伝(プロパガンダ) 8. 勝利(ビクトリー) 特別寄稿:境界のゲリラガーデン(東京大学だめライフ愛好会) 境界を越えて耕すということ(くまたろう) [書籍情報] 著:リチャード・レイノルズ 訳:甘糟智子 寄稿:東京大学だめライフ愛好会 サイズ:128mm×188mm 製本:並製 ページ数:224ページ
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over and over magazine issue01 選択
¥2,000
[版元インスタグラムより引用] 日々の選択から想起できるものは何だろう。私たちが見ている部分(枝葉)はそこを支えている歴史や思想などの背景(根茎)から生まれるものである。しかしそれらは地中に埋まり、掘り返さなくば実情を確認することはできない。私たちは、それらを"視"、人生で繰り返される選択に適用できているのだろうか。magazineを通して、問いかけたい。 目次 ・哲学対話 - 見えない選択とは何か ・エッセイ “our choices” | うえまつ ・「個人的なことは政治的なこと」うちらにとって「個人的なこと」って ・インタビュー with メリッサ 「文化の盗用と“リスペクト”」 ・もっと学び続けようBLM ・買い物は政治的、でもそれって「みんな」のため? ・コスメの選択肢は拡張する。ななむとうえまつpick ・フリープロフ帳 DIVINEなあんたのこと、あーしに教えてよー ・同意を取るとき“どうい”うの? ・選択的ふうふ別姓のあいうえお ・インタビュー with ラビアナ 「カミソリという名の資本主義」 ・エッセイ「ただ住む町のこと選べないってだけじゃない」 | Saki・Sohee ・在外選挙とは誰もが選挙権を行使できる仕組みに ・ニュージーランド・アオテアロアの政治的レプリゼンテーション | おはな ・ファンダムとケア考察 | Kai Miyaki ・Who made my cloth? 見えない過程も辿る ・インタビュー with ANACTION 「日本の環境活動に選択を。」 ・少し拡張したアクションの選択肢 ・身の回りのトキシックマスキュリニティを考える ・選択って何ですか? 語学交換appで聞いてみた ・わたしたちと日々の選択 ・のんびり質疑応答会 [書籍情報] 編:Saki・Sohee Kai Miyaki サイズ:210mm×297mm ページ数:68ページ
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over and over magazine issue02 東アジアとナラティヴ
¥2,500
[版元インスタグラムより引用] 私たちが生活する東アジア。その多くはメディアを通じてカルチャーやニュースで見聞きしているけれど、実際のところ「東アジア」ってなんなのだろう? 消費するだけでなく、それぞれの物語、歴史や個人の経験に至るまで、そうしたナラティヴに目を向けることできっと今のカルチャーや政治、これからの日々を生きるためのアイデアが見つかるかも。 皆さんと同じように、この1年で私たちの暮らしも変化しました。 新たな出会いや気づきやクリエイティブは新しく、根源にある「何度も何度も」「rhizome」はそのままに。 日常と政治の間に存在する環世界を創造し、様々な二元論を中和、再構築していきます。 [書籍情報] 編:Saki・Sohee Kai Miyaki サイズ:210mm×297mm ページ数:128ページ
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Kaguya Planet No.1 気候危機
¥1,650
[版元サイトより引用] 気温上昇、海洋汚染、エネルギー問題など、地球環境と人間や生物たちに大きな影響を及ぼしている気候変動。 身近な生活の中でも感じられるほどの変化が顕在化し、早急な改善や解決が叫ばれる一方、さまざまな社会問題と絡み合っている複雑な問題でもあります。 マガジン『Kaguya Planet』の記念すべき創刊第1号には、気候危機にまつわる短編小説を3編と、ブックレビューやコラムを収録しました。 フィクションや批評を通して、気候危機が抱える〈交差性〉の一端をのぞき見てみませんか。 コンテンツ 小説 化野夕陽「春の魚」 津久井五月「われらアルカディアにありき」 エラ・メンズィーズ「雨から離れて」(川崎遥佳訳) ブックレビュー 堀川夢 アンナ・カヴァン『氷』 コラム 鯨ヶ岬勇士「バルタン星人と気候危機〈二〇億三〇〇〇万人の移住〉」 齋藤隼飛「気候危機の時代のSF映画」 インタビュー ゲーム『Rise of the Ronin』英語版 高杉晋作役 リック・クマザワが語るレプリゼンテーション 映画『ペナルティループ』監督・荒木伸ニ 俳優・山下リオ PICK UP 『流転の地球 ─太陽系脱出計画─』 [書籍情報] 編:Kaguya Planet 編集部 サイズ:148mm×210mm ページ数:64ページ
