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NEVER STOP THINKING

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    ¥440

    希望されるラッピングの個数分をカートにお入れください。 複数の商品をご注文の場合で、2つ以上に分けてラッピングをご希望の場合は、組み合わせの詳細をご注文時の備考欄にご記入ください。 ラッピングに使用するのは、インドの伝統民族衣装などをリサイクルし、フェアトレードNGO・SASHAの作り手によって縫い合わせられた布袋です。色や柄はランダムです。

  • エトセトラ VOL.8 特集:アイドル、労働、リップ

    ¥1,430

    [版元サイトより引用] 「アイドル」を含めたいろいろな人たちが、心身ともに健やかでいられるには-- 「アイドル」の表象、労働、消費について考える、 これまでなかったことにされてきた必要で切実で多様な声を集めた特集号 フェミニズムを身近なテーマから考えるマガジン「エトセトラ」8号目の特集は、「アイドル」。自身がアイドルの和田彩花、アイドル文化を含めた表象について執筆を重ねてきた鈴木みのりを特集の編集に迎え、労働、心身の健康、ボディイメージやライフスタイルの消費、SNSを巡る諸問題に向き合い、そしてアイドルから得られる希望や喜びとは何かを探る。1408もの声が集まった「アイドルの未来のためのアンケート」も! 特集外も、ジュディス・バトラーへのロングインタビュー、「オープンレター 女性差別的な文化を脱するために」原文掲載など、残しておきたい記録に満ちた一冊。 目次 特集:アイドル、労働、リップ 特集のはじめに 鈴木みのり・和田彩花 エッセイ 菅野つかさ「少女時代を通して出会った世界」 野中モモ「『街いちばんのナイス・キッドたち』によせて」 藤野可織「私はいかにしてアイドルの恋愛に一喜一憂するようになったか」 犬山紙子「ファンと消費」 創作 岩川ありさ「わたしはこぶしを握りしめる」 論考 ハン・トンヒョン「矛盾に満ちた『推される人』たちにかかる負荷が少しでも減ることをいつも願っている」 上岡磨奈「アイドルとあなたとは何も変わらない、同じ人間である」 田中東子「アイドルたちは何を開示しているのか?」 写真 藤岡亜弥「熱狂の広島、オバマがヒロシマに来た日」 インタビュー 竹内亜矢子「〈自分の身体と折り合いをつける〉ために試してみたいエクササイズとストレッチ」 寺嶋由芙「好きなことを好きでいるために、アイドルの問題を話していきたい」 内藤忍「働くすべての人の『労働』が、守られるために知りたいこと」 アンケート わたしの“アイドル” 宇垣美里/エミリー/太田莉菜/温又柔/カナイフユキ/近藤銀河/佐久間裕美子/佐野亜裕美/柴崎友香/周司あきら/岨手由貴子/仲西森奈 /羽佐田瑶子/valknee/潘逸舟/丸山美佳/宮越里子/森栄喜/WAIFU 1408の声が集まった 「アイドルの未来のためのアンケート」 特集のおわりに 鈴木みのり・和田彩花 ************************************************************ インタビュー ジュディス・バトラー「反ジェンダー、反多様性にフェミニズムは抵抗する」 (聞き手:清水晶子/ 翻訳:西山敦子(C.I.P. Books)/ 企画・写真:間部百合) アーカイブ 「オープンレター 女性差別的な文化を脱するために」を記録する 寄稿 北原恵「イトー・ターリが遺したもの――追悼展示会報告記」 フェミリポート 下郷さとみ「ブラジルの政治を、先住民族の女性・マイノリティの手に」 連載 「編集長フェミ日記」(2022年8月~10月)鈴木みのり・和田彩花 「ふぇみで大丈夫」ナガノハル/vol.4:ちゃんみな大好き 「ここは女を入れない国」伊藤春奈(花束書房)/第6回:炭鉱と女人禁制 「Who is she?」大橋由香子/第5回:日雇いで働くニコヨンの彼女 「LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景」宇壽山貴久子 私のフェミアイテム:須藤はる奈 NOW THIS ACTIVIST :門田亜里砂 [書籍情報] サイズ:148mm×210mm 製本:並製 ページ数:144ページ

