-
Anniversary Gift Set〈HOPE〉
¥9,900
NEVER STOP THINKING 1周年の感謝を込めて、Book Gift Setをご用意しました。 3つのテーマから、今の自分に必要だと感じるテーマを選んでいただけます。本のタイトルは、開けるまでのお楽しみです。 〈HOPE〉 自分のままでいられるように。 傷つきながらでも、生きのびるための言葉に出会う。 セット内容 ・テーマに合わせて選書した本2冊(何が届くかお楽しみ) ・アンクレットにもなるビーズのブックマーク(4色からお選びいただけます) ・読書時間に寄り添うプロダクト2点(何が届くかお楽しみ) *写真に写っている本は、お届けするものとは異なります。 *すでにお持ちの本や読んだことのある本が含まれる場合があります。その際はぜひ、ギフトとしてお渡しいただいたり、大切な人と本を交換したり、本との新しい巡り合わせを楽しんでいただけたらうれしいです。 *プロダクトは、写真に掲載しているものの中からセレクトしてお届けします。香りやカラーについては、掲載していないバリエーションとなる場合があります。 *こちらの商品は、ご注文後、発送までに1〜2週間ほど頂戴する場合がございます。
-
Anniversary Gift Set〈COMFORT〉
¥9,900
NEVER STOP THINKING 1周年の感謝を込めて、Book Gift Setをご用意しました。 3つのテーマから、今の自分に必要だと感じるテーマを選んでいただけます。本のタイトルは、開けるまでのお楽しみです。 〈COMFORT〉 「こうあるべき」から、自由になる。 社会にとっての正しさではなく、自分にとっての心地よさを考える。 セット内容 ・テーマに合わせて選書した本2冊(何が届くかお楽しみ) ・アンクレットにもなるビーズのブックマーク(4色からお選びいただけます) ・読書時間に寄り添うプロダクト2点(何が届くかお楽しみ) *写真に写っている本は、お届けするものとは異なります。 *すでにお持ちの本や読んだことのある本が含まれる場合があります。その際はぜひ、ギフトとしてお渡しいただいたり、大切な人と本を交換したり、本との新しい巡り合わせを楽しんでいただけたらうれしいです。 *プロダクトは、写真に掲載しているものの中からセレクトしてお届けします。香りやカラーについては、掲載していないバリエーションとなる場合があります。 *こちらの商品は、ご注文後、発送までに1〜2週間ほど頂戴する場合がございます。
-
Anniversary Gift Set〈MYSELF〉
¥9,900
NEVER STOP THINKING 1周年の感謝を込めて、Book Gift Setをご用意しました。 3つのテーマから、今の自分に必要だと感じるテーマを選んでいただけます。本のタイトルは、開けるまでのお楽しみです。 〈MYSELF〉 誰かのためではなく、自分のための時間を。 自分の声を聞き、自分のための暮らしをつくる。 セット内容 ・テーマに合わせて選書した本2冊(何が届くかお楽しみ) ・アンクレットにもなるビーズのブックマーク(4色からお選びいただけます) ・読書時間に寄り添うプロダクト2点(何が届くかお楽しみ) *写真に写っている本は、お届けするものとは異なります。 *すでにお持ちの本や読んだことのある本が含まれる場合があります。その際はぜひ、ギフトとしてお渡しいただいたり、大切な人と本を交換したり、本との新しい巡り合わせを楽しんでいただけたらうれしいです。 *プロダクトは、写真に掲載しているものの中からセレクトしてお届けします。香りやカラーについては、掲載していないバリエーションとなる場合があります。 *こちらの商品は、ご注文後、発送までに1〜2週間ほど頂戴する場合がございます。
-
rhythm|蒼井九
¥1,870
3つの連作からなる42首の短歌が収録された歌集です。 [収録されている短歌より5首を抜粋] 許すけど忘れないから後悔はするな水辺のせいにもするな 合鍵に込めた祈りは固結び ピロティ 何もかも許してしまう風 擬態する光の意味を狂わせてみんなおもろい大人になった 比喩じゃなく吸い寄せられてくシーンから始まるすべてをビートにのせて 客観も主観の補強だと思う だから問う 大切な人はいますか? [本文「環境配慮について」より抜粋] 本書の制作では、「印刷」という出力方法の環境負荷を考え、自分のものづくりができるだけ気候危機を加速させないように素材選びや生産方法などを検討しました。 使用した紙は、すべて再生紙100%です。表紙には、オフィスで不用となったコピー用紙を資源につくられた〈PELP! PAPER〉、本文用紙には、新聞や雑誌古紙を再利用した更紙を選びました。どちらも印刷所が取り扱っていた紙です。印刷方法はライスインクによるリソグラフ印刷を採用しました。 また、印刷部数についても、自分で在庫管理や販売状況の確認などをコントロールできる範囲内での本当に必要な部数を想像し、明らかに過剰だと思われる生産は避けました。 [書籍情報] サイズ:105mm×175mm ページ数:60ページ 紙:表紙 PELP! PAPER 100g/㎡ 本文用紙 レトロ紙 57g/㎡ 印刷方法:ライスインクによるリソグラフ印刷 発行部数:150部
-
me and you little magazine vol.1 特集:愛も生活も、たよりないから
¥2,750
[版元サイトより引用] me and youによる初の雑誌。Web Magazine『me and you little magazine』で2025年からおこなっていた特集「愛も生活も、たよりないから」を一冊にまとめた、ライフ&カルチャー雑誌です。本誌には、Webで掲載していた内容に加え、書き下ろし原稿も多数収録しました。 インタビュー、VOICE(エッセイ)、コラム、声のポスト、生活を支えるもの、1週間コーディネート、部屋紹介、映画・本・漫画、食、DIYのカルチャーガイド、創作。写真もふんだんに用いた、目にも楽しい雑誌になりました。 愛を遠いものではなく、身近な「ここ」から感じて、考えていけるようなページがぎゅっと詰まった一冊。 愛の、難しいほう。生活のこの場所から目を向けることで、もっと自由な、一人ひとりの手のひらの温度の愛が、それぞれの生活に灯ることを祈って。 Concept 愛されたい、愛したいという願いが、誰のなかにもきっとある。 自分や誰かをうまく愛せなくて、愛が受け取れないこともある。 こじれた愛が、誰かを傷つけてしまうこともある。 けれど、こんなにも毎日の生活はたよりないのだから、 愛だってたよりなくて当然だとも思うのです。 完璧な愛や正解なんてきっとないのだから、 生活のなかで、変わりゆく愛と付き合っていきたい。 生活の隙間に宿る、愛の難しさを持ち寄ってみよう。 それぞれの愛のかけらを見つめ、繕いながら、 生きのびられるための小さな愛を世界に増やしていけるように。 あなたとの関係を断ち切って、ともにいることを諦めてしまう前に。 たよりなくても、愛のほうにどうにか踏みとどまれる自分や世界であるために。 わたしとあなたの生活に、手のひらの温度の愛がぽつぽつと灯りますように。 目次 *Interview 004 青葉市子 × ミシェル・ザウナー 異なるわたしたちを音楽が包み込む。複雑な世界のなかで 028 永井玲衣 永井玲衣が考える、愛。 あなたが暴力を振るわれていいはずがない。忘れられていいはずがない 046 hannah × 羽永 YouTubeで発信するhannah×羽永。“いま”を最大限に生きて、もっと自分らしく 080 メイ・シモネス 日本語でも英語でも、シンプルにストレートに愛を伝えたい 086 水上文 水上文さんが一人のクィアとして語る、生活・政治・愛。 