-
Gift Wrapping
¥440
希望されるラッピングの個数分をカートにお入れください。 複数の商品をご注文の場合で、2つ以上に分けてラッピングをご希望の場合は、組み合わせの詳細をご注文時の備考欄にご記入ください。 ラッピングに使用するのは、インドの伝統民族衣装などをリサイクルし、フェアトレードNGO「SASHA(サシャ)」の作り手によって縫い合わせられた布袋です。色・柄はランダムです。
-
〈パレスチナ寄付〉Donation for Palestine
¥300
イスラエルによるパレスチナへの入植と虐殺行為は今もなお、処罰されるどころかアメリカをはじめとする欧米の先進国によってバックアップされています。 わたしたちはパレスチナ解放のためにできるアクションを続けながらも、今日を生きるための寄付金を現地へ届けたいと考えています。 オンラインショップでお買い物いただく際、こちらの商品を一緒にカートに入れていただくことで、パレスチナへ寄付することができます。 最低金額300円から、寄付にご協力いただける金額分をカートにお入れください。(たとえば、2点で600円、3点で900円になります。) 店頭の募金箱へ入れていただいた寄付金や、寄付につながる商品の売上などとあわせて、パレスチナ現地で暮らす人たちへ送金します。 300円につき1枚、パレスチナに関するメッセージが入った布パッチまたはステッカーをお届けします。
-
「ふつう」じゃない話をしよう 社会を編み直す読書会
¥800
[版元サイトより引用] 「ふつう」って一体なんだろう? 日常を取り巻く「ふつう」のおかしさを、読書会で扱った6冊の書籍と19のキーワードで紐解く。 生きづらい社会から抜け出すヒントを手探りするZINE。 目次 京都ではじめた社会の話 グランドルール 第1章 差別を紐解く ―キム・ジヘ『差別はたいてい悪意のない人がする』 第2章 見えない傷を見るために ―『<寝た子>なんているの?』 第3章 いまある社会の基準を疑う ―チェ・スンボム『私は男でフェミニストです』 第4章 能力主義はフェアなのか? ―伊藤亜沙『目の見えない人は世界をどう見ているのか』 第5章 そのやさしさは誰のため? ―『思いがけず利他』 第6章 違ったままでともに生きる ―『わたしはわたし。あなたじゃない。』 番外 京都でできた「人権条例」 おわりに 索引 [書籍情報] 編著:HInC(Hate Isn't Cool) サイズ:148mm×210mm ページ数:78ページ
-
わたしの言ってること、わかりますか。|伊藤亜和
¥1,760
[版元サイトより引用] 新進気鋭の文筆家による、言葉にまつわるエッセイ集。セネガル人の父を持つ「ハーフ」ゆえに日本語に執着してしまうという著者。“それでも、私は日本語が好きだった。椎名林檎の歌が好きで、谷川俊太郎の「信じる」が好きで、男の人がふと漏らす「あら」の響きが好きだった。日本語は美しいと、感じることができる自分が好きだった”――残酷でやさしくて美しい言葉との邂逅を独自の視点ですくい上げ、唯一無二の世界を紡ぎ出す。 [書籍情報] サイズ:110mm×176mm ページ数:224ページ
-
多様で複雑な世界を、いまどう描くか 12人のマンガ家・イラストレーターの表現と思索の記録
¥2,420
[版元サイトより引用] みんなで考えたい 変わり続ける世界と表現のこと 近年、当事者や支援者、また研究者などの長年の働きかけによって、人間の多様な在り方、社会に根づく差別や偏見、不均衡な社会構造がより明らかになり、「ポリティカル・コレクトネス」、「DEI」、「多様性」といった言葉や、そのような視点を反映した表現に触れる機会も増えました。これらは公正で平等な社会を目指す重要な取り組みであると同時に、自分自身をも顧みなければならない側面があります。自分の表現が、あるいは自分が受け取ってきた表現が、誰かを、もしかすると自分すらも傷つけてきたのではないか? そうした問いに向き合うことは、時に痛みや葛藤、戸惑いを伴う複雑な体験です。 そんな現在の状況を背景に、本書では「人」と「世界」、そして「表現」に向き合い、制作を続ける12人のマンガ家・イラストレーターの方々に、制作のモチベーションや葛藤、日々考えていること、過去と現在における変化などを訊ねたインタビューと共に、皆さんがこれまでに制作された作品の一部をご紹介します。 