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rhythm|蒼井九
¥1,870
3つの連作からなる42首の短歌が収録された歌集です。 [収録されている短歌より5首を抜粋] 許すけど忘れないから後悔はするな水辺のせいにもするな 合鍵に込めた祈りは固結び ピロティ 何もかも許してしまう風 擬態する光の意味を狂わせてみんなおもろい大人になった 比喩じゃなく吸い寄せられてくシーンから始まるすべてをビートにのせて 客観も主観の補強だと思う だから問う 大切な人はいますか? [本文「環境配慮について」より抜粋] 本書の制作では、「印刷」という出力方法の環境負荷を考え、自分のものづくりができるだけ気候危機を加速させないように素材選びや生産方法などを検討しました。 使用した紙は、すべて再生紙100%です。表紙には、オフィスで不用となったコピー用紙を資源につくられた〈PELP! PAPER〉、本文用紙には、新聞や雑誌古紙を再利用した更紙を選びました。どちらも印刷所が取り扱っていた紙です。印刷方法はライスインクによるリソグラフ印刷を採用しました。 また、印刷部数についても、自分で在庫管理や販売状況の確認などをコントロールできる範囲内での本当に必要な部数を想像し、明らかに過剰だと思われる生産は避けました。 [書籍情報] サイズ:105mm×175mm ページ数:60ページ 紙:表紙 PELP! PAPER 100g/㎡ 本文用紙 レトロ紙 57g/㎡ 印刷方法:ライスインクによるリソグラフ印刷 発行部数:150部
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緑をみる人|村田あやこ
¥2,640
[版元サイトより引用] アスファルトのひび割れやマンホール蓋のふち、側溝の奥底、室外機の下……。 整備された都市空間の隙間で、人知れず芽吹き繁茂する植物たち。 「路上園芸鑑賞家」として発信を続ける著者は、街の隙間に生きる緑に自身の秘めた「野性」を重ね、その制御不能さに心惹かれ続けている。 本書では、著者が世界13カ国18人の“隙間植物愛好家”にコンタクトを取り、約2年にわたって取材を重ねた。 水抜き穴協会・モリタケンイチは、水抜き穴という小さな穴に広がる生態系に「小宇宙」をみる。 イタリア在住のパオロ・カスパーニは、路上の植物に「勇敢さ」と「しぶとさ」をみる。 スウェーデンの元テレビマン、スタファン・フィッシャーは植物が生きる隙間に「ミニチュアの世界」をみる。 オランダの芸術家・アン・ゲーネは植物の「不完全さ」に「完璧」をみる。 メキシコのデザイナー・アストリッド・ストゥーペンと文化人類学者のステファニー・スアレスは、都市の植物から「パラレルな時間の流れ」を垣間みる。 日本、フランス、トルコ、メキシコ、韓国、台湾、イタリア、スウェーデン、ブラジル、シンガポール、アメリカ、オランダ、ニュージーランド。ぜんぶで19人の緑をみる人たち。それぞれのストーリーと総数800枚もの写真をとおしてみえてくるのは、日常にひそむ地球の「野生」だ。 (巻末に英訳掲載) 目次 PART1:著者が15年ほど前から撮りためてきた、日本の路上でみつけた隙間植物の写真395枚を掲載。 ・はみ出す緑に自身の「野性」を重ねる/村田あやこ(botaworks) PART2:著者がSNSで知り合った「中の人」など、世界の隙間植物愛好家18人にコンタクトをとりインタビュー。それぞれが撮りためた写真も紹介する。 ・植物はどんな場所でも生きるすべを見つける/フランソワ・デコベック(Plants of Babylon) ・小さな穴の中に広がる小宇宙/モリタ ケンイチ(水抜き穴協会) ・定形の空間に、不定形のものが生まれる楽しさ/まつ(東京自由植物) ・人間も、足元の植物たちも、自然の一部/エレクトリックアイ(parts.of.nature) ・都市の植物は、自然と人工物とを融合させる存在/ケレム・オザン・バイラクター(Sokak Otları) ・都市の植物から垣間見える、パラレルな時間の流れ/アストリッド・ストゥーペン、ステファニー・スアレス(Planta De Asfalto) ・都市の小さな亀裂から、命が始まる/イ・ユンジュ(botanicity) ・植物は、都市にぬくもりと活気をもたらす/トム・ルーク(Treehouses of Taiwan) ・路上の植物たちは勇敢でしぶとい/パオロ・カスパーニ(being_weeds) ・植物が生きる小さな隙間は、まるでミニチュアの世界/スタファン・フィッシャー(Trottoaser) ・どんな場所でも、植物はただそこに存在する/エリサ・ヌネス(arvorexiste) ・人間と同じように、都市には多様な植物が生きている/サラ・セオ(Urban Lithophytes) ・人間界のルールの隙間に、植物のエネルギーが噴出する/山田泰之(路上盆栽) ・都市に自生する植物は、生態系にとって重要な存在/デビッド・サイター(Spontaneous Urban Plants) ・不完全さこそ植物の完璧な姿/アン・ゲーネ(Book of Plants) ・道端の草たちが、街への愛着を取り戻してくれる/重本晋平(まちくさ) ・困難な状況でも生きる植物たちの美しさ/ダニエラ・フエンザリダ(Aesthetics Of The Resistance) PART3:PART2に登場する18人+著者が撮影した写真215枚を、シチュエーションごとに整理して掲載。 あとがき 英訳 [書籍情報] サイズ:112mm×178mm ページ数:384ページ
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冬の植物観察日記|鈴木純
¥2,090
[版元サイトより引用] 2022年10月から2023年3月までの植物観察家の日記。 新しい土地で迎える、はじめての冬のこと。 本書は秋から冬、そして春を迎えるまでの6か月間の記録です。 東京から山梨へ移住した植物観察家の鈴木純さん。街より野山が近くなったけれど、観察家としての日々は変わりません。生活の中で出会った身近な植物を、遠くから眺めたり、ぐっと自分に引き寄せたり。そんな風にしていつも観察しているのは、植物の「わかっていないこと」、まだ形のない「なにか」。 山梨で迎えた厳しい冬と、そこにある形のない春。春は、どこからやってくるのだろう。 「いま」を書きとめた貴重な記録です。 [書籍情報] サイズ:127mm×180mm ページ数:272ページ 製本:並製
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季節を脱いで ふたりは潜る|菅原敏
¥2,200