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Kaguya Planet No.2 パレスチナ
¥1,650
[版元サイトより引用] 語りと報道の偏りに抗して 2023年10月7日以降、イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への攻撃が激化しています。 この攻撃は、決して10月7日に突然始まったものではなく、70年以上にわたる迫害と虐殺の歴史とひと続きの民族浄化です。そして、この惨状を招いてしまった責任の一端は、植民地主義や深刻な人権侵害をずっと見て見ぬふりしてきた国際社会にあります。 日本でSFに携わるメディアとして果たすべき責任は何か。そう考えて、これまで日本にあまり届けられてこなかった、パレスチナのSFを紹介する特集を組みました。 特集では、パレスチナ人作家、パレスチナにルーツのある作家による、パレスチナを舞台にした小説を掲載している他、編集部による解説やテーマに関連したコラムを掲載しています。 コンテンツ 小説 ズィヤード・ハッダーシュ「ここの外では」(佐藤祐朔訳) ソニア・スライマーン「ムニーラと月」(岸谷薄荷訳、佐藤まな監訳) タスニーム・アブータビーフ「継承の息吹」(岸谷薄荷訳、佐藤まな監訳) 牧野大寧「城南中学校生徒会役員選挙『カレーVSラーメン』」 コラム 井上彼方「SFとイスラエルとパレスチナ」 堀川夢「英語で読むパレスチナのSF」 齋藤隼飛「プレイヤーへの期待、その裏にあるキュレーターの責任」 鯨ヶ岬勇士「スーパーヒーローはどこにいるのか。それはあなたかもしれない。」 PICK UP 『野球SF傑作選 ベストナイン2024』 『SF作家はこう考える 創作世界の最前線をたずねて』 インタビュー 映画『カミノフデ 〜怪獣たちのいる島〜』総監督・村瀬継蔵&特撮監督・佐藤大介 インタビュー(紙版のみ) SF作家対談:天沢時生×水町綜「不良とバイクとSFと」 イベントレポート IMAGINARC 想像力の音楽 VGプラスの活動報告 [書籍情報] 編:Kaguya Planet 編集部 サイズ:148mm×210mm ページ数:106ページ
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Kaguya Planet No.5 おじさん
¥1,650
[版元サイトより引用] 今こそ、おじさんの話をしよう ネガティブなイメージがつきまといがちなおじさん。家父長制的な社会の仕組みの中で権力の象徴となっているおじさん。つきまとうイメージや立場が強固であるため、個人の努力ではそこから抜け出せなくなってしまっているおじさん。マジョリティであるからこそ、自らの弱さやそのケアについて語る言葉を持つのが難しいおじさん。そんなおじさんたちのこれからについて、「今・ここ」とは異なる世界を志向するSF的な想像力とともに考える。 コンテンツ 小説 ティファニー・シュエ「魚を釣るからそばにいて」(堀川夢 訳) 倉田タカシ「やめたくなって」 友田とん「上映会のおじさんたち」 ブックレビュー/コラム 堀川夢 パヴェル・ブリッチ『夜な夜な天使は舞い降りる』ブックレビュー 齋藤隼飛「《マルチおじさん・サーガ》─ケアが生むホモソーシャルを超えて─」 森﨑雅世「めんどくさくも憎めない『おじさん』の行く末」 インタビュー 上田早夕里「枠にはめられない〝生〟を見つめ続けて」 連続企画 持続可能な同人誌作りを考える② 販売・宣伝・営業 PICK UP 映画『ミッキー17』・『異端者の家』・『ノスフェラトゥ』 企画紹介 日韓SF交換日記 日本SF作家クラブ&韓国SF作家連帯 イベントレポート 全身で朗読に浸る贅沢体験 川野芽生朗読ライブ「月面文字朗読一例」 VGプラスの活動報告 [書籍情報] 編:Kaguya Planet 編集部 サイズ:148mm×210mm ページ数:126ページ