さらに、「人物表象」、「障害者とその生」、「ジェンダー平等とフェミニズム」、「人種的・民族的マイノリティの現実」、「LGBTQ+とロールモデル」、「ルッキズム」という6つのテーマをピックアップし、各分野の識者の方々に「考えを深めるヒント」となる書籍やZINE、映画をご紹介いただく特別寄稿「人と世界、表現をもっと知るためのヒント」も収録しました。変わり続ける世界の中で、「表現」について改めて考えてみたり、新たな対話のきっかけになったりする、そんな1冊です。 目次 はじめに 作品紹介+インタビュー スケラッコ 増村十七 北村みなみ 谷口菜津子 サイトウユウスケ ながしまひろみ 木内達朗 はらだ有彩 大白小蟹 とあるアラ子 新地健郎 やまじえびね 巻末寄稿「人と世界、表現をもっと知るためのヒント」 「ヒント 1 人物表象」山本美希 「ヒント 2 障害者とその生」荒井裕樹 「ヒント 3 ジェンダー平等とフェミニズム」野中モモ 「ヒント 4 人種的・民族的マイノリティの現実」下地 ローレンス吉孝 「ヒント 5 LGBTQ+とロールモデル」潟見陽 「ヒント 6 ルッキズム」長田杏奈 参考文献 [書籍情報] サイズ:150mm×210mm ページ数:224ページ
-
「要するに」って言わないで 本当の自分の思いに気づくとラクになる|尹雄大
¥1,980
[版元サイトより引用] この本が目指すのは、「自分のダメなところを変える」ことではありません。 あなたが負った傷を、そっと癒すためのセルフケアです。 そのために必要なのは、自分の話を、正しいとか間違ってるとかジャッジせずに、ぜんぶ聞くこと。 そして、勇気を出してぜんぶ語ること。 「尹さんは体の声をきき、通訳してくれる。生き延びるために学んだ方法だ。」——東畑開人さん(臨床心理士) 「「自分の声を聞く」ってむずかしい。でも「自分の身体を感じる」ことはできるかもしれない。それは自分を慈しむってこと。」——青山ゆみこさん(ライター) 目次 はじめに 1.不安の中で息をする まずはきちんと「感じてみる」 「意識的さん」の心理学 フェアな関係を自分と結ぶ 生きるための手がかりは身体にある 楽で心地よいことが「本当の自分」に触れるための鍵 「違和感を大事にする」ってどういうこと? 2.自分の思いを取りこぼさない 記憶をいじくり続けることをやめる 思考のこだわりを、身体を通して手放す 安全と安心を保つ とにかく話を続ける 人間らしさと尊厳を大切にする「ユマニチュード」 ユマニチュードの技法をセルフケアに取り入れる コントロールは恐怖心を育てる 純粋な自己否定をする 3.起きていることをただ感受する 守るべき感受性とは? 苦の中にある楽さに目を向ける かけられた「呪い」 「我に返る」ことが呪いを解く 自分を否定する力を、身体を持った他者として想像してみる 「感じていること=自分そのもの」ではない パニックや痛みを丁寧に感じ直す 碇を降ろす場所 4.迎え入れるという態度 拘束と拘束感は違う 自分の過去を迎え入れる 理不尽さによって身心は歪む 自分の過去を迎え入れる 物語を受け入れ、ほどいていく 心の除湿を行う 5.変化を見届ける トラウマと呼ばれているものに対して 苦しみは、本当は再現しない 苦しみを解決するのではなく、完了させる 活路は思いもよらない方角にある 頭で考えたことを、胸に下ろして感じてみる 硬直とどう向き合うか 楽に息をする身体から始まるセルフケア [書籍情報] 著:尹雄大 装画:yeye サイズ:128mm×188mm 製本:並製 ページ数:208ページ
-
カウンセリングとは何か 変化するということ|東畑開人
¥1,540
[版元サイトより引用] 人生の変わる場所──。 カウンセリングが、いま社会へとひらかれる。臨床心理学の歴史に打ち立てられた、新たな金字塔。 精神分析、ユング心理学、認知行動療法、家族療法、人間性心理学── バラバラに乱立する心理学を俯瞰し、メタな原論が示される。 身体を動かす、世界を動かす、からだを動かす、視点を動かす、心を揺らす── カウンセリングは聞くだけじゃない。アクティブに5つの介入がなされる。 いかに生き延びるか、いかに生きるか── カウンセリングには二つのゴールがある。生活を守ることと、人生をちゃんと生きること。 「カウンセリングとは、近代の根源的なさみしさのなかで、人が可能な限り、正直に、率直に、ほんとうの話をすることを試み続ける場所である。」──「5章 カウンセリングとは何だったのか──終わりながら考える」より 目次 まえがき ふしぎの国のカウンセリング 第1章 カウンセリングとは何か──心に突き当たる 第2章 謎解きとしてのカウンセリング──不幸を解析する 第3章 作戦会議としてのカウンセリング──現実を動かす 第4章 冒険としてのカウンセリング──心を揺らす 第5章 カウンセリングとは何だったのか──終わりながら考える あとがき 運命と勇気、そして聞いてもらうこと [書籍情報] サイズ:106mm×173mm ページ数:448ページ