  • エトセトラ VOL.10 特集:男性学

    ¥1,540

    [版元サイトより引用] 性差別はびこるこの社会では、実は「男」のことすら誰も考えていない。 語られてこなかった男性の多様さはどこにある?  これまでフェミニズムが家父長制に相対するとき、特権を持つ側として「男性」が照射されてきた。しかし、男性がフェミニズムに応答するだけでは、男性自身の課題を掘り下げられないのでは……? フェミマガジン10号目は、『トランス男性によるトランスジェンダー男性学』の周司あきらをゲスト特集編集に迎え、「特権」「加害性」「生きづらさ」で終わらない、その一歩先にある「男性性」を見つける特集号。 論考、エッセイ、読者投稿などで構成。新たなメンズリブを目指す座談会も! 目次 特集:男性学 特集のはじめに 年表 男性史・女性史(作成:周司あきら) エッセイ・論考 マルリナ「ラップに耳をすませば」 麦倉哲「『男らしさの崩壊』の先にみる絶望とかすかな希望」 五月あかり「誰も好きになってはならない」 小埜功貴「自分を終わらせて、自分へと生まれ戻ろう――場としてのメンズリブ、心としてのメンズリブ」 瀬戸マサキ「『俺』を取り戻す旅」 仲芦達矢「ノイジー・マスキュリニティ」 Y・N「傷と言葉――仲芦達矢『ノイジー・マスキュリニティ』のための補足」 澁谷知美「男にとって『恥』とは何か――仮性包茎の現代史から」 森山至貴「異物のように、宝物のように」 水上文「そして誰が排除されるのか?――百合ジャンルにおけるミサンドリーの問題」 福永玄弥「男たちの帝国と東アジア」 遠山日出也「男性が特権/差別を克服するために――被抑圧者の解放と自らの解放との結びつきを捉える」 小説 勝又栄政「父(ちち)と、娘/息子(こ)」 漫画 中村一般「山田さんの生活」 座談会 水野阿修羅✕小埜功貴✕周司あきら「男である自分を好きになる――90年代日本のメンズリブ運動」 読者アンケート 男として生きること、男扱いされることの喜びを考えてみる 特集のおわりに ***************** 寄稿 もちづきゆきえ「『HEAR. ME. OUT.』制作日誌」 伊藤春奈(花束書房)「独立運動から続く道をたどって〜おしゃべりソウル旅行記〜」 漫画 とれたてクラブ「目ざせ!! DIVAに殺されない元カレ」 連載 「編集長フェミ日記」2023年8月〜9月 「祖母の話」/#2 川﨑那恵「ムラの女たちのあいだで」 「アート・アクティヴィズム」北原恵/〈98〉「関東大震災100年を記憶する現代アート:2023夏、韓国」 「LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景」宇壽山貴久子 私のフェミアイテム:下山田志帆 NOW THIS ACTIVIST :山田亜紀子 [書籍情報] サイズ:148mm×210mm 製本:並製 ページ数:128ページ