パートナーと過ごしたカナダの経験をもとに 094 Decolonize Futures 進行形の植民地主義を問う。Decolonize Futuresが描く生と記憶 *Fashion & Life 015 FASHION DIARY ままならない日々を、お気に入りの服と。一週間コーディネート 和田ミリ/新家菜々子/鈴木美乃里 037 ROOM TOUR この部屋で、生きている。わたしの家の愛おしいところ きくちゆみこ/はらだ有彩/金川晋吾/岩崎はなえ/うまのはなむけ/オカヤイヅミ/中村萌/初音 054 MY FAVORITES 10人に聞いた、わたしのたよりない日々を支えるもの アオイヤマダ/安達茉莉子/井上花月/小谷実由/ゲバQ/さしみちゃん/butaji/みさこみさこ/恵愛由/堀米春寧 *Voice 014 愛は頼りないかもしれないが、彼女たちは決して愛を足で踏むことはなかった ─── イリナ・グリゴレ 057 自分を愛する以前に、ただ生きるために ─── 絶対に終電を逃さない女 067 生クリームのような、愛めいたもの。焦げついたケーキのような、愛。 ─── 秦レンナ 085 「生活なんてわりとどうでもいいからデザインに熱中したい」と思っていた頃から ─── 脇田あすか 093 社会が主語になると忘れられがちなもの ─── 田中みゆき 101 AIに愛はあるのか ─── 植本一子 058 声のポスト 愛も生活もたよりないから、どうしていく? 一人ひとりの声 燈里/浅井美咲/あないすみーやそこ(戸田泰子)/新家菜々子/アリサ/小沼理/小原晩/金川晋吾/きくちゆみこ/小林紗織/児玉浩宜/saki・sohee/佐久間裕美子/杉田協士/鈴木美乃里/武田砂鉄/つちやりさ(つちや温水プール)/苗/永井玲衣/中橋健一/中村秀一/にしかわあゆ/はらだ有彩/舟喜さとみ/星野文月/みさこみさこ/水上文/恵愛由/野茂りさ/吉澤嘉代子/ラブリーサマーちゃん/和田彩花/和田ミリ *Column 023 愛の難しさはどこからやってくるのか 藤原辰史「歴史学の課題としての『愛』」 中村佑子「愛してるとは言わない」 *Culture Guide 068 BOOK GUIDE 山崎まどかが選ぶ、「愛も生活も、たよりないから」ブックガイド 070 CINEMA GUIDE 児玉美月が選ぶ、「愛も生活も、たよりないから」シネマガイド 072 COMIC GUIDE 金城小百合 & ひらりさが選ぶ、たよりない愛と生活をなんとか紡いでいく漫画6冊 076 DIY GUIDE How to Make “Pocket Love” by SEHIKYO 078 FOOD COLUMN & RECIPES 生物群のふたつのスープ *Literature 102 春とは/小原晩 104 命の行き先/最果タヒ Editor's Note 106 編集部からの挨拶:野村由芽/竹中万季 *Comic 128 石/たなかみさき [書籍情報] 編集:野村由芽・竹中万季(me and you) 編集協力:日比楽那(me and you) 装丁:脇田あすか、關根彩 印刷・製本:ブックグラフィカ 発行:株式会社ミーアンドユー サイズ:148mm×210mm ページ数:128ページ
-
Decolonize Futures Vol. 1『反人種差別、フェミニズム、脱植民地化 | Anti-Racism, Feminism, and Decolonization』
¥1,650
[版元サイトより引用] 「家父長制、白人至上主義や人種差別。社会に存在する不平等や格差の原因は、植民地主義にあるのかもしれない。」 物理的な植民地支配が多くの地域で終わったにも関わらず、欧米諸国が行った経済的搾取や文化的な支配を通じて、暴力的な構造は今も私たちの生活に根付いています。 植民地主義の世界観では、欧米の文化が世界の中心であり、「シスヘテロ男性、白人(日本では人種的マジョリティである日本人)が最も人間らしい存在と見なされるヒエラルキーが生まれます。そして「女性/性的マイノリティ/有色人種の人々/非西洋の人々など」はヒエラルキーの下に位置付けられ、搾取され続けてきました。 Vol.1は、こうした現状に警鐘を鳴らし、フェミニズム、反人種差別がいかに脱植民地化と繋がるかを考える一冊です。 本号ではニューヨーク市立大学リーマン校のラローズ・T・パリス教授を招き、複数の社会課題が植民地主義と交差する様子に焦点を当てたレクチャーを行い、その講演を記事化しました。本文では、レクチャーや参加者との対話を可視化し、今の日本社会や言論空間において「脱植民地化」に関心を抱いた参加者と、ラローズ・T・パリス教授の対話の記録も紹介しています。 Patriarchy, white supremacy, and racism. Colonialism is lying beneath the inequalities in the world. Even though colonialism has ended in the form of physical occupation in many regions, a violent colonial system persisted through economic exploitation and cultural domination by Western nations and infiltrates our everyday lives. The colonial worldview is centered around Western culture and a hierarchy that assumes “White, (in Japan, Japanese) cis-hetero men” as most human while treating “women, LGBTQ+ people, people of color, non-Western indigenous people, etc” as inferior who deserve exploitation. Vol. 1 alerts to such reality and walks readers through how feminism, Anti-Racism, and Decolonization connect to each other. To think about how social issues intersect with the history of colonialism, we hosted a lecture with Dr. LaRose T. Parris, Associate Professor at CUNY, Lehman College. This issue is an archive of a dialogue between Professor Parris and the participants drawn to the topic of “decolonization” while living in contemporary Japanese society and discursive space. [書籍情報] 編:酒井功雄、saki・sohee サイズ:128mm×182mm ページ数:88ページ 言語:日本語と英語 ✶Decolonize Futures Vol. 2 脱植民地化と環境危機 https://nsthinking.official.ec/items/111200875 Vol. 3 アイヌと脱/植民地化 https://nsthinking.official.ec/items/111201040 Vol. 4 〈在日〉コリアンをめぐる教育と主体性 https://nsthinking.official.ec/items/150687542