[版元サイトより引用] 幾重にも着込んできた 季節をすべて脱ぎ捨てて、 今では遠く無くしたものに、水の中で手を伸ばす——。 『かのひと 超訳 世界恋愛詩集』以来、3年ぶりとなる菅原敏の新詩集は、移ろいゆく暮らしを、やさしく抱き寄せ、綴った季節の詩。 燃やすとレモンの香る詩集や、毎夜一編の詩を街に注ぐラジオ番組など数々の試みをおこなってきた菅原敏が、今作では、遠い日々の断片を拾い集めてぺージに挟みこむように、季節の情緒を12ヶ月の詩に写しました。 カバーを“脱ぐ”とあらわれる肌のような表紙や、帯につくられた“小さな海” など、こだわり抜いた造本。 さらに朗読などの公演が叶わない今、一篇の詩を電話でお届けする読者特典〔電話朗読室〕の電話番号を本書の中に隠しました。 雑誌『BRUTUS』での連載を中心に、近年の代表作含む、12ヶ月×4編〔全48編〕を収録。 >4月 アスファルト上の片手袋を拾い上げると爆発する冬が終わって、動物たちが巣穴で目覚めるころ。やさしい光のなかでも私たちは少しだけ狂ってる必要があった。ほぼ毎日彼女は家にいるので、通帳なのか未来の姿なのか、私は何かを見ないようにと驚くほどに毎日眠る。オムレツリンゴヨーグルト、朝飯を食べ終わると午後三時。彼女の肌も荒れてきた。幸せな暮らしと正しい暮らし。睡眠薬とビタミン剤。それぞれの違いを交換したら洗濯機、私は彼女の下着を洗う。(暮らし) >7月 肌と肌の輪郭が あいまいに消えされば 国境を越えて なめらかな山の稜線 カーテンの隙間から 初夏の日差しが 背中を打ち抜いて ちいさな午後の死 ラジオのニュース 遭難者2名 同じコップで水を飲み 眠りに落ちる前に聞いた ひとつのからだで いきるための理由 (冷たい水) [書籍情報] サイズ:155mm×187mm ページ数:144ページ 製本:上製 読者特典:電話朗読室付
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Polyphony vol.2 「普通」に生きる
¥650
SOLD OUT
[版元インスタグラムより引用] 「普通」── 世の中の規範。 「普通」── 自分の中のあたりまえや基準。 「普通」── こうなったらいいなと願う理想、ユートピア。 5人の書き手が、それぞれの場所から「普通」という言葉と 自分の日々を照らし合わせた文章を寄せました。 ノンバイナリーとしての改名記録。 高卒と短大卒の対談。 依存症の家族との対峙と自己をめぐる記憶。 クィアな時間性についての批評エッセイなど。 排除や分断、そしてマイノリティを他者化するためにも使われがちな「普通」という言葉をタイトルに据えることは自分/たちにとって挑戦的なことでした。 それでも、この言葉をいま問い直し続ける必要があると そのことを忘れないためにも、このZINEを完成させたいと思いました。 日に日に悪くなっていく状況に、不安になってしまいます けれど、自分たちの存在のそれぞれさや、それぞれの場所からできることを見つめ直しながら、やっていけたらと思っています。 このZINEが読む人それぞれにとって、自分の立つ場所を考えるきっかけになればうれしいです。 [書籍情報] サイズ:148mm×210mm ページ数:56ページ
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Polyphony vol.1 複数で生きる
¥850
[版元サイトより引用] 2025年。ゆだねと水槽とそのまわりで観測された、性愛や恋愛、規範にとらわれない関係や生き方を記録した初の合同zine。 江國香織『きらきらひかる』を起点とした対談、「複数で生きる」を主題に6人が綴ったエッセイ、コンテンツ紹介コラムなどたっぷり収録。 [書籍情報] サイズ:148mm×210mm ページ数:80ページ
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体の居場所をつくる|伊藤亜紗
¥2,090
[版元サイトより引用] 摂食障害、ナルコレプシー、ALSなどの障害や病気の当事者。診断がつかない人、治療の道がない人、人種的マイノリティ―― 本書に登場する11名は、体に「問題」を抱えながら、日々の工夫の積み重ねで、どのように「体の居場所」をつくってきたのか。 一人ひとりから出てくる言葉は、ときに文学のようにファンタジックで、そこには、その人の何十年分かの人生が結晶のように凝縮されています。それに耳をかたむけ、ともに悩み、混沌とした状況を進む手すりとなるような言葉を探すために伴走する――そうして綴られた、生きるための究極の工夫とは? [書籍情報] サイズ:128mm×188mm 製本:並製 ページ数:312ページ
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月曜か火曜|ヴァージニア・ウルフ
¥2,200
[版元サイトより引用] 永遠のフェミニスト作家、ヴァージニア・ウルフが自分で編んだ唯一の短編小説集。 彼女の真摯な「叫び声」を、100年後の今そのまま読む。 ウルフの最初の短編集を、1921年刊行当時のまま、姉ヴァネッサ・ベルの版画5点とともに完全収録。最良のガイドとなる、翻訳者の片山亜紀による詳細な注・訳者解説付。 収録作 ゴースト・ストーリー「幽霊たちの家」 フェミニズム冒険活劇「ある協会」 都市のある一日を描く「月曜か火曜」 その後の長編に連なるメタフィクション「書かれなかった小説」 音楽のスケッチ「弦楽四重奏」と色彩のステッチ「青と緑」 草花と人々とカタツムリのコラージュ「キュー植物園」 フェミニズム小説であり評論でもある傑作「壁のしみ」 ――ウルフの原点であり、その後の長編にも連なる真摯で切実な全8編。 学識豊かな男たちなんて、魔女や隠遁者、すなわち洞窟や森でうずくまって薬草を煎じ、トガリネズミを尋問し、星々の言葉を書きつけていた者たちの末裔でしかないのでは?(「壁のしみ」より) [書籍情報] 著:ヴァージニア・ウルフ 画:ヴァネッサ・ベル 訳:片山亜紀 サイズ:127mm×188mm 製本:並製 ページ数:144ページ
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コマ送り-Frame by Frame-vol.2 アニメ業界とフェミニズムvol.2
¥1,500