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路上の抵抗誌 第二号
¥1,320
[版元サイトより引用] 第二号の特集テーマは「カタストロフと路上」。戦争や災害などのさまざまなカタストロフ(大惨事)に対して、それぞれの異なる立場から見たことや考えたことについての寄稿やインタビューを収録しています。 [書籍情報] サイズ:182mm×256mm ページ数:88ページ
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クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書|小野寺伝助
¥825
[版元サイトより引用] クソみたいな世界だなぁ、クソみたいな自分だなぁ、という日々に。 パンク的価値観による、パンク的読書を。 掲載タイトル 第1章「はみ出す」 「うらおもて人生録」著:色川武大 「アナキズム・イン・ザ・UK 壊れた英国とパンク保育士奮闘記」著:ブレイディみかこ 「断片的なものの社会学」著:岸政彦 「ガケ書房の頃」著:山下賢二 「エリック・ホッファー自伝 構想された真実 」著:エリック・ホッファー 第2章「D.I.Y精神」 「檀流クッキング」著:檀一雄 「あしたから出版社」著:島田潤一郎 「圏外編集者」著:都築響一 「ゼロからトースターを作ってみた結果」著:トーマス・トウェイツ 「壊れた世界で”グッドライフ”を探して」著:マーク・サンディーン 「夜と霧」著:ヴィクトール・E・フランクル 第3章「NO WAR」 「街場の戦争論」 著:内田樹 「憲法九条を世界遺産に」著:太田光・中沢新一 「ぼくらの民主主義なんだぜ」著:高橋源一郎 「一九八四年」 著:ジョージ・オーウェル 「バカボンのパパと読む「老子」」 著:ドリアン助川 「あの素晴らしき七年」著:エトガル・ケレット 第4章「ローカルとユニティ」 「「消費」をやめる~銭湯経済のすすめ~」著:平川克美 「新宿駅最後の小さなお店ベルク」著:井野朋也 「怪しい交遊録」阿佐田哲也 著 「サードウェーブ・コーヒー読本」 著:茶太郎豆央 「田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」」著:渡邉 格 第5章「破壊と構築」 「サンショウウオの明るい禅」著:玄侑宗久 「いのちの食べ方」著:森達也 「学校で教えてくれない音楽」著:大友良英 「勉強の哲学~来るべきバカのために~」著:千葉雅也 第6章「衝動と行動」 「快楽主義の哲学」著:澁澤龍彦 「へろへろ」著:鹿子裕文 「生きているのはひまつぶし」著:深沢七郎 「人間滅亡的人生案内」著:深沢七郎 「モモ」著:ミヒャエル・エンデ [書籍情報] サイズ:148mm×210mm ページ数:82ページ
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クソみたいな世界で抗うためのパンク的読書|小野寺伝助
¥935
[版元サイトより引用] 2018年に刊行した『クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書』の続編です。2019年〜2022年までのH.A.Bノ冊子(H.A.B)やPOPEYEWeb(マガジンハウス)での連載、KKV Neighborhoodへの寄稿に、書き下ろしを加えた全31編。 「ユニティ」「D.I.Y」「反差別」「NO WAR」「NO FUTURE」「REVOLUTION」など、考え方やライフスタイルとしてのパンクに通ずる良書を紹介することで、クソみたいな世界で抗い、生きづらい現代にツバを吐いて軽やかに生きるためのパンク的価値観を提示します。 目次 1.UNITY 「共に在ること」で抗う 2.D.I.Y 「自分自身」で抗う 3.ANTI RACISM 「知識」で抗う 4.NO WAR 「言葉」で抗う 5.NO FUTURE 「いまここ」で抗う 6. REVOLUTION 「世界を変える」で抗う 紹介している書籍 『チョンキンマンションのボスは知っている』小川さやか/『「国境なき医師団」を見に行く』いとうせいこう/『壁の向こうの住人たち』A.R.