-
Decolonize Futures Vol. 2『脱植民地化と環境危機 | Decolonization and the Environmental Crisis』
¥1,650
[版元サイトより引用] 2023年は、観測史上最も暑い年でした。気候変動によって台風や豪雨の被害が年々悪化している状況が、もはや当たり前のように感じてしまいます。環境の危機は、気候変動だけではありません。地球上の様々な生物種が、類を見ない速さで絶滅している「第6の大量絶滅」に入ったと言われています。 環境破壊や気候変動が悪化してきた歴史の背景には、環境破壊を肯定し推し進めてきた経済や政治、そして文化があります。植民地主義を通じて、植民地の人々や自然を搾取可能な「モノ」とみなし、土地を征服し切り開いてきたことが歴史的な環境破壊へと繋がっていきました。 Decolonize Futures Vol. 2「脱植民地化と環境危機」は、環境危機の根底にある植民地主義を批判し、オルタナティブな未来の可能性を研究する方々とのインタビューを収録した一冊となっています。 立教大学特任准教授の中野佳裕さんと、オーフス大学助教授の本田江伊子さんを招き、脱植民地化運動が様々な変化を遂げながら展開されてきた歴史、脱成長から考えるオルタナティブな未来の可能性、歴史をイデオロギー化せずに複数形の語りをすることの重要性といったトピックについて深掘ります。 2023 was the hottest year on record. It is no longer surprising to see the worsening situation of climate change. The environmental crisis extends beyond climate change. Human activities have caused the extinction of many species with an unprecedented speed, which is now called “sixth mass extinction.” Behind the history of the environmental crisis, there are culture, politics, and economy that have justified and progressed the environmental destruction. Through colonialism, people and the nature in the colonized countries and regions are turned into an exploitable “thing” or “resource,” and such discourse justified the historical destruction of the ecosystem worldwide. In Decolonize Futures Vol. 2 “Decolonization and the Environmental Crisis,” we organized interviews with scholars who criticize the colonialism lying beneath the environmental crisis and explore the possibility of alternative futures. With Yoshihiro Nakano (Rikkyo University) and Eiko Honda (Aarhus University), we will deep dive into the topics including the history of the decolonization movements, the alternative futures through degrowth perspective, and the importance of pluralizing the narratives of history. [書籍情報] 編:酒井功雄、saki・sohee サイズ:128mm×182mm ページ数:96ページ ✶Decolonize Futures Vol. 1 反人種差別、フェミニズム、脱植民地化 https://nsthinking.official.ec/items/111200697 Vol. 3 アイヌと脱/植民地化 https://nsthinking.official.ec/items/111201040 Vol. 4 〈在日〉コリアンをめぐる教育と主体性 https://nsthinking.official.ec/items/150687542
-
Decolonize Futures Vol. 3『アイヌと脱/植民地化 | Ainu and De/colonization』
¥1,650
[版元サイトより引用] 今日の日本社会では、アイヌの人びとや文化を、SDGs推進やダイバーシティ・環境問題への取り組みの中で記号化・商品化し、市場において消費する植民地主義的構造が存在しています。 消費はマーケットの中のみならず、アイヌ文化や伝統を学術的や知的に考え論じる際にも、歴史的な差別や植民地主義による貧困、そしてその中でアイヌの人びとの身体が傷つけられ命が失われた事実を見過ごし、思想としてアイヌを消費してしまうことにも及びます。 また、植民地主義について考える際に、殖民者/被植民者、当事者/非当事者、加害者/被害者といった二元論的なフレームワークで語ることにより、その二元論から抜け落ちてしまう人びとの生や複雑な現実が不可視化されてしまいます。 「アイヌと脱/植民地化」と題したVol. 3では、北海道大学 アイヌ・先住民研究センター准教授で自身もアイヌの出自を持つ人類学者の石原真衣さんとともに、どのようにして記号化や消費に抗い、二元論的な構造に当てはまらない現実における脱植民地化を考えうるか、ということについて思考していきます。 In contemporary Japanese society, there is a colonial structure that commodifies and consumes Ainu people and culture within the frameworks of promoting SDGs, diversity, and addressing environmental issues. This consumption extends beyond the market to academic and intellectual discourse. Treating Ainu people as mere academic topics and ideas leads to overlooking the history of racism and poverty resulting from colonialism, and the suffering and deaths of many Ainu people. Furthermore, when discussing the Ainu people and colonial structures, understanding the reality in