[版元インスタグラム/サイトより引用] 『コマ送りvol.2』は"アニメ業界のシスターフッド"として、業界を支えてきた中堅以上の女性10名へのインタビュー特集のほか、エッセイなどの寄稿作品や事前に募集していた『みんなの行動Tips』やおすすめ作品のご紹介など、vol.1から大幅にボリュームアップした盛り沢山な内容となっております。 目次 まんが ・コマ送り紹介まんが2 伊波エポコ(作画) インタビュー ・特集 アニメ業界の中堅女性に聞く:表現と労働の現場でやってきたこと エッセイ ・フェミニズムと表現と私 ポン(元制作進行) ・個人的な話 さば(制作進行) ・引き裂かれ百喜百憂 こまくさ(プロデューサー) ・傘を持った日 労働と倫理 佐藤勇気(背景美術) ・うまく生きられない、私たちの小さな仕事 お好み焼き(作画) ・女性ヒーローはいた! ペンギン(演出・作画) ・わたしが変わりつづけられますように U-mi(設定デザイン) 特集 ・みんなの行動Tips [書籍情報] サイズ:128mm×182mm ページ数:164ページ
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コマ送り-Frame by Frame-vol.1 アニメ業界とフェミニズムvol.1
¥1,500
[版元サイトより引用] 日本の一大産業であるアニメーション。 その中で、これまで焦点を当てられることのなかった様々な属性の作り手たちの「声」を集めることで、もっと多様なアニメーションの在り方を探ることができないだろうか? そんな思いから始まったこのプロジェクト。 第1号目となる本号では、「アニメ」と「フェミニズム」について、自分の言葉で語ることがテーマです。 感情の揺らぎや切実な体験も含めて、今ここにある現実としてありのままに集めました。 目次 まんが ・コマ送り紹介まんが:伊波エポコ(作画) ・モヤモヤ:アオシャク(作画) 論考 ・フェミニズムへの「からかい」とその社会的影響:もち(作画) エッセイ ・アニメ業界でひとりぼっちのあなたへ:Eccomi(作画) ・激励:あさひ(作画) 対談 ・アニメーターの貧困と性産業:あさひ(作画)、ふく(演出) [書籍情報] サイズ:128mm×182mm ページ数:78ページ
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アイドルになってよかったと言いたい|和田彩花
¥2,420
[版元サイトより引用] 私のアイドル人生は、自由、権利への闘争でもあった。 15歳から24歳まで、女性アイドルグループ・アンジュルムのメンバーとして活動した和田彩花が綴る、「アイドル」と、フェミニズム/自己表現/メンタルヘルス/家族/恋愛/労働問題 etc...。 2024年から連載された「QJweb」でのエッセイを完全収録のほか、2019年、グループ卒業当時に『QuickJapan』にて連載の「未来を始める」も抜粋掲載。 木村ミサとのスペシャル対談「〝かわいい〟の先にある希望」も収録! 目次 第一部 アイドルになってよかったと言いたい ピンクの服を脱ぎ捨てた理由/「求められるアイドル像」に私はいない/パートナーが私を変えた/それでも生きたいと思った/不均衡な性役割を認めたくない/私を構築した群馬と東京/フランス留学で、私のための時間を作り直した/アイドル時代の撮影で抱いていた違和感/アイドル業界の労働問題を考える/アイドルグループ卒業後に見つけた、人間関係の在り方/SNSに心を支配されないために/新たな肩書に込めた思い/「アイドルをやってよかった」と言いたい理由 第二部 和田彩花×木村ミサ 対談 〝かわいい〟の先にある希望 第三部 未来を始める 軽い気持ちと足取りで/ハッピーバースデー/あなたがアイドルと呼び続けるのはどうして/不思議なアイドルの自由/なりたい姿を自分で決めたときに [書籍情報] サイズ:128mm×188mm ページ数:208ページ
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オタク文化とフェミニズム|田中東子
¥2,420
[版元サイトより引用] わたしたちの消費は「正しい」のだろうか 金銭と時間の投資、心身の過剰な労働、性的消費との葛藤…、わたしたちと「推している」対象のあいだにはさまざまな問題が浮かびあがってくる。しかし、その活動に喜びが見出されることは間違いない。喜びと苦しさとが入り混じるその実践をすくい取りながら、「推し活」社会の現在地を描きだす。「推し活」論の決定版! エンターテインメントをめぐるモヤモヤを考えるための補助線となる書。 目次 はじめに Ⅰ 「推し活」社会と私たち 第1章 「推し活」社会の現在地 「推し活」現象はどこからきたのか メディア化される「推し活」現象 拡大される「推し活」論議 第2章 推し活と労働 エンターテインメントと労働 推される人たちの労働 カツアゲされる情熱とやりがい やりがいある仕事? ケアワークとしての推し活 推す側の労働 第3章 オタク消費を考える 盛り上がる「推し活」経済 企業によるオタク消費の捉え方 過度な消費文化 リクレイム・ザ・推し活 Ⅱ アイドルたちがみせるもの 第4章 アイドルたちは何を開示しているのか? 第5章 多様化する男性アイドル――若手俳優・ボーイズグループ・王子たち 二〇一〇年代の2・5次元ミュージカルの現場から 「アイドル」として語られる若手俳優 「アーティスト性」と「アイドル性」は対立しない? 実力派の「アイドル」という新機軸 「○○王子」は「アイドル」を製造するパワーワード 第6章 ジャニーズ問題と私たち――性加害とファン文化の不幸な関係 鈍かったメディアの反応 性加害に加担したメディアの黙認 温存される事務所内の権力構造 ファン文化による不幸な愛着 Ⅲ オタク文化とフェミニズム 第7章 〈スペクタクル〉な社会を生きる女性たちの両義性 消費主体/消費客体の転覆とその波及 バラエティ豊かな「イケメン男性」の増殖 イケメン男性の消費・商品化が示す両義性 第8章 娯楽と恥辱とルッキズム ルッキズムとジェンダー ルッキズムの定義と歴史 娯楽と恥辱とルッキズム 第9章 自由と抑圧のはざまで「かわいさ」を身にまとう――「男の娘」を考える バンコクでのフィールドワーク 日本での現状 「男の娘」の定義 再現度の上昇 なぜ、「かわいく」なりたいのか? 第10章 のがれること・つくること・つながること あとがき [書籍情報] サイズ:131mm×191mm ページ数:248ページ
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ジレンマと共に未来からデザインする──気候危機時代にグラフィックデザイナーにできることとは?|平山みな美
¥2,420