-
半うつ 憂鬱以上、うつ未満|平光源
¥1,650
[版元サイトより引用] 「うつ」とまでは言い切れない。だから、仕事に行けるし、家事もできる。 だけど、たしかに憂鬱を超えた不快感がある。身体は動くけれど、心が動かない。 「半うつ」とは、そんな憂鬱とも、うつ病とも言えないグレーな心の状態を指します。 なんと、現代人の5人に1人が、潜在的にこの「半うつ」に苦しんでいると言います。 名前のない不安ほど怖いものはありません。でも、名前がつけば「対処法がある」「1人じゃない」と思えるようになります。 この本は、精神科医として25年、延べ20万人の患者さんを診てきた著者が、名前がないばかりに見過ごされてきた苦しさに「半うつ」という名前をつけ、その改善法を具体的に示した一冊です。 こんな症状に複数心当たりがあったら「半うつ」かも? ・昔は楽しかった趣味やテレビ番組にも興味が湧かなくなった。 ・美味しいものを食べたり、嬉しいことがあったりしても、心から喜べなくなった。 ・夜なかなか眠れない、または休日に1日中寝てしまう。 ・食事が面倒になる、または無意識に食べ過ぎてしまう。 ・本や資料を読んでも頭に入らない、仕事に集中できない。 ・原因不明の頭痛、肩こり、胃の不調が続く。 ・「今日の夕食何にしよう」といった小さなことでも決められない。 ・話している最中に集中が途切れ、相手の話を聞き逃すようになった。 ・昔の失敗や恥ずかしい出来事ばかり思い出してしまうようになった。 ・歩くのが遅くなったり、物が重く感じたり、身体的な動作が鈍くなった。 ・些細なことで急に悲しくなったり、怒りっぽくなった。 ・何かを質問されても、思考が停止して考えがまとまらなくなった。 目次 プロローグ 半うつチェックリスト 第1章 憂鬱以上、うつ未満 第2章 半うつになるのも、しょうがない 第3章 半うつにつけるくすり①「食う・寝る」心に燃料を補給する 第4章 半うつにつけるくすり②「セロトニン」ほどよいブレーキのかけ方 第5章 半うつにつけるくすり③「ノルアドレナリン」安全で快適なアクセルの踏み方 第6章 半うつにつけるくすり④「ドーパミン」止まりかけたエンジンの動かし方 終章 精神科医だって、ちゃんと苦しいし、辛い エピローグ [書籍情報] サイズ:128mm×188mm 製本:並製 ページ数:224ページ
-
「いきり」の構造|武田砂鉄
¥1,870
[版元サイトより引用] どうしてあんなに、自信満々なのか――。「迷惑」を忌避する社会で際立とうとして、「いきり」が幅を利かせ、暴走する。「わからないのはバカ」「別に迷惑かかってないし」「政治家になってから言えよ!」「切り取りだろ!」……。「従順」か「居丈高」か。世の中に蔓延(はびこ)る、この二択から逃れ、ちゃんと深く息を吸うために、疲弊した社会の問題点を掴まえる。社会、“私”という個人、日本人論のトライアングルの中に「いきり」を浮かび上がらせることを試みた一冊。 目次 1 そういうことになってるから 2 オマエに権利があるのか? 3 批判なんてしません 4 やかましい街で 5 幸せの設定 6 落ち着いてください 7 不機嫌 8 善意 9 視覚化から資格化へ 10 不安なくせに 11 上から目線 12 気のせい 13 確信歩き 14 切り取りだ 15 すべてを見る 16 逆ギレw 17 ヤニる! 18 承認 19 届ける 20 NEW&SPEED 21 言語化 22 物を言う 23 自分で考える [書籍情報] サイズ:128mm×188mm 製本:並製 ページ数:260ページ
-
大切なことはDIVAが教えてくれた ゲイの僕が家族やミソジニーと向き合うまで|富岡すばる
¥2,200