binary terms such as insider/outsider, perpetrator/victim, colonizer/colonized can render invisible the voices and existence of those who do not fit into these dichotomies. In this issue, we interviewed mai ishihara, an anthropologist at the Center for Ainu and Indigenous Studies at Hokkaido University and herself of Ainu descent, on how to resist tokenization/encoding and consumption and think about decolonization regarding the reality that does not fit into the dichotomies. [書籍情報] 編:酒井功雄、saki・sohee サイズ:128mm×182mm ページ数:96ページ ✶Decolonize Futures Vol. 1 反人種差別、フェミニズム、脱植民地化 https://nsthinking.official.ec/items/111200697 Vol. 2 脱植民地化と環境危機 https://nsthinking.official.ec/items/111200875 Vol. 4 〈在日〉コリアンをめぐる教育と主体性 https://nsthinking.official.ec/items/150687542
-
Decolonize Futures Vol. 4『〈在日〉コリアンをめぐる教育と主体性|Education and Agency of <Zainichi> Korean』
¥2,200
[版元サイトより引用] 日本社会において、在日コリアンや外国籍を持つ人々はどのようにして制度的な差別に抗い、自らやコミュニティの主体性を形作ってきたのか。 Decolonize Futures Vol. 4では、在日コリアンの教育から を手がかりに、日本社会における制度的排除と未清算の歴史を見つめ、そして国家という枠組みに捉われない脱植民地化の可能性に向き合うインタビュー、コラムを掲載しています。 インタビューでは、各地の朝鮮学校を訪れ調査してきた中島智子さん(元プール学院大学教授)、自身も教育を受け朝鮮学校の教育史を研究する呉永鎬さん(鳥取大学准教授)、朝鮮半島・環太平洋における脱植民地思想を研究するJeong Eun Annabel Weさん(ノースウェスタン大学助教授)にそれぞれお話を伺いました。そして、ウトロ平和祈念館の資料から、ウトロ地区で行われた民族教育の実践、教育を守るために行われた闘争について考えます。 教育をめぐる抵抗の歴史と、そこに刻まれてきた痛み。そして、過去から続く未来をどのように想像できるのか。Vol. 4は、その問いを今を生きる私たち自身の問題として読み直す試みとなります。 How have Zainichi Koreans and citizens of foreign nationality resisted institutional discrimination while shaping their own agency and that of their communities? Decolonize Futures Vol. 4 explores the history of institutional exclusion and unresolved colonial legacies in Japanese society through the lens of Zainichi Korean education. Bringing together interviews and a column, this issue examines the possibilities of decolonization that resists the framework of the nation-state. The issue features interviews with Tomoko Nakajima (former Professor at Poole Gakuin University), who has conducted extensive fieldwork at Chōsen gakkō across Japan; Yongho O (Associate Professor at Tottori University), a scholar of the history of Chōsen gakkō who also received his own education there; and Jeong Eun Annabel We (Assistant Professor at Northwestern University), whose research explores decolonial thought across Korea and the transpacific. In the column, we examine the history of ethnic education in the Utoro district and the struggles, drawing on archival materials from the Utoro Peace Memorial Museum. How might we face the history of resistance surrounding education and the pain inscribed within it, and imagine futures that extend from the past? Vol. 4 is an attempt to engage with this question as issues that belong to us, here and now. [書籍情報] 編:酒井功雄、saki・sohee サイズ:128mm×182mm ページ数:186ページ ✶Decolonize Futures Vol. 1 反人種差別、フェミニズム、脱植民地化 https://nsthinking.official.ec/items/111200697 Vol. 2 脱植民地化と環境危機 https://nsthinking.official.ec/items/111200875 Vol. 3 アイヌと脱/植民地化 https://nsthinking.official.ec/items/111201040
-
ピンク色の国 日本のカワイイと〈ピンク〉の文化史|ピエール=ウィリアム・フルゴネーズ
¥2,420
[版元サイトより引用] 私たちにとって、なぜ〈ピンク〉は特別な色なのか? 桜、少女文化、サンリオ、漫画・アニメからクールジャパンまで――〈ピンク〉を巧みに用いながら、「カワイイ」を巨大な文化・感情・商品システムとして発達させてきた日本。感情や記憶、戦争、国家イメージに刻まれ、消費文化のなかで流通してきた〈ピンク〉の意味をフランス人研究者が読み解く、異色の日本文化論。 目次 第Ⅰ章 名もない色 第Ⅱ章 色のない名前 第Ⅲ章 ほかの国のピンク 第Ⅳ章 ピンクの女性、サクラの女性 第Ⅴ章 力のピンク [書籍情報] 著:ピエール=ウィリアム・フルゴネーズ 訳:鳥取 絹子 サイズ:mm×mm ページ数:224ページ