[版元サイトより引用] デンマーク在住・日本人グラフィックデザイナーが気候危機が進む時代にデザイナーとして働くことへの倫理観を問いつつ、前向きな働き方を見つけるために、日本、イギリス、アメリカ、インド、スウェーデンのロールモデル的デザイナーたちに行ったインタビュー集。 デンマークで印刷された初版への反響を受け、中野活版印刷さんの元で第二版を500部限定で印刷。2024年春から販売を開始しました。 この本の企画は、極端な資本主義が引き起こした気候変動によって地球環境がひどく脅かされている一方で、私たちグラフィックデザイナーは、企業がより利益を生み出せるように早く消費されるものを作り続けているというジレンマから始まりました。 自分の仕事の中で、環境負荷を減らすために何ができるかをデスクリサーチした後、それらの情報を実践的なガイドとしてまとめました。しかしそれだけでは、これからのグラフィックデザイナーの働き方をイメージすることはできないと感じ、すでに新しいことに挑戦し、変化をもたらしているグラフィックデザイナーにインタビューを行いました。インタビューに答えてくれた人たちのリストは、下記からご覧いただけます。 初版の印刷・製本はObra Pressが担当。彼女たちはコペンハーゲンの地元にあるリソグラフの印刷スタジオです。彼女たちもまた気候変動に関心を持ち、物理的なモノを作ることにジレンマを抱えているので、私たちが印刷し、世の中に何かを生み出すときに、環境への影響を減らすために何ができるかを話すためにインタビューしました。 Obra Press https://www.obrapress.com/ [インタビューをしたデザイナーさんのリスト] 1. 長嶋りかこ 東京を拠点に活動するデザイン事務所 Village®の創設者。彼女のスタジオのウェブサイトには 「環境への配慮を第一に考え、デザインによる環境破壊を意識して活動しています」 と書かれている。日本のグラフィックデザイナーの中でも、環境に対する価値観を示し、それを考慮してグラフィックデザインを制作している数少ないデザイナーの一人。 https://www.rikako-nagashima.com/ 2. Jonny black(ジョニー・ブラック) アメリカ・サンフランシスコにあるデザイン事務所 The Office of Ordinary Things の共同設立者。彼のスタジオのウェブサイトには、サステイナビリティへの取り組みと、社会正義に反するようなプロジェクトには取り組まないという大胆な価値観が示されている。彼らのデザインはサステイナビリティによる制限がないように見えるが、使用した全ての素材がウェブサイトに掲載されており、彼らがいかに環境に配慮しているかがうかがえる。 https://ot.studio/ 3. Khushboo Gandhi(クシュブー・ガンディー) インド、プネーにあるデザイン研究所 Go Do Goodの創設者。専門はファッション、コミュニケーションデザイン、素材開発など多岐に及ぶ。さまざまな分野を横断しながら、再生可能な資源の開発や使い捨て素材に変わるものの提案、コミュニティデザインなどのプロジェクトを行う。 http://www.workwithkhushboo.com/ 4. This Ain't Rock'n'Roll(ディス・エイント・ロックンロール) Clive Russell(クライブ・ラッセル)とCharlie Waterhouse(チャーリー・ウォーターハウス)によって設立された、イギリス・ロンドンに拠点を置くデザイン事務所。環境活動団体 Extinction Rebellion のビジュアル・アイデンティティを手がけたことで知られる。また、グラフィックデザインにとどまらず、コミュニティ内での貨幣の流通を促す地域通貨ブリクストン・ポンドのプロジェクトなど企画にも参加するプロジェクトも手がけている。 https://www.thisaintrocknroll.com/ 5. Benedetta Crippa(ベネデッタ・クリッパ) イタリア出身で、スウェーデンのストックホルムを拠点に活動するグラフィックデザイナー、研究者。ストックホルム環境研究所のチーフデザイナーを務める傍ら、スウェーデンのコンストファック大学で 「ビジュアル・サステイナビリティ」 について教えている。彼女は「ヴィジュアル・サステナビリティは、環境や気候変動だけではなく、資本主義、家父長制、白人至上主義などの支配的な構造に挑戦し、その代替案を提示するものである」と主張している。 https://studiobenedettacrippa.com/ ※リソグラフの印刷時に脱字が生じてしまったのですが、資源を無駄にしたくないという想いから、脱字している文字を直接書き込む対応をしております。ご了承いただけますと幸いです。 [書籍情報] 編集・翻訳:平山みな美 校正(英語):サイモン・ウォーリー 翻訳・校正(日本語):野瀬奈津子 印刷:NEUTRAL COLORS サイズ:120mm×200mm ページ数:192ページ 言語:英語と日本語 紙(表紙):グラフィーCoC パールホワイトGS 100/190kg 紙(本文):アスクル リサイクルコピーペーパーR100 印刷方法:ソイまたはライスインクによるリソグラフ印刷 部数:500部
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交差点で:デザイン、言語、経験|平山みな美
¥2,750
[版元サイトより引用] この本の企画は、 2025年2月末にアムステルダムの文化施設Het Veemでおこなった10日間の滞在制作をきっかけに生まれた書籍です。6組のオランダを拠点に活動するデザイナーに 「文化的な表象という言葉か思い浮かべるオブジェクト」 を持ち寄ってもらい、日本、ヨーロッパ、そして世界あちこちの視点を行き来する、ロングインタビューを収録しています。視覚表現に潜む政治性や、世界から見た日本に触れながら、分断が進む中どのようにお互いを理解し、尊重し合えるのかをデザインを通して考えます。 [書籍情報] サイズ:125mm×195mm ページ数:240ページ 本体:リソグラフ印刷(2色印刷) 帯:活版印刷(アムステルダムの滞在制作にて) 言語:日本語と英語の完全2言語表記 [その他] 帯の色が2種類ありますが、色はランダムでの発送とさせていただきます。
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差別はたいてい悪意のない人がする 見えない排除に気づくための10章|キム・ジヘ
¥1,760