ホックシールド/『聖なるズー』濱野ちひろ/『はずれ者が進化をつくる』稲垣栄洋/『ドブロクをつくろう』前田俊彦/『怠惰の美徳』梅崎春生/『結婚の奴』能町みね子/『説教したがる男たち』レベッカ・ソルニット/『ヒロインズ』ケイト・ザンブレノ/『何が私をこうさせたか』金子文子/『フライデー・ブラック』ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー/ 『もうひとつの青春 同性愛者たち』井田真木子/『ある奴隷少女に起こった出来事』ハリエット・アン・ジェイコブズ/『牛乳配達DIARY』INA/『テヘランでロリータを読む』アーザル・ナフィーシー/『生き延びるための思想』上野千鶴子/『何でも見てやろう』小田実/『ビリー・リンの永遠の一日』ベン・ファウンテン/『ガザに地下鉄が走る日』岡真理/『脇道にそれる』尹雄大/『ベルリンうわの空ウンターグルンド』香山哲/『現代思想入門』千葉雅也『急に具合が悪くなる』宮野真生子・磯野真穂/『気流の鳴る音』真木悠介/『むしろ、考える家事』山崎ナオコーラ/『うしろめたさの人類学』松村圭一郎/『人新世の「資本論」』斎藤幸平/『ブルシット・ジョブ』デヴィッド・グレーバー/『LONG WAY HOME』カナイフユキ/『ナナメの夕暮れ』若林正恭 [書籍情報] サイズ:148mm×210mm ページ数:82ページ
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読書と暴動 プッシー・ライオットのアクティビズム入門|ナージャ・トロコンニコワ
¥2,860
[版元サイトより引用] ロシアのフェミニスト・パンク・プロテスト・アート集団プッシー・ライオット創立メンバーが現代を生き抜くために必要な“実践的な知”を10のルールに基づいて紹介する、異色の生き方の指南書(サバイバル・ガイド) カラフルな目出し帽。挑発的なライブ・パフォーマンス。FIFAワールドカップ決勝戦への乱入。結成時から現在に至るまで、常に世間の耳目を集めるロシアのフェミニスト・パンク・プロテストアート集団、プッシー・ライオットとはいかなるグループなのか? なぜ結成されたのか? その真の目的とは? 本著は、プッシー・ライオット創設メンバーであるナージャ・トロコンニコワがその全貌を明らかにした著書『Read & Riot』(2018年)の翻訳本です。 プッシー・ライオットの設立経緯から、かれらがロシア国内でおこなった数々のアクション、さらにはロシア当局に逮捕されたのちの苛烈極まる獄中生活までを綴ったトロコンニコワの手記でありながら、同時に、著者がそうした体験のなかから得た“実践的な知”を紹介する生き方の指南書(サバイバル・ガイド)とも言える内容の1冊。 ロシアでフェミニストでクィアであることの意味とは? アクティビズムは社会でどんな役割を果たすのか? アートとアクティビズムはいかに交差するのか? ハーバード大学やケンブリッジ大学で講演をおこなうアクティビストで、アイ・ウェイウェイやジェニー・ホルツァー、ジュディ・シカゴらの系譜に連なるアーティストのトロコンニコワが、カントからニーナ・シモン、あるいはウィトゲンシュタインからパンク・ソングの歌詞までを縦横無尽に引用しながら、そうした疑問の数々にユーモアたっぷりに答えていきます。 また本著には、キム・ゴードン(ミュージシャン)、オリヴィア・ワイルド(『ブックスマート』監督、俳優)によるあとがき、著者が日本版のために書き下ろしたまえがき、文化理論やメディア文化論を専門とする清水知子さん(東京藝術大学教授)の解説のほか、「あるプッシー・ライオットの推薦図書リスト」を収載しています。翻訳は野中モモさん、装丁は山中アツシさんによるものです。 目次 文化労働者としてのアーティスト――日本版のためのまえがき イントロダクション ルール1:海賊になれ ルール2:ドゥ・イット・ユアセルフ ルール3:喜びを取り戻せ ルール4:政府をびびらせろ ルール5:アート罪を犯せ ルール6:権力の濫用を見逃すな ルール7:簡単に諦めるな。抵抗せよ。団結せよ。 ルール8:刑務所からの脱出 ルール9:オルタナティヴを創造せよ ルール10:ビー・ア・(ウー)マン 最終声明:希望は絶望から生まれる この本に寄せて:キム・ゴードン この本に寄せて:オリヴィア・ワイルド 解説:清水知子(東京藝術大学教授) 巻末コンテンツ:あるプッシー・ライオットの推薦図書リスト [書籍情報] 著:ナージャ・トロコンニコワ 訳:野中モモ 解説:清水知子(東京藝術大学教授) 装丁:山中アツシ デザイン:川名潤 サイズ:120mm×188mm 製本:並製 ページ数:304ページ