-
障害と生きることの現象学 脳性まひの身体からみえる生活世界|稲原美苗
¥3,630
[版元サイトより引用] 女性であること、脳性まひによる身体障碍があること、パートナーが外国籍で脳性まひがあること…… マイノリティ性の重なり合う生の経験から、心と身体、自立と依存、ケアする/されるの関係を問いなおす。 目次 第1部 経験を語る 第2部 経験を記述する 「心」と「身体」のあいだで 「自立」と「依存」のあいだ ケアという関係の中で 愛すること・愛されること [書籍情報] サイズ:128mm×188mm ページ数:280ページ
-
優生思想・反出生主義を支持する障害者たち 発達障害者から見たこの世界|横道誠 すぷりんと
¥2,640
[版元サイトより引用] 発達障害(ASD、ADHD等)の当事者たちが「自分はうまれてこないほうがよかった」「発達障害者は子どもを持つべきではない」と語る背景には何があるのか。 本書はこの問いに答えるため、「優生思想」「反出生主義」をめぐる思想史的整理、21人の当事者インタビュー、当事者・支援者・専門家による分析、そして鼎談を通して、この問題を多角的に掘り下げる。 収録するのは、10代から50代まで、世代や背景の異なる発達障害当事者21名へのインタビューである。生育環境から現在の生活、そして「優生思想」や「反出生主義」に対する自身の考えまでを丁寧に記録した。 「周囲と同じようにできない」「努力が足りない」といった評価に傷つき、追い詰められた当事者たちが、いかにして自己否定に至るのか。社会的価値観や周囲の言葉が、当事者の自己認識にどのような影響を及ぼすのかを問い直す。 当事者研究の第一人者・横道誠氏と、支援現場の最前線で活動する児童指導員・すぷりんと氏の論考に加え、『〈叱る依存〉がとまらない』などの著作で知られる臨床心理士・村中直人氏との鼎談も収録。 優生思想や反出生主義は、決して極端で特殊な思想ではない。それらは、「生産性至上主義」や「自己責任論」が支配する現代社会のなかで、多くの人が抱え込まざるをえない痛みから生じている。本書は当事者を断罪するのではなく、その「生きた声」に耳を傾けることで社会の歪みを可視化し、誰もが「自分は存在してよい」と思える社会への指針を示す一冊である。 目次 はじめに (横道誠) 第1章:優生思想と反出生主義――生命倫理をめぐって語る、ただし個人的な流儀で(横道誠) 第2章:当事者たちの声 21人のインタビュー 第3章:消えたがる当事者たち (すぷりんと) 第4章:鼎談 「平均」という多数派の解体─選択としての生、宿命としての優生思想(横道誠×すぷりんと×村中直人) おわりに (すぷりんと) [書籍情報] サイズ:132mm×188mm ページ数:272ページ
-
虹はいまだ旅の途上|李琴峰
¥2,200
[版元サイトより引用] 「正史」や「正典」に刻まれない、小さな声を拾い集めて―― バンクーバー、ソウル、チューリッヒ、アムステルダム、パリ。台湾で生まれ、日本で生きる芥川賞作家が、五つの都市をクィアに旅した2024年の記録。 “台湾で生まれ、日本で生活し、日本語と中国語を主要言語とし、アジアからほとんど出たことがない私は、欧米発祥の「クィア」という言葉とそれにまつわる諸文脈から切り離され、長い間、断絶を余儀なくされてきた。しかしバックラッシュは文化や言語、国家の境界線をものともせず、世界規模の波となって襲ってきた。である以上、私も自身の文脈を、クィアの歴史という文脈にもう一度接続し直さない限り、バックラッシュの正体を見極めることができない。これから記すのは、いわば「文脈を繫ぎ直す」ための旅だ。”(プロローグより) 目次 プロローグ 文脈を繫ぎ直すために バンクーバー編 1 雨のバンクーバー 2 終わりのない抵抗 3 クィア・ラウンジと女性センター 4 初春のキャンパス 5 気さくでドジでチャーミングな通訳者 6 日本でクィアを書くということ(講演録) 7 緩やかな紐帯 8 パンセクのドラゴン 9 デイビー・ビレッジ 10 私には妻がいるよ 11 恋に破れてパイロット 12 君は変革を望むと言ったね 13 生き延びる芸術 14 壺中の天地 15 クィア的ディアスポラ ソウル編 1 ソウル、夜の再会 2 人生の給油 3 三銃士 4 歴史の土 5 芳荑洞の夜 6 飛び石状の時間 7 アクアフィールド 8 勝手に祈らないで 9 二般の世界 10 神の裁きを押しのけて 11 弘大の陽キャたち 12 韓服ガールズ 13 今夕また何の夕べぞ チューリッヒ編 1 木漏れ日の移ろうチューリッヒ 2 リマト川沿いのテラス席にて 3 ダニエラ一家 4 夏の夜のライブ 5 ブランチ・ストライキ 6 紫の女たち 7 束の間の解放区 8 解放されたら危ないぞ 9 Binary Is Not for Humans 10 シャフハウゼンそぞろ歩き 11 ダニエラ宅の夕食会 アムステルダム編 1 自由の街・アムステルダム 2 アムステルダムの住宅事情 3 私たちの悲嘆可能性 4 プライドの葛藤 5 過去、現在、未来 6 犠牲者の象徴 7 飾り窓地区と売春博物館 8 旅は道連れ、夜は…… 9 クィアたちの夕食会 10 ロッテルダムの再会 11 ラベンダーの闘い 12 過去、現在、未来……? パリ編 1 愛と死の街・パリ 2 パリLGBTセンター 3 凱旋門とシャンゼリゼ通り 4 エッフェル塔のありふれた夜 5 夜中のハプニング 6 La MutinerieとThe LABO 7 クィア的パリ散歩 8 若者は極右をクソ食らえと思ってる 9 パレード後夜祭 10 モンマルトル詣で 11 高架下のクィア・パーティー 12 六月の終わりに 13 人生(クィア)の旅(たたかい)は続く エピローグ 虹はいまだ旅の途上 [書籍情報] サイズ:128mm×188mm ページ数:336ページ
-
つまづくところで立ちどまる あのときなかった道をつくる|きら
¥1,980
[版元サイトより引用] 13番館のメンバーのきらによる、2025年につけた日記集です。 新たに始めたカウンセリングで、過去のトラウマと向きあって感情を探す練習をしました。大切なハムスターのうるふちゃんとのお別れ、入院、転院、ふたり暮らしの葛藤、AIとの対話、依存、ゆっきゅん、美術、バイト、ぬいぐるみ、地元の友達、ぐるぐると考えすぎなほどに思考をつづけた日々の集積です。 以下、抜粋した日記です。 1月18日(土) 2、3日、日記が書けてないと、書かなきゃという意識がずっと頭の片隅にある。その日のうちに書ければ良いのだけど、夜には疲れ切ってしまっていて、翌日はもう起きたら昼前で他のことを優先してしまう。 ルイーズブルジョワ展へ駆け込む。 「過去を捨てないなら 過去を作り直すべきだ それがわたしの仕事である」 最後の動画に出てくる言葉を書き留める。 3月14日(金) 過去の様々な経験を、トラウマと認識し始めるようになって、ひとつ処理が進むと、他の記憶もトラウマだったのかもしれないと思うようになり、思い出したり、考えたりしすぎてしんどい。 抑圧的な環境で生きてきたから、自分の意思を尊重するということが難しいと感じる。どうやったら自分の気持ちをそのまま受け止められようになれるのだろう。 4月4日(金) 新しいカウンセリングへ行った。母よりは年下で、わたしよりひとまわりほど年上の先生。ここに来るに至るまでの経緯を話し、カウンセリングを終えたらどうなっていたいかを聞かれ、辿り着いたのが「立ちどまれるようになること」だった。 6月22日(日) 空きが出たと声をかけられ、東京都議会議員選挙当日の立会人をした。今日のもうひとりの立会人は大学一年生だった。しっかりしてる。 