[版元サイトより引用] あらゆる差別は、マジョリティには「見えない」。 日常の中にありふれた排除の芽に気づき、真の多様性と平等を考える思索エッセイ。 「日本語上手ですね」例えばそんな褒め言葉が、誰かに苦痛を与えることもある。多数者が変わらずに済むことを優先する社会は、少数者から「痛い」という言葉すら奪う社会でもある。これまでずっと無視してきた痛みに、私たち全員が向き合うための一冊。 ――望月優大(「ニッポン複雑紀行」編集長) 「細かいことで差別だ偏見だと騒ぐ人が増えて、なんだか疲れる」と思ったことはありますか。「騒ぐ人たちこそ、人を差別している」とも思うかもしれません。どうしてこんなに“窮屈な”世の中になってしまったのか? この本はそんな疑問に答え、頭を整理してくれます。 ――小島慶子(エッセイスト) 差別は日常的にある。いい人でも悪い人でも差別をしてしまう。偏った正義感こそが差別につながると、この本から学んだ。私は「差別があるのは仕方ない」と諦めるのをやめたい。まだ見たことのない、本当の公正な社会。それを目指す道すじをこの本が教えてくれる。 ――伊是名夏子(コラムニスト、車いすユーザー) 善意、不安、無知、無関心、被害者意識……と様々な形で「バランスの是正」や「差別の禁止」を阻んでいるマジョリティ〈多数派〉とはいったい誰なのか。認めるのは苦しいけれど、それはおそらく俺たちのことだ。 ――清田隆之(桃山商事代表) 目次 プロローグ あなたには差別が見えますか? I 善良な差別主義者の誕生 1章 立ち位置が変われば風景も変わる 2章 私たちが立つ場所はひとつではない 3章 鳥には鳥かごが見えない II 差別はどうやって不可視化されるのか 4章 冗談を笑って済ませるべきではない理由 5章 差別に公正はあるのか? 6章 排除される人々 7章 「私の視界に入らないでほしい」 III 私たちは差別にどう向きあうか 8章 平等は変化への不安の先にある 9章 みんなのための平等 10章 差別禁止法について エピローグ わたしたち 訳者あとがき 解説 韓国における差別禁止の制度化とそのダイナミズム(金美珍) [書籍情報] 著:キム・ジヘ 訳:尹怡景 サイズ:131mm×189mm ページ数:256ページ
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Decolonize Futures Vol. 1『反人種差別、フェミニズム、脱植民地化 | Anti-Racism, Feminism, and Decolonization』
¥1,650
SOLD OUT
[版元サイトより引用] 「家父長制、白人至上主義や人種差別。社会に存在する不平等や格差の原因は、植民地主義にあるのかもしれない。」 物理的な植民地支配が多くの地域で終わったにも関わらず、欧米諸国が行った経済的搾取や文化的な支配を通じて、暴力的な構造は今も私たちの生活に根付いています。 植民地主義の世界観では、欧米の文化が世界の中心であり、「シスヘテロ男性、白人(日本では人種的マジョリティである日本人)が最も人間らしい存在と見なされるヒエラルキーが生まれます。そして「女性/性的マイノリティ/有色人種の人々/非西洋の人々など」はヒエラルキーの下に位置付けられ、搾取され続けてきました。 Vol.1は、こうした現状に警鐘を鳴らし、フェミニズム、反人種差別がいかに脱植民地化と繋がるかを考える一冊です。 本号ではニューヨーク市立大学リーマン校のラローズ・T・パリス教授を招き、複数の社会課題が植民地主義と交差する様子に焦点を当てたレクチャーを行い、その講演を記事化しました。本文では、レクチャーや参加者との対話を可視化し、今の日本社会や言論空間において「脱植民地化」に関心を抱いた参加者と、ラローズ・T・パリス教授の対話の記録も紹介しています。 Patriarchy, white supremacy, and racism. Colonialism is lying beneath the inequalities in the world. Even though colonialism has ended in the form of physical occupation in many regions, a violent colonial system persisted through economic exploitation and cultural domination by Western nations and infiltrates our everyday lives. The colonial worldview is centered around Western culture and a hierarchy that assumes “White, (in Japan, Japanese) cis-hetero men” as most human while treating “women, LGBTQ+ people, people of color, non-Western indigenous people, etc” as inferior who deserve exploitation. Vol. 1 alerts to such reality and walks readers through how feminism, Anti-Racism, and Decolonization connect to each other. To think about how social issues intersect with the history of colonialism, we hosted a lecture with Dr. LaRose T. Parris, Associate Professor at CUNY, Lehman College. This issue is an archive of a dialogue between Professor Parris and the participants drawn to the topic of “decolonization” while living in contemporary Japanese society and discursive space. [書籍情報] 編:酒井功雄、saki・sohee サイズ:128mm×182mm ページ数:88ページ 言語:日本語と英語
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Decolonize Futures Vol. 2『脱植民地化と環境危機 | Decolonization and the Environmental Crisis』
¥1,650