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ハチドリ舎のつくりかた ソーシャルブックカフェのある街へ|安彦恵里香
¥1,980
[版元サイトより引用] まじめに社会を語っても浮かない場所がほしい! 広島平和記念公園から歩いてすぐ。ハチドリ舎は「まじめなことを話しても引かれない場」——人と人、広島と世界をつなげるソーシャルブックカフェ。月に30のイベントを開くこの場所はどのように生まれたのか? 目次 WHAT? 01【ハチドリ舎とは?】まじめに社会問題を語っても“引かれない”場所が欲しい! 02【ハチドリ舎をつくった理由】人と人、人と世界がつながれば、少しずつ世界は良くなると信じている。 03【ソーシャルブックカフェ】もはや壮大な“積ん読”!? 店にあふれる本は知らない世界への窓。 04【ヒバクシャ】考える種をくれた被爆者の友達。対話の中で原爆を感じてほしい。 05【核廃絶】ヒロシマに暮らす人間だから発信できるメッセージがある。 06【マイノリティ】自分はノーマルと思ってる? 普通なんてものはないんだよ。 07【憲法】憲法はわたしたちの権利と自由を守るためにあるともっと知ってもらいたい! 08【選挙】選挙は“闘いの場”じゃない。社会を共に考える仲間が集う場所。 09【ジェンダー】結婚するかしないか? 産むか産まないか? 女性の生き方はそれだけじゃない。 10【自分を愛する】自分を責め立て罰するのは自分。自分を愛せれば社会も変わる。 11【シビックプライド】不可解な広島市中央図書館移転、10時間耐久イベントで楽しく対抗。 12【ドキュメンタリー映画】異国の空気をリアルに感じる「百聞は一見に如かず」の力。 13【コラボレーション】イベントは基本“出会いベース”。自然におもしろい人が集まってくる。 14【ヒロシマガイド】大事なのは自分の考えや視点をもつこと。そのための学びの場をつくりつづける。 HOW? 01【物件の見つけ方】想いを持って動き出すと、不思議とご縁がつながっていく。 02【お店のつくり方】手作りにこだわった店づくり、愛着とストーリーが生まれた。 03【お金の工面の仕方】自己資金20万円からのカフェづくりスタート! 04【開店準備の進め方】大事なのはまず聞いてみること。思ったよりもみんな、優しい。 05【運営の仕方】自分たちが快適でいられる環境を第一に、営業時間変更。 06【イベントのつくり方】イベントは自分が知りたいこと、学びたいことをやっているだけ。 07【人の巻き込み方】思想をもつこと、それが店に合う人を呼び寄せる。 08【場の空気のつくり方】いい感じの場さえつくれたら、人は勝手に立ち上がっていく。 09【トラブルの避け方】対立も炎上もほぼゼロ。対面で話をすれば問題ない。 10【多様なルーツをもつ人との交流の仕方】外見や肩書ではなく何を感じたか、どう考えたかについて質問する。 11【リモートシステムの使い方】リモートには利点もあるけど、お店の基本は何も変わらない。 12【つらいときの乗り越え方】ハチドリ舎=とまり木。自分もこの場に救われている。 WHY? 01【いじめ】いじめられた経験があるから、いじめられる人の気持ちがわかる。 02【ビジュアル系】ビジュアル系にコスプレ。嫌なものからちゃんと逃げたんだ。 03【ピースボート(1)】夢の夢だと思っていた世界一周。わたしもやればできるんだ! 04【ピースボート(2)】せめて自分は知らない、関係ないと思う側には立たないでいたい。 05【広島へ(1)】「迷ったら迷わず楽しい道へ行け」、その言葉が背中を押してくれた。 06【広島へ(2)】大事なのは場所ではなく人だ。好きな人たちを優先したい。 07【開店前夜】いったいわたしはどうしたらいいんだ! みんなが背中を押してくれた。 08【災害ボランティア】豪雨災害のボラセンを体験して、組織づくりの重要性を痛感した。 09【よろこび】小さな出会いが社会を変える大きなうねりにつながるかも。 10【これから】ハチドリ舎に2号店はない。次はあなたがはじめる番だ。 11【若い人へのメッセージ(1)】もがいて考えつづけた先に思想の厚みは生まれる。 12【若い人へのメッセージ(2)】あなたは大切な人間だよ。そんなに不安にならなくても大丈夫。 [書籍情報] サイズ:125mm×188mm 製本:並製 ページ数:277ページ