期日前同様、長丁場すぎて、休憩室はグロッキーな感じになっている。選挙管理委員会の人はこれを連日やっている。しかも、投票期間には、拘束時間12時間の立会人を毎日二人確保しないといけない。限られた予算と準備期間、長時間労働。過酷だと思う。 神妙な面持ちで職員さんたちが話をしていた。どうやら投票の受付時に、案内に書かれた氏名と見た目が一致していない、「男か女かわからない人」に性別の確認をしてしまい、ムッとされたらしい。ご意見が来てしまうかもしれないなぁ、とも言っていた。やってまったというニュアンスで話をしていたので、まだ理解しようとする姿勢があるのかもしれない。でも、「男か女かわからない人」にだって、その二択以外の性がある。その人がご意見をくれるとも限らないだろう。その人はとても傷ついたと思う。それを聞いているわたしも、傷ついている。 夜20時。投票箱に鍵がかかる。選挙管理委員会の人たちがバタバタと開票準備をしに市役所へ向かう。このあともまだ働くなんて、信じられない。この人たちのおかげで、そして立ち会った大学生の人や、おばあさん、わたしのような一市民によって、選挙は成り立っているということを、どうか忘れないでほしい。ノンアルビールを買って、飲みながら帰る。 12月8日(月) イ・ランの『声を出して、呼びかけて、話せばいいの』を読み始める。幼少期の家庭内で起こった暴力のシーンは、わたしのこども時代も想起されて、しんどくなってしまうけど、わたしも書かねばならないと思った。わたしの痛みをなかったことにしないために、あなたの痛みもまっとうなものだと伝えるために。 [書籍情報] 著・デザイン:きら 発行:13番館 サイズ:105mm×147mm ページ数:270ページ 誤字脱字を修正、少し文章を整えた第二版です。
-
かたつむるたましい|ほに
¥2,200
[版元サイトより引用] ほに日記本3作目。 27歳、友人と二人暮らし、東京。「働けない」2年目に突入し、失業手当は満期終了。 時間はあるのに元気がない。つくることにも希望が持てない。かといって働ける場所もない。ガザでの虐殺も止まる気配はなく、無力感に苛まれるばかり。 すっかりバーンアウトを迎えながらも、すがるように映画やドラマを観て、どうにかしなきゃと焦ってもがき、怒ったり寝込んだりしていた2024年の日記集。 主な出来事 日記屋月日のWS参加/絵を習う/働けなくてぬいぐるみ屋さんになる/週一古本屋バイト/都知事選/「哀れなるものたち」とASDの私/オンラインカウンセリング/ぬいぐるみの失踪/「ソンジェ背負って走れ」と障害の"克服"/イ・ランのライブ/少年アヤさんトーク/『パレスチナについて考えた日の日記』を作って日記祭出店/「クリップ・タイム」概念との出会い/ゆっきゅん年越しライブ など 登場する映画やドラマ 男女残酷物語サソリ決戦、哀れなるものたち、どですかでん、お嬢さん、ボーはおそれている、ニナ・メンケス作品、緑の光線(ゆっきゅん映画祭)、テルマ&ルイーズ、バーブ&スター、ベイビーわるきゅーれ、枯れ葉、夜明けのすべて、ソウルメイト、アリラン・ラプソディ、医学生ガザへ行く、時代革命、力の強い女カン・ナムスン、今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー〜、無人島のディーバ、ソンジェ背負って走れ、サイコだけど大丈夫 など 1月31日(水)抜粋 うるふちゃんは吊り下げた給水器のプラスチック部分に器用に爪を引っ掛け、腕の力だけでぶら下がってぷらんぷらんと揺れている。給水器に後ろ足を絡めてまるでポールダンスでもしているみたいだ。お腹に水が垂れてびちゃびちゃになっている。どんなに策を練ろうが、体を張って物音を立てて人間を呼びつけよう(そしてご飯をもらおう)という魂胆は潰えないようだ。何か趣味のようなものがあれば、と思うがハムスターには難しい。せめて危なくない遊びを覚えてほしいところだ。 布団に入ってからおもしろトークになった。覚えている歌について。話しているうちに「ドラえもんのうた」のイントロのメロディから「あんたがたどこさ♪ ひごさ♪ ひごどこさ♪」と入れてしまうことに気づいて、大笑いした。私はよく頭の中で歌と歌をくっつけてしまうのだが、同居人はそんなことないらしい。久しぶりにこんなに突っ込んだり笑ったりした気がする。最近は積極的な感情を表すのが難しくて、うまく笑えないことが続いていた。ノッていくのが難しい感じ。今日の感じをもう少し普段から取り戻せたらと思う。 2月17日(土)晴れ 抜粋 一度目が覚めて眠れず、8時に起き上がる。準備して外へ、電車に乗る。 Google マップを頼りに寺子屋大吉へ。日記のワークショップ二回目。今日は読まれることで消費されるのかどうか、消費されないには、消費ってそもそも悪いことなのか、生活を俯瞰して見る自分と書く自分について、など。 私の場合同居人を同居人と書くことで、たとえば読む人が直接同居人と出会った際にいきなりあだ名で呼んでしまうとか、距離感を間違えてしまうとか、そういう傷つきを防ぎたいと思っている。(友だちと書かないのは他の友だちと区別するのに分かりやすいから) 他には、物語として読まれたくない。「言いかえると?」と金川さんに聞かれて考える。きっと私と同居人の関係性について、もっとこうなったらいいのにとか、願ったり祈ったりされたくないのだと思う。応援されたくもない。ただの記録として読まれたい。正直に書きたいというのがずっと考えていることだ。「事実〜記録〜正直に書くこと、矛盾しないと思う、(書くの)時間かかるでしょ」という旨のことを指摘されて、だからか……!と納得した。 正直に書くことについて、家に帰ってから考えたこと。小学生の頃、作文が全く書けなかった。家では自分のことを「あゆ」と呼んでいて、なのに主語を「私は」と書くのが嘘をついているようで嫌だった。でも、「あゆは」と書くのも恥ずかしい。楽しくなかったのに「楽しかった」とも書きたくないし、「嬉しかった」とも書きたくない。嘘になるなら何も書きたくなかった。 この「嘘をつきたくない」というのは話すことにも影響を与えていて、状況や気持ちをより正確に表す言葉を見つけなければ嘘をついているような気持ちになるから、今でも言葉に詰まることが多い。半ば強迫観念のようになっている。 「誠実であればいい」と言った人がいて、誠実、誠実……と考える。 (中略) 夜、大学の友だちと電話。休職中のLは就労移行支援に通っている。毎日通って生活リズムを整えつつ、コーピングとか、認知について学んだりするらしい。私もカウンセリングを探すよりそっちがいいのかなと思いながら話を聞く。 共通の友人がツイッターでトランス差別にむちゃいいねするねん、という話をする。大学の同期が少ないのもあって、この話をできる相手が全然いなかったので助かる。「今彼女にとって自分とは違う考えを入れるタイミングじゃないのかも」「完全に思想は変わらなくても、それで傷つく人がいるってことだけでも分かってもらえたらいいね」という言葉をもらって、だいぶ気持ちが軽くなる。確かにそれだけでもかなり違うし、学べないのは忙しいから=社会が悪い。ツイッターが無くなってくれるのが一番早いけど。 セイウチのぬいぐるみを見せてくれたのでうるふちゃんをお披露目。茶色くて目がクリクリ同士でなんか似ている。散々働くの辛いって話をしていたらLが「今、自分たちが生きづらいのは資本主義が悪いっていう考えが初めて理解できた……!」と言ってて「そうなんです!資本主義が悪いんです!!」と同調をする。4時間にわたる電話の最後にアナキズムへの扉をノックしたL、面白すぎる。 私たちはもっと友だちと連絡を取り合うべきだ。孤独になると悪い方へしか考えられない。同居人は学校へ通う決意をした。私ももっと明るい方へ行きたい。 