[版元サイトより引用] 2023年は、観測史上最も暑い年でした。気候変動によって台風や豪雨の被害が年々悪化している状況が、もはや当たり前のように感じてしまいます。環境の危機は、気候変動だけではありません。地球上の様々な生物種が、類を見ない速さで絶滅している「第6の大量絶滅」に入ったと言われています。 環境破壊や気候変動が悪化してきた歴史の背景には、環境破壊を肯定し推し進めてきた経済や政治、そして文化があります。植民地主義を通じて、植民地の人々や自然を搾取可能な「モノ」とみなし、土地を征服し切り開いてきたことが歴史的な環境破壊へと繋がっていきました。 Decolonize Futures Vol. 2「脱植民地化と環境危機」は、環境危機の根底にある植民地主義を批判し、オルタナティブな未来の可能性を研究する方々とのインタビューを収録した一冊となっています。 立教大学特任准教授の中野佳裕さんと、オーフス大学助教授の本田江伊子さんを招き、脱植民地化運動が様々な変化を遂げながら展開されてきた歴史、脱成長から考えるオルタナティブな未来の可能性、歴史をイデオロギー化せずに複数形の語りをすることの重要性といったトピックについて深掘ります。 2023 was the hottest year on record. It is no longer surprising to see the worsening situation of climate change. The environmental crisis extends beyond climate change. Human activities have caused the extinction of many species with an unprecedented speed, which is now called “sixth mass extinction.” Behind the history of the environmental crisis, there are culture, politics, and economy that have justified and progressed the environmental destruction. Through colonialism, people and the nature in the colonized countries and regions are turned into an exploitable “thing” or “resource,” and such discourse justified the historical destruction of the ecosystem worldwide. In Decolonize Futures Vol. 2 “Decolonization and the Environmental Crisis,” we organized interviews with scholars who criticize the colonialism lying beneath the environmental crisis and explore the possibility of alternative futures. With Yoshihiro Nakano (Rikkyo University) and Eiko Honda (Aarhus University), we will deep dive into the topics including the history of the decolonization movements, the alternative futures through degrowth perspective, and the importance of pluralizing the narratives of history. [書籍情報] 編:酒井功雄、saki・sohee サイズ:128mm×182mm ページ数:96ページ
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Decolonize Futures Vol. 3『アイヌと脱/植民地化 | Ainu and De/colonization』
¥1,650
[版元サイトより引用] 今日の日本社会では、アイヌの人びとや文化を、SDGs推進やダイバーシティ・環境問題への取り組みの中で記号化・商品化し、市場において消費する植民地主義的構造が存在しています。 消費はマーケットの中のみならず、アイヌ文化や伝統を学術的や知的に考え論じる際にも、歴史的な差別や植民地主義による貧困、そしてその中でアイヌの人びとの身体が傷つけられ命が失われた事実を見過ごし、思想としてアイヌを消費してしまうことにも及びます。 また、植民地主義について考える際に、殖民者/被植民者、当事者/非当事者、加害者/被害者といった二元論的なフレームワークで語ることにより、その二元論から抜け落ちてしまう人びとの生や複雑な現実が不可視化されてしまいます。 「アイヌと脱/植民地化」と題したVol. 3では、北海道大学 アイヌ・先住民研究センター准教授で自身もアイヌの出自を持つ人類学者の石原真衣さんとともに、どのようにして記号化や消費に抗い、二元論的な構造に当てはまらない現実における脱植民地化を考えうるか、ということについて思考していきます。 In contemporary Japanese society, there is a colonial structure that commodifies and consumes Ainu people and culture within the frameworks of promoting SDGs, diversity, and addressing environmental issues. This consumption extends beyond the market to academic and intellectual discourse. Treating Ainu people as mere academic topics and ideas leads to overlooking the history of racism and poverty resulting from colonialism, and the suffering and deaths of many Ainu people. Furthermore, when discussing the Ainu people and colonial structures, understanding the reality in binary terms such as insider/outsider, perpetrator/victim, colonizer/colonized can render invisible the voices and existence of those who do not fit into these dichotomies. In this issue, we interviewed mai ishihara, an anthropologist at the Center for Ainu and Indigenous Studies at Hokkaido University and herself of Ainu descent, on how to resist tokenization/encoding and consumption and think about decolonization regarding the reality that does not fit into the dichotomies. [書籍情報] 編:酒井功雄、saki・sohee サイズ:128mm×182mm ページ数:96ページ