[版元サイトより引用] もともとオペラ歌手を指し、「わがままな女性」への揶揄としても使われてきた「DIVA」は、近年では女性歌手に敬意をもって使われる言葉へと変化している。本書では、ヒット曲を次々に発表しながら、女性差別や人種差別、LGBTQ差別に抗い、音楽を通して主張しつづけている10人のDIVAを取り上げる。 「大切なことはDIVAが教えてくれた」。「FRaU」や「CINRA」に寄稿する人気ライターが、これまで聴いてきたDIVAの楽曲を紹介しながら、エンパワーメントされた経験をつづり、彼女たちの曲やスピーチを通して気づいたミソジニーやルッキズム、家族の存在について思いを書く。 自己表現を恐れないでと鼓舞するマドンナ、孤独について歌い続ける浜崎あゆみ、「いい子であれ」という抑圧と闘うテイラー・スウィフトほか10人の魅力に迫り、DIVAを追い続けたこれまでを振り返る。音楽とDIVAスピリットに彩られた書き下ろしエッセー集。 目次 まえがき 第1章 ゲイというプライド――マドンナ 自分自身へのカミングアウト 「自分自身を表現して」という言葉 フェミニズムとの出合いと男らしさの呪い LGBTQアクティビズムとの共闘 プライド月間に寄せて 第2章 終わりのない孤独――浜崎あゆみ 孤独を歌うあゆ 「居場所を探して街をさまよう少女たち」のロールモデル 全曲本人作詞によるライフソング セクシュアルマイノリティーへのエンパワーメント 消えない孤独とともに生きること 第3章 血も戸籍もつながっていない家族――ピンク SMバーでみた男女のポジション 身内という存在について考えさせられたコロナ禍 ピンクが見せる2つの「家族」 僕にとっての「家族」というもの 第4章 愛せない容姿を抱えて――ビヨンセ 3回やっても満足できなかった整形 「手術が必要なのは魂のほう」と歌う「Pretty Hurts」 ルッキズムが引き起こす痛み ゲイ男性であることとルッキズム 差別される側から差別する側へ 自分自身に幸せを感じているか 第5章 自分のなかのミソジニ――テイラー・スウィフト 女性のほうが楽に稼げる? 「いい子(Nice girl)」でいること カントリー音楽界の保守性 「ビッチ」という烙印 無意識のミソジニー、捨てられなかったホモフォビア 僕はゲイ差別をするゲイだった 第6章 アイドルへの崇拝と絶望――ブリトニー・スピアーズ 自分を忘れるための「アイドル」 初めて好きになったアイドル、ブリちゃん 同世代のロールモデルとしてのアイドル すべてがエンタメとして「消費」される恐ろしさ アイドルとの同化をやめる 第7章 神様はかつて男性だった――アリアナ・グランデ 「神は女性」というカルチャーショック 「天のお父様」へのお祈り 固定観念へのアンチテーゼ キリスト教とセクシュアルマイノリティーへの抑圧 僕にとっての神様とは 第8章 愛しているけど嫌いという自己矛盾――ホイットニー・ヒューストン 「矛盾している」ことへの恐れ 歌手ホイットニー・ヒューストンが内包する矛盾 彼女は嘘をついていなかった I'm Every Woman――私はあらゆる女性 第9章 愛国心なき者――レディー・ガガ ここに残るための、たった一つの理由 この国に生きるゲイとしての無力感 「日本がいやなら海外に行けばいい」 自分たちにとっての「国歌」 ルールを破ることではなく、自分なりのルールを作ること 第10章 「母」が受けるバッシング――松田聖子 痛みを伴う、自由の体現 アイドルから「スキャンダルの女王」へ キャリアも夢も追いかける母親像 松田聖子と母というDIVAの原風景 プレイリスト あとがき [書籍情報] サイズ:128mm×183mm 製本:並製 ページ数:212ページ
-
身近な人を自死で失うということ 20人の語りと支援のかたち|筧智子
¥2,640
[版元サイトより引用] 血縁者に限らず、友人や同僚なども含めた「身近な人」を亡くした経験のある20人の語りをもとに、自死遺族が抱く感情やその変化、困難、支えを書き起こす。さらに、自助グループや支援団体にも聞き取り調査をおこない、多様な支援のあり方を紹介する。 大切な人との死別により、遺族は深い悲しみや苦しみ、怒りや「見放され感」などが入り交じった複雑な感情「グリーフ(悲嘆)」を経験する。本書は、身近な人を自死で亡くした家族や友人などのグリーフに焦点を当て、自死と自死者をどのように受け止めているのか、当事者の語りから書き起こす。 無力感や自責の念、一方で苦しむ人の力になりたいという気持ち。自死遺族は一人ひとり違う経験をしていて、抱く感情もさまざまである。親や子ども、配偶者、同僚などを亡くした20人の事例から、自死者に対する感情、困難や支え、捉え方の変化を紹介する。