3月23日(土)抜粋 母の前で癇癪を起こした時はなぜそうなったのか分からないままだったが、同居人の前でパニックになった時は後から言語化する余裕(?)が取れている、時間を与えてくれている気がする。 それなりに眠れた。日記のワークショップ。自分について説明することのつらさについて。「生活どうしてるの?」は、悪気がなくても答えに困る。これ以上聞かれないようにうまく答えようとする。究極的には他人と会話しなくてもそのままで受け入れ合えたら、と思う。 自分のASDみを思わぬ方向から発見した。みんなこんなに複雑なことをやっているのか、やってのけているのではないかと思うとめまいがしそう。言葉そのものではなく、相手が引き出してほしい(と本人も気づいていない場合もある、隠された)気持ちに反応しているのか。自分が会話において浮かぶ言葉が「それってこうなんじゃないか」と分析するものばかりで、わずかに察せる空気的に今その問いは違くない?ともやもやし続けた結果気づいたことだった。 10月17日(木)抜粋 雑談は中身に意味はなく、スズメが「チュン」と言ったら「チュン」と返すようなもんだ、とカウンセリングで教えてもらってから随分と気が楽になった。ちょっと大きく「へー!」って言ったら喜んだように見えて、こういうことなのか……?と少しつかめた感覚がある。彼の話しかけを「会話のバグテストみたい」と書いたことがある。試されている……?と構えていたけどただの「チュン」だったんだ。なら私も「チュン」って返そう、そう思える。 退勤後、学校のメンバーで森美術館のルイーズ・ブルジョワ展を観る。〝風変わりな女の情熱的なアート作品〟みたいな紹介のされ方でモヤモヤする。もっとフェミニズムとか精神医学の観点から踏み込んでキャプションを書いてほしかった。「母性」という多義的な言葉がまるで一つの意味しかないかのように使われているのも、雑に思えてならなかった。 一緒に観た人は「女っぽくて」「しんどい」と胸焼けを起こしたような顔で感想を言っていた。キャプションが違えばそうじゃない感想があり得たかもしれないのに、ともどかしかった。母でなくても、娘でなくても、共感できなくても、最低限理解できるような手続きを踏んでほしかった。 [書籍情報] 著・デザイン:ほに サイズ:127mm×181mm ページ数:294ページ
-
パレスチナについて考えた日の日記
¥1,200
[版元サイトより引用] 公募で集まった71名の書き手による「パレスチナについて考えた日」の日記集です。それぞれの場所でパレスチナを想った日々の集積が、お守りのようにはたらくことを願っています。経費を除く売上はすべてパレスチナ支援の寄付にあてます。 寄付先 UNRWA、JVCなど [書籍情報] 著:aoi、Ackee、アキヤママリナ、ayano、斐目 結(まなざし)、あゆみん、ep、いかわ、いとー、糸川乃衣、ウチガサキミナ、うらあやか、及川るな、太田明日香、オカワダアキナ、おぜき、かほ、川崎洋正、川名 倫明、木内久乃、京極祥江、くろいわ、Ghufron Yazid、Sio Books、じゅり、たかえすはるら、高嶋瑛、高田満帆、武田花、たちとちがぐる、樽本樹廣、ちか、テラモト、D / ディー、なかよしクラブ、nag、natsumi yoshida、ナナウエ、新島みお、ニーナ、ぬくもり、猫粒、nouru、延 紗英子、はち、はづき真理、柊、蕗フユコ、舟喜さとみ、hoi、ほのかに かおる、ほんだあやの、ぽんつく、mackey、marushimakoto、まるばつ、三品和乃子、水埜青磁、宮川知宙、Miyu、むくどり洞、moe、桃文庫、山口舞桜、優佳、夢見ヴァシ、YURUMO、ヨコタ佑輔、吉美駿一郎、凜花 rinka、わたあめ 編集・デザイン・装画:ヒロノアユミ 発行:13番館 サイズ:128mm×182mm ページ数:174ページ
-
緑をみる人|村田あやこ
¥2,640
[版元サイトより引用] アスファルトのひび割れやマンホール蓋のふち、側溝の奥底、室外機の下……。 整備された都市空間の隙間で、人知れず芽吹き繁茂する植物たち。 「路上園芸鑑賞家」として発信を続ける著者は、街の隙間に生きる緑に自身の秘めた「野性」を重ね、その制御不能さに心惹かれ続けている。 本書では、著者が世界13カ国18人の“隙間植物愛好家”にコンタクトを取り、約2年にわたって取材を重ねた。 水抜き穴協会・モリタケンイチは、水抜き穴という小さな穴に広がる生態系に「小宇宙」をみる。 イタリア在住のパオロ・カスパーニは、路上の植物に「勇敢さ」と「しぶとさ」をみる。 スウェーデンの元テレビマン、スタファン・フィッシャーは植物が生きる隙間に「ミニチュアの世界」をみる。 オランダの芸術家・アン・ゲーネは植物の「不完全さ」に「完璧」をみる。 メキシコのデザイナー・アストリッド・ストゥーペンと文化人類学者のステファニー・スアレスは、都市の植物から「パラレルな時間の流れ」を垣間みる。 日本、フランス、トルコ、メキシコ、韓国、台湾、イタリア、スウェーデン、ブラジル、シンガポール、アメリカ、オランダ、ニュージーランド。ぜんぶで19人の緑をみる人たち。それぞれのストーリーと総数800枚もの写真をとおしてみえてくるのは、日常にひそむ地球の「野生」だ。 (巻末に英訳掲載) 目次 PART1:著者が15年ほど前から撮りためてきた、日本の路上でみつけた隙間植物の写真395枚を掲載。 ・はみ出す緑に自身の「野性」を重ねる/村田あやこ(botaworks) PART2:著者がSNSで知り合った「中の人」など、世界の隙間植物愛好家18人にコンタクトをとりインタビュー。それぞれが撮りためた写真も紹介する。 ・植物はどんな場所でも生きるすべを見つける/フランソワ・デコベック(Plants of Babylon) ・小さな穴の中に広がる小宇宙/モリタ ケンイチ(水抜き穴協会) ・定形の空間に、不定形のものが生まれる楽しさ/まつ(東京自由植物) ・人間も、足元の植物たちも、自然の一部/エレクトリックアイ(parts.of.nature) ・都市の植物は、自然と人工物とを融合させる存在/ケレム・オザン・バイラクター(Sokak Otları) ・都市の植物から垣間見える、パラレルな時間の流れ/アストリッド・ストゥーペン、ステファニー・スアレス(Planta De Asfalto) ・都市の小さな亀裂から、命が始まる/イ・ユンジュ(botanicity) ・植物は、都市にぬくもりと活気をもたらす/トム・ルーク(Treehouses of Taiwan) ・路上の植物たちは勇敢でしぶとい/パオロ・カスパーニ(being_weeds) ・植物が生きる小さな隙間は、まるでミニチュアの世界/スタファン・フィッシャー(Trottoaser) ・どんな場所でも、植物はただそこに存在する/エリサ・ヌネス(arvorexiste) ・人間と同じように、都市には多様な植物が生きている/サラ・セオ(Urban Lithophytes) ・人間界のルールの隙間に、植物のエネルギーが噴出する/山田泰之(路上盆栽) ・都市に自生する植物は、生態系にとって重要な存在/デビッド・サイター(Spontaneous Urban Plants) ・不完全さこそ植物の完璧な姿/アン・ゲーネ(Book of Plants) ・道端の草たちが、街への愛着を取り戻してくれる/重本晋平(まちくさ) ・困難な状況でも生きる植物たちの美しさ/ダニエラ・フエンザリダ(Aesthetics Of The Resistance) PART3:PART2に登場する18人+著者が撮影した写真215枚を、シチュエーションごとに整理して掲載。 あとがき 英訳 [書籍情報] サイズ:112mm×178mm ページ数:384ページ
-
冬の植物観察日記|鈴木純
¥2,090