  • エトセトラ VOL.13 特集:クィア・女性・コミュニティ

    ¥1,540

    [版元サイトより引用] 「わたしたち」の場づくり、コミュニティ、言葉をアーカイヴする。 ウーマンリブから生まれたレズビアン・コミュニティ、伝説のレズビアン&バイセクシュアル雑誌、そして、Xジェンダーの語りや、様々なセクシュアルマイノリティの集まれる場所……。 フェミマガジン13号目は、「LGBTQ」から消されてしまいがちな女性やノンバイナリー/Xジェンダーの人々による、場所づくりや運動を記録する特集号。多数のインタビュー、寄稿、読者投稿「自分の存在を消されたと感じたことはありますか?」など。 目次 特集:クィア・女性・コミュニティ 特集のはじめに 寄稿 杉浦郁子 「女の解放」から「レズビアンの解放」へ ――1970年代半ばから80年代の首都圏におけるレズビアン運動の変容―― 赤枝香奈子 「レズビアン」の連続性と非連続性――清岡純子のレズビアニズム 萩原まみ 「『フリーネ』と『アニース』~バイセクシュアルのわたしが読みたかった雑誌」 岡田実穂 クィア・コミュニティにおける性暴力を可視化する 森あい あるクイアの、阿蘇での10年 ティーヌ 自分と出会うための読書 しゃおはー 『おばあちゃんのガールフレンド』が開いた私の物語 インタビュー 若林苗子「ウーマンリブからつながった、レズビアン・フェミニズム」 原ミナ汰「失敗や挫折の積み重ねから生まれた、Xジェンダー/ノンバイナリーの大事な場所」 大江千束「属性だけで一般化せず、対話していくことから始める」 長村さと子「セクシュアリティや年齢、国籍を気にすることなく、誰でも来られる場所をつくる」 パフスクール山賀沙耶・安田恵実「レズビアンの歴史をつなぎながら、コミュニティを広げていく」 座談会 あきら✕さときん✕にしむら「私たちの『レズビアン・コミュニティ』 そして、ターリさん」 読者投稿 自分の存在を消されたと感じたことはありますか? 特集のおわりに ******************** 寄稿 前野久美子 〈地方の〉本屋のアクションの〈つらなり〉 牧野雅子 医大生による強制性交等事件の無罪判決から考える 小川たまか No信仰、YESシスターフッド BBD騒動から考えた構造の中の私たち 鈴木裕子 (書評)『帝国主義と闘った14人の朝鮮フェミニスト 独立運動を描きなおす』 朝鮮人女性独立運動家の群像が生き生きと描きだされる 漫画 とれたてクラブ ムダ毛人権奥義フェミミーミ・ミーミミ フェミレポート 黒田理沙 だれのフェミニズム? 活動を記録する 第一回私のからだデモ 連載 編集長フェミ日記 2025年2月〜3月 北京会議の前と後〜SRHR30年の足跡を探して〜 最終回:北京会議30周年! 第69回CSW69/北京+30に行ってきた! 福田和子 寝た子を起こして、仲良くごはん 第三回 「同和」という言葉をたどる 川﨑那恵 アーティストのフリースペース no.003 super-KIKI 私のフェミアイテム 13 金明和 NOW THIS ACTIVIST vol.12 uhi[鄭優希] [書籍情報] サイズ:148mm×210mm 製本:並製 ページ数:128ページ