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コンバヒーリバー・コレクティヴ宣言 ブラックフェミニズムをつくってきた黒人女性たちは語る
¥3,520
[版元サイトより引用] 「黒人女性が自由であるならば、他のすべての人が自由であることを意味する。なぜなら、私たちが自由であるためには、すべての抑圧システムの破壊が必要だからだ――」 1970年代に活動した革命的ブラックフェミニスト集団「コンバヒーリバー・コレクティヴ」。「インターセクショナリティ」という言葉が生まれるはるか前に、性や人種の連動(インターロッキング)する抑圧を捉えようとした彼女たちの記念碑的ステートメント全文が、ついに本邦初邦訳! [書籍情報] 編著:キアンガ=ヤマッタ・テイラー 訳:Political Feelings Collective サイズ:127mm×188mm ページ数:376ページ
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韓国グラフィックデザイナーの仕事と環境 K-GRAPHIC IN-DEPTH|後藤哲也
¥3,300
[版元サイトより引用] K-POP、独立系出版、フェミニズムなど韓国の社会や文化を動かすグラフィックデザインの現在形を紹介。その実践の背景にある考え方や状況に迫る。好評『K-GRAPHIC INDEX』の姉妹編。 [書籍情報] 編著:後藤哲也 サイズ:182mm×250mm 製本:並製 ページ数:248ページ
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デザインはみんなのもの|Troublemakers Publishing
¥1,650
[版元サイトより引用] どうしてデザイン賞の審査員や受賞者は男性ばかりなの? どうして欧米でデザインを学んだことがステータスになるの? どうしてスマートフォンは女性の手には大きすぎるの? スイスを拠点にするグローバルなフェミニスト・コミュニティ「Futuress」が掲載してきた、「フェミニズム × デザイン」の視点で身近なデザインの、わたしたちの社会の当たり前を問い直す5本のエッセイを収録。トルコ、ノルウェー、アメリカ、インド、パレスチナ。世界のフェミニストたちから届いた、希望と連帯のストーリー。 ◉おばあちゃんはサイボーグじゃない ムスリムでトルコ人の著者は、身長150cmの小柄な祖母をもつ。おばあちゃんが暮らしにくい環境をつくったのは誰? スマホから医療用マスクまで、身の回りのプロダクトデザインを振り返り、そこに隠れたバイアスを読み解く。 ◉綴じられなかった正典 男性中心のデザイン業界に、シンプルが“良い”とされるデザイン規範。ノルウェーの状況は、まるで日本の写し鏡のようだ。記されてこなかった過去を振り返ることから、あるべき「未来の歴史」を考える。 ◉同時に、同じ夢を見ること 中国系アメリカ人でクィアの著者が綴る、アメリカでアジア人として生きること。日常的なニュースやカルチャーに見る、さまざまな差別と偏見。アジア系の人々の運動の歴史に学ぶ、夢を見ること、連帯することの可能性。 ◉カーストとデザイン ヒンドゥー教に基づく身分制度が残るインドでは、上位階級の人だけがデザインを担っている。恵まれた人々だけがデザインの仕事を担うことの危険性と、染みついた規範に挑むデジタル世代の闘い。 ◉パステルカラーの暴力 日本のアニメやキャラクターに見られるカワイイカルチャーには、女性を客体化し、現実で起きている暴力から目を背けさせてしまう負の側面がある。SNS上で、そして戦場で生まれている、カワイイの闇を検証する。 Futuress|フューチャーレス Futuressは、スイス・バーゼルを拠点とする〈デザイン・フェミニズム・政治〉のためのオンラインプラットフォーム。小島 澪とマヤ・オウバーが共同ディレクターを務め、出版プラットフォーム兼ラーニングコミュニティとして、デザインについて学ぶ場をつくり、デザインに関する幅広い議論を行っていくことを目指している。定期的にイヴェントや研究ワークショップを開催し、世界中に広がるコミュニティメンバーの問題意識から生まれたストーリーを公開している。 futuress.org IG: @futuress_org 井上麻那巳|Manami Inoue ジェンダーイコールな社会を目指してデザインができることを探究するデザイナー・アートディレクター。ミスフィッツのストーリーを伝えるTroublemakers Publishing共同代表。言葉とストーリーを大切にし、著者やブランドの思考や想いをヴィジュアルに翻訳することに焦点を当てている。2024年に出版スタジオTroublemakers Publishingを設立し、同年にインディペンデントマガジン『Troublemakers』を創刊。 manamiinoue.com IG: @mnm_inue [書籍情報] 著:Futuress 翻訳・デザイン:井上麻那巳 編集:宮本裕人 サイズ:102mm×162mm ページ数:96ページ
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吃音プライド|Troublemakers Publishing
¥1,650