また、自死遺族が集う「分かち合いの会」や往復書簡に取り組む5つの団体への聞き取り調査から、多様な支援のかたちを描き出す。 自死遺族支援に関わる全国各地の団体を紹介する巻末資料も充実。遺族の語りからグリーフケアのあり方を考える貴重な一冊。 目次 はじめに 第1章 死別の悲嘆について 1 グリーフとは 2 グリーフケアとは 3 自死遺族等が抱える悲嘆 第2章 日本の自死遺族等支援と自殺対策 1 自死遺族等支援のこれまで 2 自死遺族等が抱える問題 3 日本文化と自殺 第3章 遺族たちの語り 1 親を亡くした四人 2 子を亡くした五人 3 配偶者を亡くした二人 4 きょうだいを亡くした三人 5 祖父・伯母を亡くした二人 6 友人・同僚・生徒を亡くした三人 第4章 遺族は自死を/自死者をどう受け止めたのか 1 自死遺族が抱える苦しみ 2 自死や自死者をどう捉えたか 3 自死遺族にとって支えになるもの 第5章 遺族支援のかたち 1 ふちゅうのグリーフサポート自死遺族の集い「雨宿り」(子どもを自死で亡くした遺族の集い) 2 自死遺族のつどい「ゆったりカフェ龍の会」(大切な人を自死で亡くした方の集い) 3 岐阜県自死遺族の会「千の風の会」(当事者と行政の共同運営による、大切な人を自死で亡くした遺族の集い) 4 自死・自殺に向き合う僧侶の会「いのちの集い」(僧侶による、大切な人を自死で亡くした方の集い) 5 自死・自殺に向き合う僧侶の会「自死の問い・お坊さんとの往復書簡」(僧侶による、自死に関する手紙のやりとり) 補論 悲嘆研究のこれまでと日本での死者と生者の関わり おわりに 巻末資料 自死遺族等を支えるさまざまな場 [書籍情報] サイズ:128mm×183mm 製本:並製 ページ数:272ページ
-
私たちが日本を出る理由 それでも日本で生きていく?
¥1,100
[版元サイトより引用] オランダ、カナダ、アメリカ、日本に住む女性・ノンバイナリの書き手総勢8名+ゲスト寄稿者(文筆家ひらりささん)に「日本を出た理由・出ようと思ったきっかけ」をテーマに寄稿を依頼しました。 また、日本に移住したRainaと、日本を出た石田による対談ページも収録されています。 なかなか話しにくい「日本を出る理由」について、日本にいる人は、海外に出てしまった人から聞く術がありません。zineという安全な場所で語られた「日本を出るきっかけや思い」について知ることは、日本に住む人にも新たな刺激やヒントとなるはずです。 日本を出た人も、出ようかと迷っている人も、戻ってきた人も、誰も置いていかないzineです。 目次 ・推しが活動休止したので、日本にいる意味がなくなった/chisaco ・男を殺さず生き延びる方法/sakura ・カナダ、オンタリオ州オタワで働いている36歳の私から、日本の田舎で、家賃 3万8千円、1Kの汚部屋に住んでいた22歳の私へ。/ぱん ・帰りたい、帰れない、ホーム/Azusa ・日本を出たい私と留まる私の葛藤/春巻 ・対談 Raina×石田 ・日本に戻ってきた私の場合/ひらりさ [書籍情報] サイズ:147mm×210mm ページ数:66ページ
-
POLYPHONY vol.1 複数で生きる
¥800
[版元サイトより引用] 2025年。ゆだねと水槽とそのまわりで観測された、性愛や恋愛、規範にとらわれない関係や生き方を記録した初の合同zine。 江國香織『きらきらひかる』を起点とした対談、「複数で生きる」を主題に6人が綴ったエッセイ、コンテンツ紹介コラムなどたっぷり収録。 [書籍情報] サイズ:148mm×210mm ページ数:80ページ
-
コマ送り-Frame by Frame-vol.1 アニメ業界とフェミニズムvol.1
¥1,500
SOLD OUT
[版元サイトより引用] 日本の一大産業であるアニメーション。 その中で、これまで焦点を当てられることのなかった様々な属性の作り手たちの「声」を集めることで、もっと多様なアニメーションの在り方を探ることができないだろうか? そんな思いから始まったこのプロジェクト。 第1号目となる本号では、「アニメ」と「フェミニズム」について、自分の言葉で語ることがテーマです。 感情の揺らぎや切実な体験も含めて、今ここにある現実としてありのままに集めました。 目次 まんが ・コマ送り紹介まんが:伊波エポコ(作画) ・モヤモヤ:アオシャク(作画) 論考 ・フェミニズムへの「からかい」とその社会的影響:もち(作画) エッセイ ・アニメ業界でひとりぼっちのあなたへ:Eccomi(作画) ・激励:あさひ(作画) 対談 ・アニメーターの貧困と性産業:あさひ(作画)、ふく(演出) [書籍情報] サイズ:128mm×182mm ページ数:78ページ