  • エトセトラ VOL.14 特集:SRHR

    ¥1,650

    [版元サイトより引用] 私のからだは、私のもの。 この社会を、誰もが「私のからだ」を生きられる場所にする。 SRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ:性と生殖に関する健康と権利)は、自分の体、性や生殖について、誰もが十分な情報を得られ、自分の望むものを選んで決められると同時に、勝手に決めさせないという「基本的人権」のこと。 1995年に北京会議(第4回世界女性会議)で、リプロダクティブ・ヘルス/ライツが採択されてから30年。しかし世界では、いまバックラッシュが吹き荒れ、日本でも少子化対策という名のもと、戦時のような「産めよ増やせよ」政策が進められている。すべてのひとのSRHRが実現されるために、私たちはこの現状とどう向き合い、抗い、行動したらいいだろうか。これまでの国による性と生殖の管理・抑圧や、支配に抗ってきた運動の歩みを知り、道筋を探る。寄稿、年表、読者投稿など。 目次 特集:SRHR 特集のはじめに 福田和子 SRHR年表(作成:福田和子・高井ゆと里) セクシュアル・ジャスティス宣言 寄稿 草野洋美 SRHR for ALL!――SRHRが私たちみんなの人権になる日まで 三浦美和子 日本の公的プレコンセプションケア――誰が、何のために? 黒坂愛衣 隔離政策と優生政策が交差したハンセン病療養所 嶽本新奈 「からゆきさん」――性と生殖の管理、そして植民地主義 永野三智 水俣の女性たちの、性と生殖にまつわる話 谷口歩実 「フェムテック」への怒り 田中雅子 移民の目線で日本のSRHRを見直す 土屋和代 トランプ2.0とリプロダクティブ・ジャスティス 田代美江子 SRHRを確かなものとする包括的セクシュアリティ教育(CSE)―人権教育の実践としての意義― インタビュー 木本昌美・木本奏太 「身体で線引きされずに、自分を生きるために」 石地かおる 「障害のある身体を、『私のもの』と思えるまで」 鼎談 大橋由香子✕高井ゆと里✕福田和子 「女の運動の蓄積を、次のSRHR運動につなげていくために」 読者投稿 自分の身体(とくに性や生殖にまつわること)が自分のものではない、管理されている、と感じたことはありますか? 特集のおわりに 高井ゆと里 *************** 寄稿 uhi ヴィーガニズムについて、ある在日朝鮮人が考えていること 中山良子 高専生とジェンダー・セクシュアリティを学ぶ 野村羊子 34年前、セクハラアンケートに6500の女性の声がつなぐ フェミ・レポート frida people 南太平洋から愛を込めて レポート 松尾亜紀子 筑豊に生きた女性たちと出会う旅 連載 編集長フェミ日記 2025年7月〜10月 寝た子を起こして、仲良くごはん 第四回 フィールドワークの醍醐味 川﨑那恵 アート・アクティヴィズム/101 防空壕の女――ジェンダー/植民地主義から見る戦争画 北原恵 アーティストのフリースペース 中村友紀 NOW THIS ACTIVIST 源啓美 私のフェミアイテム よこのなな [書籍情報] サイズ:148mm×210mm 製本:並製 ページ数:132ページ

  • 月曜か火曜|ヴァージニア・ウルフ

    ¥2,200

    [版元サイトより引用] 永遠のフェミニスト作家、ヴァージニア・ウルフが自分で編んだ唯一の短編小説集。 彼女の真摯な「叫び声」を、100年後の今そのまま読む。 ウルフの最初の短編集を、1921年刊行当時のまま、姉ヴァネッサ・ベルの版画5点とともに完全収録。最良のガイドとなる、翻訳者の片山亜紀による詳細な注・訳者解説付。 収録作 ゴースト・ストーリー「幽霊たちの家」 フェミニズム冒険活劇「ある協会」 都市のある一日を描く「月曜か火曜」 その後の長編に連なるメタフィクション「書かれなかった小説」 音楽のスケッチ「弦楽四重奏」と色彩のステッチ「青と緑」 草花と人々とカタツムリのコラージュ「キュー植物園」 フェミニズム小説であり評論でもある傑作「壁のしみ」 ――ウルフの原点であり、その後の長編にも連なる真摯で切実な全8編。 学識豊かな男たちなんて、魔女や隠遁者、すなわち洞窟や森でうずくまって薬草を煎じ、トガリネズミを尋問し、星々の言葉を書きつけていた者たちの末裔でしかないのでは?(「壁のしみ」より) [書籍情報] 著:ヴァージニア・ウルフ 画:ヴァネッサ・ベル 訳:片山亜紀 サイズ:127mm×188mm 製本:並製 ページ数:144ページ