[版元サイトより引用] 言葉を繰り返す、言葉を伸ばす、言葉が出なくなる──長らくネガティヴなものとされてきた吃音を、尊重されるべき自然なものとして捉え直す「吃音プライド・ムーヴメント」がイギリスとアイルランドを中心に始まっている。 どもることを、話し方の違いとして、ニューロダイヴァーシティのひとつとして捉えること。速くて効率的なコミュニケーションをすることよりも、もっと大事なものがあることに気がつくこと。吃音をもつ人たちの生きた経験を伝える雑誌『Dysfluent』が掲載する、「吃音プライド」のいまを読み解く6つのインタヴュー。 ◉ぼくたちはひとりじゃない(まえがきの代わりに) 吃音をもつアイルランド人アーティストのコナー・フォーランさんが雑誌『Dysfluent』をつくり始めたのは、自身のアイデンティティと向き合うためだった。吃音とともに生きていくことについて、嫌いだった自分の話し方にプライドをもつことについて。本書のために収録された、コナーさんへのロング・インタヴュー。 ◉プライドへの道 吃音プライド・ムーヴメントの火付け役となったエッセイ集『Stammering Pride and Prejudice(吃音プライドと偏見)』。共同編集者のパトリック・キャンベルさんに、吃音プライド・ムーヴメントの希望と未来について訊いた。 ◉「自分への思いやり」の種を蒔くこと アイルランド吃音協会のメンバーで言語聴覚士のペニー・ファレルさんが語る、吃音に対する社会的偏見をなくし、変化を起こしていくために、アライ(支援者・理解者)のみんなにできること。 ◉プライドのパラドックス 「道徳的だと信じるあらゆるムーヴメントには、他の誰かを押しつぶしてしまう危険もある」。ライターのジャック・ニコラスさんと考える、「有害なポジティヴさ」を他人に押し付けないために心に留めておきたい言葉との向き合い方。 ◉自由にどもって 吃音当事者であり、言語聴覚士として13年働いてきたクリステル・クバートさんが語る、吃音を取り巻く社会の変化と、吃音プライドを広めていくために言語聴覚士たちにできること。 ◉連帯して進もう 吃音は吃音だけの問題じゃない。障害コミュニティ同士が連帯することの重要性を、インドで吃音に関する活動を行うプニート・シン・シンガルさんに訊いた。 ◉声を聴いてもらうために メディアで描かれる吃音をもつ人は、ほとんどが男性だ。ポッドキャスト番組『Proud Stutter』でホストを務めるマヤ・チュプコフさんが語る、女性が吃音を語ることの大切さ、吃音プライドを広めていくためのポッドキャストの可能性。 Dysfluent|ディスフルエント アイルランド人アーティスト/デザイナーのコナー・フォーランによる、吃音をテーマに活動するクリエイティブ・プラクティス。吃音をもつ人たちの生きた経験を伝える雑誌『Dysfluent』を主宰するほか、吃音プライド・フラッグ「Making Waves」をデザインするなど、吃音をテーマしたプロジェクトにかかわっている。 dysfluent.org IG: @dysfluent 宮本裕人|Yuto Miyamoto テキストを通じて人の「being / あり方」に光を当てることを目指すジャーナリスト、編集者、翻訳家。訳書に『サラリーマンはなぜサーフボードを抱えるのか?』(真崎 嶺)がある。生物学とジャーナリズムを学んだのち、『WIRED』日本版エディターを経て独立。2024年に出版スタジオ・Troublemakers Publishingを設立。 yutomiyamoto.com IG: @yutomiyamoto [書籍情報] 著:Dysfluent 翻訳・編集:宮本裕人 デザイン:井上麻那巳 タイポグラフィ(タイトル):コナー・フォーラン 編集協力:レナ・ベルナセク サイズ:102mm×162mm ページ数:96ページ
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私たちがやったこと|レベッカ・ブラウン
¥2,530
[版元サイトより引用] 互いが不可欠になるために、耳を聞こえなくした“私"と、目を見えなくした“あなた”。 「私」と「あなた」という人間関係の愛の行方を描いたレベッカ・ブラウンの傑作短篇集を復刊! 復刊にあたり、レベッカ・ブラウンによる「二〇二六年復刊に向けての著者あとがき」を収録。 また、訳者・柴田元幸は、訳文をジェンダーレスに修正。 装画は金井冬樹による描き下ろし。 あらためて、「私」と「あなた」という人間関係は何なのか、思いをめぐらすことができる7短篇を呪録しています。 “いまこれらの物語を読んでいて、私は語り手たちに、そして物語を書いた人間に言ってやりたい――いつかあなたもその幻滅と怒りを乗り越える、生き抜いて、大丈夫になる、と。そうならせてくれた経験を有難く思うようにさえなる、と。” (二〇二六年復刊に向けての著者あとがきより) “レベッカ・ブラウンといえば、まずは、エイズ患者たちを助けた体験に基づく『体の贈り物』と、 幻想的で力強い文章で男女・女女・男男関係の力学を浮き彫りにする本書『私たちがやったこと』を読んでもらいたい――と、訳者としては思う。” (二〇二六年復刊に向けての訳者あとがきより) “どんなに手を尽くしても、決して思い通りにはならない「あなた」と向き合うことでしか辿りつけない「私」がいる。そこでは「悲しいね」と「優しいね」が同等の言葉として響くから、わたしはいつも泣いてしまう。” (きくちゆみこによる推薦コメント) 目次 結婚の悦び 私たちがやったこと アニー 愛の詩 ナポレオンの死 いい人間 悲しみ 訳者あとがき 二〇二六年復刊に向けての著者あとがき 二〇二六年復刊に向けての訳者あとがき [書籍情報] 著:レベッカ・ブラウン 訳:柴田元幸 装丁:横山雄 装画:金井冬樹 サイズ:122mm×170mm ページ数:240ページ
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体の贈り物|レベッカ・ブラウン
¥2,420
[版元サイトより引用] アメリカの作家、レベッカ・ブラウンの代表作を復刊! 逃れようのない死の前で、料理を作り、家を掃除し、洗濯をし、入浴を手伝う。 喜びと悲しみ、生きるということを丸ごと受け止めた時、私は11の贈り物を受け取った。 エイズ患者とホームケア・ワーカーの交流が描き出す、悼みと希望の連作短篇。 著者書き下ろし「『体の贈り物』三十年後」を収録。 金井冬樹の装画による新装版。 “横溢するケアに包まれました。ホームケアワーカーの「私」が派遣されるのは死の恐 怖に向き合う患者たちのところ。ケアする側が彼ら、彼女らの生を“尊重されるべき もの”として丸ごと抱擁するとき、曇っていた生がみるみる輝きを取り戻していく。 まさに奇跡のような贈り物。” 小川公代 “透きとおるような日本語で訳されたこの小説集における、死にゆく人々の生を支える主人公の冷静さ、 心身の痛みにたいする想像力の深さ、そこから生まれる交流のぬくもりは、 いま、世界でなにより大事なものに思える。” 木村紅美 目次 汗の贈り物 充足の贈り物 涙の贈り物 肌の贈り物 飢えの贈り物 動きの贈り物 死の贈り物 言葉の贈り物 姿の贈り物 希望の贈り物 悼みの贈り物 謝辞 『体の贈り物』三十年後 二〇二五年版訳者あとがき [書籍情報] 著:レベッカ・ブラウン 訳:柴田元幸 装丁:横山雄 装画:金井冬樹 サイズ:122mm×170mm ページ数:194ページ