-
今の戦争がなんとなくわかる本|犬川わか
¥1,320
[版元サイトより引用] 2022年からのウクライナーロシア戦争と、2023年からのパレスチナーイスラエル問題について、イラストを使って解説しています。 また、イスラエル問題と切っても切り離せないユダヤ人問題についても解説。 まずは問題の概要をザックリと知りたい方 文字ばかりの本は読んでて疲れる、どこまで読んだか分からなくなる、という方 などにおすすめです。 内容は有識者の皆さまに監修いただいております。 [書籍情報] サイズ:210mm×148mm ページ数:68ページ
-
ミャンマー、優しい市民はなぜ武器を手にしたのか|西方ちひろ
¥1,980
[版元サイトより引用] ミャンマーの軍事クーデター後の1年間、目の当たりにした民主化闘争を、市民の声を丁寧に掬い上げ、リアルタイムで綴った稀有な記録。 選挙で民主主義政党に大敗したミャンマー国軍は、2021年2月、軍事クーデターを起こし全ての国家権力を握った。民意で選ばれた議員たちは拘束され、ミャンマーの人々は数年前にようやく手にした民主主義と自由を奪われる。 市民は最初、徹底した非暴力で抵抗を示した。しかし軍はそんな市民たちを虐殺し始める――。 国際協力のためにヤンゴンに住んでいた著者は、ミャンマー市民の闘いぶりをSNSで発信した。自由と民主主義を取り戻そうと奮闘する人々のひたむきな想いを、一人でも多くの日本人に伝え、ミャンマー市民とともに立ち上がってくれる人を増やすために。 闘いはまだ終わらない。終章には軍に抵抗する民主派の武装組織の兵士たち、日本で働く人たちの言葉なども掲載。ミャンマー市民たちの今を伝えている。 金井真紀さん (文筆家・イラストレーター) 推薦! 「涙が出る。ミャンマーの人がかわいそうだからじゃない、あまりにも勇敢だから」 高野秀行さん (ノンフィクション作家) 推薦! 「ミャンマーウォッチャーの私が強烈にお勧めしたい、反軍・民主化闘争のベスト本」 本書より抜粋 ・リーダーなどいないのに、誰もが自発的に、足りないものを補っていく。警察や兵士につけいる隙を与えない、秩序ある完璧な抗議。 ・「お金はいらない。僕らがほしいのは人権だ」 ・「暴力で返さないで。僕らの闘いを、世界に見てもらおう」 ・「ぜんぜん怖くないよ」 死ぬかもしれなくても? 「うん、死ぬかもしれなくても」 ・「内戦」ではなく「革命」と、彼は言った。 ・「クーデター後はみんな、宗教や人種などの壁を取り払って、新しい国をつくるために団結しなければいけないと思うようになったんだ」 目次 第1章 クーデターの衝撃 第2章 虐殺 第3章 奪われてゆく自由 第4章 武装化する人々 第5章 罪なき子どもたちの未来 第6章 新型コロナの悪夢 第7章 非日常下の社会 第8章 CDM参加者の声を聞く 第9章 戦闘が始まる 第10章 じりじりと強化される監視 第11章 闘いは続く 終章 [書籍情報] サイズ:132mm×183mm ページ数:272ページ
-
相談するってむずかしい|青山ゆみこ 細川貂々
¥1,870
[版元サイトより引用] とにかくおしゃべりを続けよう 自分を助けるための「対話の仕方」がわかる本 発達障害による困りごとや、生きづらさを語り合う場を主宰する細川貂々と、心身の不調をきっかけに、目的を持たない対話の場を作った青山ゆみこ。 オープンダイアローグや当事者研究など、話す/聞く場の実践を通して、「相談する」ことの大切さに気づいたふたりがつづる、話して、聞いた日々のこと。 目次 はじめに 細川貂々 1章 相談できないふたり 気配り女子一番の誕生 青山ゆみこ・文 私が相談できなかった頃 細川貂々・漫画 コラム「話す」「聞く」の試み(1) 「当事者研究」ってなに? 2章 話すことの「場」 「弱い自分」が探した居場所 青山ゆみこ・文 自分の場をつくる 細川貂々・漫画 コラム「話す」「聞く」の試み(2) 「オープンダイアローグ」ってなに? 3章 話し方と聞き方 正解はないけど、方法はある 青山ゆみこ・文 居場所をつくってみて 細川貂々・漫画 コラム「話す」「聞く」の試み(3) 「自助グループ」と「家族会」 4章 変わらないけど、楽になる 対談 青山ゆみこ×細川貂々 コラム「話す」「聞く」の試み(4) 自分で「場」を開いてみる 5章 あなたが話しはじめることで 「相談」のハードルを下げる 青山ゆみこ・文 みんなでともに 細川貂々・漫画 おわりに 青山ゆみこ [書籍情報] サイズ:132mm×183mm ページ数:200ページ