  • 多様な性を生きる LGBTQ+として生きる先輩たちに人生のヒントを聞いてみた|松岡宗嗣

    ¥1,694

    [版元サイトより引用] 世の中の「ふつう」に当てはまらない自分とどう向き合ってきたのか、性的マイノリティとしての生き抜き方を聞く。いま悩んでいる10代やその友だち、まわりの大人に向けて、LGBTQ+の声を届ける! 世の中の「ふつう」とされる性のあり方に当てはまらない そんな自分とどう向き合ってきたのか、性的マイノリティとしての生き抜き方を聞く。 いま悩んでいる10代やその友だち、まわりの大人に向けて、LGBTQ+の声を届ける一冊! 「ここから逃げ出したい……」 「みんなに合わせなきゃ!」 「ふつうってなんだろう?」 性的マイノリティに関する情報を発信している松岡宗嗣さんと、さまざまな性のあり方を生きる8名との対談をとおして、自身の性や社会との向き合い方に悩む10代へ生きるヒントを、友だちや家族、教師へは性の多様性への理解を深める手がかりを届ける。 対談相手のみなさん 大内アイミ SNSの総フォロワー数650万超の、4人組クリエイターグループ「午前0時のプリンセス」のメンバー。個人でも動画クリエイターとして多くの若者に支持されている。 木本奏太 登録者数約25万人のYouTube チャンネル「かなたいむ。」を運営。動画総再生回数は1億回を超える。著書に『元女子、現男子。』(KADOKAWA)がある。 中村健 大学や行政、企業などで講演・啓発活動を行なう。NHKよるドラ『恋せぬふたり』考証。また、当事者グループ「なかぷろ」を主催し、これまでに約500名の当事者が参加している。 西原さつき 「乙女塾」主宰。NHKドラマ10「女子的生活」出演・トランスジェンダー指導、映画『ミッドナイトスワン』脚本監修。著書に『女の子って魔法だよね』(厚有出版)。 中島潤 NPO職員としての勤務と並行し、大学や研修会などで「多様な生と性」をテーマに発信を続けている。 水上文 文筆家・批評家。著書に『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)、『あなたのフェミはどこから?』(共著、平凡社)、などがある。 みたらし加奈 臨床心理士・公認心理師。カウンセリングルーム「神泉こころカウンセリング」所長。著書に『マインドトーク――あなたと私の心の話』『テイラー――声をさがす物語』(ともに、ハガツサブックス)がある。 森山至貴 早稲田大学文学学術院教授。専門は、社会学、クィア・スタディーズ。著書に『10代から知っておきたい あなたを閉じこめる「ずるい言葉」』(WAVE 出版)、『LGBTを読みとく――クィア・スタディーズ入門』(ちくま新書)などがある。 [書籍情報] サイズ:128mm×188mm ページ数:200ページ

  • ディトランジション、ベイビー|トーリ・ピーターズ

    ¥3,278

    [版元サイトより引用] 白人トランス女性リース。ディトランジションし男性として暮らすエイムズ。アジア系シス女性カトリーナ。不器用に生きる三人の、新しい家族の物語。NYT選定「21世紀のベスト100冊」 性移行(トランジション)と赤ちゃん出産をめぐる新しい家族の物語 ひとりきりでいることができずロマンチックな情事を追いかけるリース、ディトランジションして父親になることを迫られるエイムズ、悪夢のような離婚を経て妊娠したIT企業のアイデアエリート、カトリーナ。それぞれの思惑が合致して交錯して背反する、その先にある新しい家族の形! 21世紀版『高慢と偏見』とも称される傑作長編。 [書籍情報] 著:トーリ・ピーターズ 訳:吉田育未 サイズ:132mm×191mm ページ数:416ページ

  • わたしを夢に見てください|キム・メラ

    ¥2,420

    [版元サイトより引用] 女性であること、レズビアンであること、信仰と家族、植民地の記憶、そして生と性の解放—— 死後もなお恋人の夢に寄り添おうとする女性や、韓国で妊婦が見るとされる「胎夢」を描き、幻想の光をまといながら鮮やかに映し出される現代韓国の姿。 2024年「若い作家大賞」を受賞し、いま韓国で最も注目を集める新世代の作家キム・メラによる、〈夢から始まり、夢で終わる〉クィア短編集。 そんなとき私たちは息がぴったりで、私はヨンジュと水泳以外のほかのことも一緒にできそうだと思った。今みたいに同じ読書室に通って水泳講習を受けること以外に、もっと難しくて大変なこと。例えば、私たちは大人になって一緒に運転免許を取ったり、お金を貯めて世界旅行に行ったりもできる。もしかしたら、ヨンジュが赤ちゃんを産むときに、妊娠を知らせる夢を見るのは私かもしれない。 ——「リンゴリング」 目次 リンゴリング 木の葉が枯れて 夕焼け シュガー、ダブル、ダブル 論理(ロジック) アヒル 象の鼻(コッキリコ) わたしを夢に見てください [書籍情報] 著:キム・メラ 訳:吉良佳奈江 サイズ:127mm×188mm ページ数:320ページ