[版元サイトより引用] 2022年10月から2023年3月までの植物観察家の日記。 新しい土地で迎える、はじめての冬のこと。 本書は秋から冬、そして春を迎えるまでの6か月間の記録です。 東京から山梨へ移住した植物観察家の鈴木純さん。街より野山が近くなったけれど、観察家としての日々は変わりません。生活の中で出会った身近な植物を、遠くから眺めたり、ぐっと自分に引き寄せたり。そんな風にしていつも観察しているのは、植物の「わかっていないこと」、まだ形のない「なにか」。 山梨で迎えた厳しい冬と、そこにある形のない春。春は、どこからやってくるのだろう。 「いま」を書きとめた貴重な記録です。 [書籍情報] サイズ:127mm×180mm ページ数:272ページ 製本:並製
-
季節を脱いで ふたりは潜る|菅原敏
¥2,200
[版元サイトより引用] 幾重にも着込んできた 季節をすべて脱ぎ捨てて、 今では遠く無くしたものに、水の中で手を伸ばす——。 『かのひと 超訳 世界恋愛詩集』以来、3年ぶりとなる菅原敏の新詩集は、移ろいゆく暮らしを、やさしく抱き寄せ、綴った季節の詩。 燃やすとレモンの香る詩集や、毎夜一編の詩を街に注ぐラジオ番組など数々の試みをおこなってきた菅原敏が、今作では、遠い日々の断片を拾い集めてぺージに挟みこむように、季節の情緒を12ヶ月の詩に写しました。 カバーを“脱ぐ”とあらわれる肌のような表紙や、帯につくられた“小さな海” など、こだわり抜いた造本。 さらに朗読などの公演が叶わない今、一篇の詩を電話でお届けする読者特典〔電話朗読室〕の電話番号を本書の中に隠しました。 雑誌『BRUTUS』での連載を中心に、近年の代表作含む、12ヶ月×4編〔全48編〕を収録。 >4月 アスファルト上の片手袋を拾い上げると爆発する冬が終わって、動物たちが巣穴で目覚めるころ。やさしい光のなかでも私たちは少しだけ狂ってる必要があった。ほぼ毎日彼女は家にいるので、通帳なのか未来の姿なのか、私は何かを見ないようにと驚くほどに毎日眠る。オムレツリンゴヨーグルト、朝飯を食べ終わると午後三時。彼女の肌も荒れてきた。幸せな暮らしと正しい暮らし。睡眠薬とビタミン剤。それぞれの違いを交換したら洗濯機、私は彼女の下着を洗う。(暮らし) >7月 肌と肌の輪郭が あいまいに消えされば 国境を越えて なめらかな山の稜線 カーテンの隙間から 初夏の日差しが 背中を打ち抜いて ちいさな午後の死 ラジオのニュース 遭難者2名 同じコップで水を飲み 眠りに落ちる前に聞いた ひとつのからだで いきるための理由 (冷たい水) [書籍情報] サイズ:155mm×187mm ページ数:144ページ 製本:上製 読者特典:電話朗読室付
-
Polyphony vol.2 「普通」に生きる
¥650
SOLD OUT
[版元インスタグラムより引用] 「普通」── 世の中の規範。 「普通」── 自分の中のあたりまえや基準。 「普通」── こうなったらいいなと願う理想、ユートピア。 5人の書き手が、それぞれの場所から「普通」という言葉と 自分の日々を照らし合わせた文章を寄せました。 ノンバイナリーとしての改名記録。 高卒と短大卒の対談。 依存症の家族との対峙と自己をめぐる記憶。 クィアな時間性についての批評エッセイなど。 排除や分断、そしてマイノリティを他者化するためにも使われがちな「普通」という言葉をタイトルに据えることは自分/たちにとって挑戦的なことでした。 それでも、この言葉をいま問い直し続ける必要があると そのことを忘れないためにも、このZINEを完成させたいと思いました。 日に日に悪くなっていく状況に、不安になってしまいます けれど、自分たちの存在のそれぞれさや、それぞれの場所からできることを見つめ直しながら、やっていけたらと思っています。 このZINEが読む人それぞれにとって、自分の立つ場所を考えるきっかけになればうれしいです。 [書籍情報] サイズ:148mm×210mm ページ数:56ページ
-
Polyphony vol.1 複数で生きる
¥850
[版元サイトより引用] 2025年。ゆだねと水槽とそのまわりで観測された、性愛や恋愛、規範にとらわれない関係や生き方を記録した初の合同zine。 江國香織『きらきらひかる』を起点とした対談、「複数で生きる」を主題に6人が綴ったエッセイ、コンテンツ紹介コラムなどたっぷり収録。 [書籍情報] サイズ:148mm×210mm ページ数:80ページ
-
体の居場所をつくる|伊藤亜紗
¥2,090
[版元サイトより引用] 摂食障害、ナルコレプシー、ALSなどの障害や病気の当事者。診断がつかない人、治療の道がない人、人種的マイノリティ―― 本書に登場する11名は、体に「問題」を抱えながら、日々の工夫の積み重ねで、どのように「体の居場所」をつくってきたのか。 一人ひとりから出てくる言葉は、ときに文学のようにファンタジックで、そこには、その人の何十年分かの人生が結晶のように凝縮されています。それに耳をかたむけ、ともに悩み、混沌とした状況を進む手すりとなるような言葉を探すために伴走する――そうして綴られた、生きるための究極の工夫とは? [書籍情報] サイズ:128mm×188mm 製本:並製 ページ数:312ページ
-
月曜か火曜|ヴァージニア・ウルフ
¥2,200
[版元サイトより引用] 永遠のフェミニスト作家、ヴァージニア・ウルフが自分で編んだ唯一の短編小説集。 彼女の真摯な「叫び声」を、100年後の今そのまま読む。 ウルフの最初の短編集を、1921年刊行当時のまま、姉ヴァネッサ・ベルの版画5点とともに完全収録。最良のガイドとなる、翻訳者の片山亜紀による詳細な注・訳者解説付。 収録作 ゴースト・ストーリー「幽霊たちの家」 フェミニズム冒険活劇「ある協会」 都市のある一日を描く「月曜か火曜」 その後の長編に連なるメタフィクション「書かれなかった小説」 音楽のスケッチ「弦楽四重奏」と色彩のステッチ「青と緑」 草花と人々とカタツムリのコラージュ「キュー植物園」 フェミニズム小説であり評論でもある傑作「壁のしみ」 ――ウルフの原点であり、その後の長編にも連なる真摯で切実な全8編。 学識豊かな男たちなんて、魔女や隠遁者、すなわち洞窟や森でうずくまって薬草を煎じ、トガリネズミを尋問し、星々の言葉を書きつけていた者たちの末裔でしかないのでは?(「壁のしみ」より) [書籍情報] 著:ヴァージニア・ウルフ 画:ヴァネッサ・ベル 訳:片山亜紀 サイズ:127mm×188mm 製本:並製 ページ数:144ページ
-
コマ送り-Frame by Frame-vol.2 アニメ業界とフェミニズムvol.2
¥1,500
[版元インスタグラム/サイトより引用] 『コマ送りvol.2』は"アニメ業界のシスターフッド"として、業界を支えてきた中堅以上の女性10名へのインタビュー特集のほか、エッセイなどの寄稿作品や事前に募集していた『みんなの行動Tips』やおすすめ作品のご紹介など、vol.1から大幅にボリュームアップした盛り沢山な内容となっております。 目次 まんが ・コマ送り紹介まんが2 伊波エポコ(作画) インタビュー ・特集 アニメ業界の中堅女性に聞く:表現と労働の現場でやってきたこと エッセイ ・フェミニズムと表現と私 ポン(元制作進行) ・個人的な話 さば(制作進行) ・引き裂かれ百喜百憂 こまくさ(プロデューサー) ・傘を持った日 労働と倫理 佐藤勇気(背景美術) ・うまく生きられない、私たちの小さな仕事 お好み焼き(作画) ・女性ヒーローはいた! ペンギン(演出・作画) ・わたしが変わりつづけられますように U-mi(設定デザイン) 特集 ・みんなの行動Tips [書籍情報] サイズ:128mm×182mm ページ数:164ページ