-
SISTER“FOOT”EMPATHY|ブレイディみかこ
¥1,760
[版元サイトより引用] シスターフッドがポリティカルになりすぎると、それはシスターたちのあいだに分断や対立をもたらすことにもなりかねない。その一方で、シスターフッドが政治に無関心になりすぎると、互いの涙を拭い合うばかりで、「元気を出して明日からまた同じ日常を頑張ろう」という激励会になり、つらい日常を変えていこうという動きに発展しない。 ーー本書「はじめに」より 2022年から雑誌『SPUR』に連載されているコラムを新たに加筆修正。コロナ禍以降の社会の動きを鋭く見つめ、これからの世界とわたしたちを考えるための、エンパワメント・エッセイ集。 ・アイスランド発「ウィメンズ・ストライキ」の“共謀”に学ぼう ・シスターフッドのドレスコードはむしろ「差異万歳!」 ・完璧じゃないわたしたちでいい ・焼き芋とドーナツ。食べ物から考える女性の労働環境 ・古い定説を覆すママアスリートの存在 ……etc. 無駄に分断されず、共に地べたに足をつけてつながる。前に進むための力が湧く39編を収録! [書籍情報] サイズ:132mm×183mm ページ数:272ページ
-
Blue|川野芽生
¥1,650
[版元サイトより引用] 第170回 芥川賞候補作 割りあてられた「男」という性別から解放され、高校の演劇部で人魚姫役を演じきった。 そんな真砂 (まさご) が「女の子として生きようとすること」をやめざるをえなかったのは──。 『人魚姫』を翻案したオリジナル脚本『姫と人魚姫』を高校の文化祭で上演することになり、人魚姫を演じることになった真砂は、個性豊かな演劇部のメンバーと議論を交わし劇をつくりあげていく。しかし数年後、大学生になった当時の部員たちに再演の話が舞い込むも、真砂は「主演は他をあたって」と固辞してしまい……。 自分で選んだはずの生き方、しかし選択肢なんてなかった生き方。 社会規範によって揺さぶられる若きたましいを痛切に映しだす、いま最も読みたいトランスジェンダーの物語。 [書籍情報] サイズ:137mm×194mm ページ数:144ページ
-
トランスジェンダー入門|周司あきら 高井ゆと里
¥1,056
[版元サイトより引用] トランスジェンダーとはどのような人たちなのか。 性別を変えるには何をしなければならないのか。 トランスの人たちはどのような差別に苦しめられているのか。 そして、この社会には何が求められているのか。 これまで「LGBT」と一括りにされることが多かった「T=トランスジェンダー」について、さまざまなデータを用いて現状を明らかにすると共に、医療や法律をはじめその全体像をつかむことのできる、本邦初の入門書となる。 トランスジェンダーについて知りたい当事者およびその力になりたい人が、最初に手にしたい一冊。 目次 第1章 トランスジェンダーとは? 第2章 性別移行 第3章 差別 第4章 医療と健康 第5章 法律 第6章 フェミニズムと男性学 [書籍情報] サイズ:107mm×173mm ページ数:232ページ
-
スポーツウォッシング なぜ〈勇気と感動〉は利用されるのか|西村章
¥1,144
[版元サイトより引用] 「為政者に都合の悪い政治や社会の歪みをスポーツを利用して覆い隠す行為」として、2020東京オリンピックの頃から日本でも注目され始めたスポーツウォッシング。 スポーツはなぜ”悪事の洗濯”に利用されるのか。 その歴史やメカニズムをひもとき、識者への取材を通して考察したところ、スポーツに対する我々の認識が類型的で旧態依然としていることが原因の一端だと見えてきた。 洪水のように連日報じられるスポーツニュース。 我々は知らないうちに”洗濯”の渦の中に巻き込まれている! 「なぜスポーツに政治を持ち込むなと言われるのか」「なぜ日本のアスリートは声をあげないのか」「ナショナリズムとヘテロセクシャルを基本とした現代スポーツの旧さ」「スポーツと国家の関係」「スポーツと人権・差別・ジェンダー・平和の望ましいあり方」などを考える、日本初「スポーツウォッシング」をタイトルに冠した一冊。 