  • 出口 中絶のための1200kmの旅|B.キャロット

    ¥2,750

    [版元サイトより引用] 〈自分の体を自分で決められない〉国から抜け出すため、姉妹は車を走らせた。 鳥飼茜(漫画家:『先生の白い嘘』『バッドベイビーは泣かない』)推薦‼ 「欲しいのは、女が自由に生きることを悪なんて言わせない世界」 綿密な調査と取材で制作期間に4年を費やし、リプロダクティブ・ライツの現実を描いたグラフィック・ノベル、待望の翻訳。 あらすじ ポーランドで小学校教諭をしているマグダは、望まぬ妊娠をしてしまう。しかし中絶が厳しく制限されているこの国では、誰かに相談することすら難しく、彼女は孤独の中で中絶方法を探し始める。 ネット掲示板を頼りに支援団体と連絡を取り始めるが、中絶薬はなかなか届かない。タイムリミットが迫るなか、ついにオランダの支援団体に頼ることを決意したマグダは、唯一の理解者である姉・オリビアと共に、1200kmの旅に出るのだった——。 [書籍情報] 著:B.キャロット 訳:川野夏実 サイズ:148mm×210mm ページ数:240ページ

  • クリエイティブであれ 新しい文化産業とジェンダー|アンジェラ・マクロビー

    ¥2,420

    [版元サイトより引用] 「クリエイティブであれ(ビー・クリエイティブ)」という呪縛が生み出す、現代の“終わりなき労働”とその構造―― 「自由」や「自己実現」と巧みに結びついて若者を魅了するクリエイティブな世界。劣悪な労働環境を甘受し、マルチタスク化に対応する「新しいミドルクラスの女性」は、いかにして作り出されるのか? クリエイティブ経済の絶頂期を、フェミニズムの視座から批判的に捉える。 目次 序章 教育を通じた出会いとクリエイティブな経済 第1章 「クラブ」から「企業」へ 第2章 クリエイティブ労働のポリティクスを紐解く 第3章 人的資本としての芸術家 第4章 ポストフォーディズムのジェンダー 第5章 ファッション・マターズ・ベルリン 第6章 やりたい仕事を成功させる? 結論 ヨーロッパの展望 [書籍情報] 著:アンジェラ・マクロビー 監訳:田中東子 訳:中條千晴、竹﨑一真、中村香住 サイズ:127mm×188mm ページ数:344ページ

  • 周縁で考える クィア・フェミニズム界隈の話

    ¥700

    [版元サイトより引用] クィアという言葉を使っているのに、シスジェンダーのゲイ男性ばかりが集って権力を握っている。反差別を掲げているのに、一部の発言力が強い人たちを中心とした「界隈」が出来上がっていて、参入しづらい。 こんな場面、見たことありませんか? クィア・フェミニズムの「界隈」に焦点を当て、問題意識を持つ3人が集まり、現状や問題点などを話し合う座談会を行いました。より良い界隈を求めて、それぞれの立場・視点からこの問題について考えてみました。 目次 はじめに 孤伏澤つたゐ 座談会 3人が認識する、クィアコミュニティの問題 一部の人たちによる「クィア」「フェミニズム」の占有 批判や対話ができない関係性 ZINEを作るということ 批判を受け入れられない 受け身のとれなさはどこから? 多様な人がいる社会だからこそ、対話が必要なのに 界隈への期待と諦め オルタナティブな場所をつくる 書店と作り手の関係 お友達じゃないと参加できない? より良い界隈を求めて 付録:クィアコミュニティと既得権益 元気のないおさむ おわりに ayano [書籍情報] 著:ayano、孤伏澤つたゐ、元気のないおさむ サイズ:127mm×181mm ページ数:62ページ

  • AはアセクシュアルのA 「恋愛」から遠く離れて|川野芽生

    ¥2,310

    [版元サイトより引用] この世はあまりに「恋愛中心」に回りすぎでは? 人と人との関係性のあり方は、ひとつひとつすべて違うのに。 小説家、歌人、文学研究者として活躍してきた著者がアロマンティック(無恋愛)/アセクシュアル(無性愛)として生きてきた経験から考え抜き、怒りと祈りを込めて綴ったエッセイ。 「恋愛に興味がない」と言っても、周りは無理解だった。 「そんなはずはない」「まだ出会ってないだけ」「恋愛をすれば人生が変わる」。 心ない言葉を投げかけられ、恋愛の話を共通の話題であるかのように振られた。 ある時、「アセクシュアル」という言葉に出会い……。 社会の規範や同調圧力、「当たり前」を押しつけられて、 自由に生きられない、とモヤモヤしている人へ。 一人ではない。一人でもいい。「変えたい」と思ってもいい。 ここにある言葉がきっとあなたの助けになる。 大反響のウェブ連載「A is for Asexual」に、大量の書き下ろしを加え、待望の書籍化! 日本では前代未聞のアロマンティック/アセクシュアルの当事者によるエッセイ群。 恋愛は誰でもする自然なもの? 恋愛をする人だけが幸福なの? 友情より恋愛が「上」なのはなぜ? 圧倒的な思考力と筆力で、この社会に問う。 「みんなそうだから」と当たり前のように恋愛をしてきた人の 価値観を揺さぶり、大切な気づきをもたらす。いま必読の書。 アロマンティック(Aromantic)=どの性別の人にも恋愛感情が湧かない人。 アセクシュアル(Asexual)=どの性別の人とも性的なことをしたいという気持ちを持たない人。 目次 わたしはここにいる introduction 第一部 〈恋愛〉のある世界に生まれてしまった ・他愛もない、天気の話 ・「あなたはまだわかっていないだけ」 ・ラブストーリーはつまらない ・結婚は生活の面白くない部分 ・「愛についての面談」 ・「デートのつもりだったのに」 ・私の「好き」が伝わらない ・恋愛関係とは何か(1) ・恋愛関係とは何か(2) ・誰よりも、恋愛のことを考える ・付き合おうかと思った人のこと ・この異世界で   第二部 アロマンティック/アセクシュアルとは何だろう ・「アセクシュアル」との出会い ・名乗ることについて ・「多分ヘテロ以外」 ・「レズビアンかもしれない」 ・「ほんとう」のアセクシュアル、とは ・性嫌悪について ・アロマンティック/アセクシュアルは差別されているか? ・婚姻制度について ・義務と幸福 ・あらためてセクシュアリティとは何かを考える ・数の論理とマイノリティ ・アロマンティック/アセクシュアルとメンタルヘルス ・ASDでもある私のこと   第三部 私を生きる、アセクシュアルを生きる ・私がフェミニストになったわけ ・恋と恋愛と好きと友情と ・ロマンティックとは何か ・孤独について ・家族について ・友達について ・群れについて ・最愛のひと ・愛について   おわりに 番外編 「愛さない」ことが罪なのか ── 『ゲゲゲの謎』論 「愛さない」者は怪物なのか ── 『ジョジョ・ラビット』論 アセクシュアルを知るためのブックガイド [書籍情報] 編集:平岩壮悟 装幀:脇田あすか サイズ:128mm×188mm 製本:並製 ページ数:288ページ