目次 第一部 スポーツウォッシングとは何か 身近に潜むスポーツウォッシング スポーツウォッシングの歴史 主催者・競技者・メディア・ファン 四者の作用によるスポーツウォッシングのメカニズム 第二部 スポーツウォッシングについて考える 「社会にとってスポーツとは何か?」を問い直す必要がある ──平尾剛氏に訊く 「国家によるスポーツの目的外使用」その最たるオリンピックのあり方を考える時期 ──二宮清純氏に訊く テレビがスポーツウォッシングを絶対に報道しない理由 ──本間龍氏に訊く 植民地主義的オリンピックはすでに〈オワコン〉である ──山本敦久氏に訊く スポーツをとりまく旧い考えを変えるべきときがきている ──山口香氏との一問一答 [書籍情報] サイズ:107mm×173mm ページ数:240ページ
-
アメリカの未解決問題|竹田ダニエル 三牧聖子
¥1,045
[版元サイトより引用] 今、もっとも注目されるZ世代ジャーナリストと、アメリカを語るうえで欠かせない研究者が緊急対談! 民主主義の真実〈リアル〉とは? メディアの偏見〈バイアス〉とは? ドナルド・トランプが再選された2024年の米大統領選挙と並走しながら、米国を見つめてきた論客が対話。 超大国のリアルと、山積する“未解決問題”について議論する。 「反ユダヤ主義」には過剰反応しつつイスラエルのジェノサイドを黙認する大手メディアの矛盾、中国やロシアの言論統制を糾弾しつつ米国内のデモ取り締まりは擁護する自国の民主主義への絶望――。 今、アメリカの価値観は一体どうなっているのか。 日本が影響を受けざるをえない国の分岐点と未来、そして新たな日米関係のあり方が見えてくる一冊。 目次 はじめに――カマラ・ハリスの敗北で「リベラルは終わった」のか? 第1章 日本から見えないアメリカ 第2章 バイデンはなぜ嫌われたのか? 第3章 世界の矛盾に気づいたZ世代の抵抗 第4章 ポスト・アメリカン・ドリームの時代に 第5章 日米関係の未解決問題 第6章 これからの「アメリカ観」 おわりに [書籍情報] サイズ:107mm×173mm ページ数:224ページ
-
アセクシュアル アロマンティック入門 性的惹かれや恋愛感情を持たない人たち|松浦優
¥1,100
[版元サイトより引用] LGBTに関する議論から取りこぼされてきたものがある。 それが「アセクシュアル」「アロマンティック」などのセクシュアリティだ。 アセクシュアルとは「他者に性的に惹かれない」という指向で、アロマンティックとは「他者に恋愛的に惹かれない」指向をいう。 私たちは「誰しも他者を恋愛的な意味で『好き』になったり、性的な関係を持ちたいと思ったりするはずだ」という前提で日々を過ごしがちだが、そういった思い込みは彼らの存在を否定することになる。 本書ではアセクシュアルやアロマンティックの人々の経験や置かれている状況、歴史、そして関連する用語や概念を詳細に解説する。 目次 はじめに――「好きになる」とは 第1章 アセクシュアル/アロマンティックとは何か 第2章 Aro/Ace の歴史 第3章 Aro/Ace の実態調査 第4章 差別や悩み 第5章 強制的性愛とは何か 第6章 セクシュアリティの装置 第7章 結婚や親密性とセクシュアリティの結びつき 第8章 Aro/Ace の周縁化を捉えるために 第9章 Aro/Ace のレンズを通して見えてくるもの おわりに [書籍情報] サイズ:107mm×173mm ページ数:288ページ
-
「利他」とは何か
¥1,034
[版元サイトより引用] コロナ時代。他者と共に生きる術とは? コロナ禍によって世界が危機に直面するなか、いかに他者と関わるのかが問題になっている。 そこで浮上するのが「利他」というキーワードだ。 他者のために生きるという側面なしに、この危機は解決しないからだ。 しかし道徳的な基準で自己犠牲を強い、合理的・設計的に他者に介入していくことが、果たしてよりよい社会の契機になるのか。 この問題に日本の論壇を牽引する執筆陣が根源的に迫る。 まさに時代が求める論考集。 目次 はじめに――コロナと利他 伊藤亜紗 第1章:「うつわ」的利他――ケアの現場から 伊藤亜紗 第2章:利他はどこからやってくるのか 中島岳志 第3章:美と奉仕と利他 若松英輔 第4章:中動態から考える利他――責任と帰責性 國分功一郎 第5章:作家、作品に先行する、小説の歴史 磯崎憲一郎 おわりに――利他が宿る構造 中島岳志 [書籍情報] 編著:伊藤亜紗 著:中島岳志、若松英輔、國分功一郎、磯崎憲一郎 サイズ:107mm×173mm ページ数:224ページ