  • 私は男でフェミニストです|チェ・スンボム

    ¥1,870

    [版元サイトより引用] 韓国の男子高校で教える著者が、学び、実践してきたフェミニズムとは? 生きるための「男フェミ」宣言。 2018年に刊行後、韓国各紙で話題になり、「幸せな朝の読書推薦図書」や「今年の青少年教養図書」にも選定された「本格男フェミ入門書」。初の邦訳。 三五歳の私に、ほかの男たちが尋ねる。 「男なのにフェミニストだって? 男のくせになんで女の肩を持つの?」フェミニズムを知っている人や勉強したことがある人も遠慮がちに尋ねる。「男はフェミニストとして限界があるのでは?」 はじめて出版依頼を受けたとき、私も同じようなことを言った。「私がですか? 男がフェミニズムの本なんか出せませんよ」…… 私は男子高等学校の教師である。私の職場の半径二〇〇メートル内には、すぐにでも男性ホルモンで爆発しそうな完全なる「雄」八〇〇人が生息している。教室では、悪たれ口を叩き、力自慢に余念がないが、そこに悪意はない。なぜそんな行為をするのかと聞くと「とくに理由はない」という答えがいちばん多く、以下「面白いから」「強く見えるから」の順である。一生を通して性欲がもっとも充満している時期といわれるが、何の脈絡もなく「セックス!」と叫ぶやつもいる。しごく自然な欲望だが、ああいうかたちで出てくるのは残念である。…… 男たちに提案したい。声を上げる女性を抑圧する時間で自分を振り返り、フェミニズムを勉強しよう。時代が読み取れず、淘汰されることのないようにしよう。一緒にフェミニストになろう。失うものはマンボックスで、得るものは全世界となるだろう。(「プロローグ」より) 目次 プロローグ  男がフェミニストだって? 1章 母と息子   我が家がおかしい   貧しい家の娘の人生   フェミニズム思考のはじまり   中年女性の居場所   ほかの家もこうなのか?   母のうつ病  2章 フェミニズムを学ぶ男   善意と良心にだけ依存するのは不安だ   性暴力事件はどのようにして起こるのか   いい女は天国に行くが、悪い女はどこにだって行ける   厳格に見える家父長制の卑劣な陰   男だからよくわからないんです、学ばないと   生徒と教師で出会ったが、いまでは同志  3章 先生、もしかして週末に江南駅に行ってきたんですか?   私が沈黙しなかったら   なぜ女性嫌悪犯罪と言わない?   同志はいずこへ、イルベの旗だけが空を舞う   大韓民国で女性として生きるということ   男には寛大に、女には厳格に   被害者に詰め寄る韓国社会   統計で見る韓国女性の一生   男もフェミニストになれるだろうか  4章 八〇〇人の男子生徒とともに  生きるためのフェミニズム授業   「そばの花咲く頃」――性暴力を美化しているのではないか   「春香伝」――いまも昔も女性はなぐさみもの   李陸史は男性的語調、金素月は女性的語調?   『謝氏南征記』――真犯人は誰だ?   『未来を花束にして』――現在に生きず、歴史に生きよう   [人間]-[男性]-[成熟]が「少女」だとは  5章 ヘイトと戦う方法   男ばかりの集団で発言すべき理由   間違って定めた的、そしてヘイトがつくりだした左右の統合   差別の歴史的淵源   男子高校でフェミニズムを伝えます   生徒たちの非難に対処する方法   同志とはどのように結集するか   有利な側より有意義な側に立つこと  エピローグ  共に地獄を生き抜くために  読書案内――男フェミのためのカリキュラム 解説 『82年生まれ、キム・ジヨン』の夫、それとも息子?――上野千鶴子 訳者あとがき [書籍情報] 著:チェ・スンボム 訳:金みんじょん 解説:上野千鶴子 装丁:いわながさとこ イラスト:KIMI AND 12(키미앤일이) サイズ:131mm×186mm ページ数:196ページ

  • コマ送り-Frame by Frame-vol.1 アニメ業界とフェミニズムvol.1

    ¥1,500

    [版元サイトより引用] 日本の一大産業であるアニメーション。 その中で、これまで焦点を当てられることのなかった様々な属性の作り手たちの「声」を集めることで、もっと多様なアニメーションの在り方を探ることができないだろうか? そんな思いから始まったこのプロジェクト。 第1号目となる本号では、「アニメ」と「フェミニズム」について、自分の言葉で語ることがテーマです。 感情の揺らぎや切実な体験も含めて、今ここにある現実としてありのままに集めました。 目次 まんが ・コマ送り紹介まんが:伊波エポコ(作画) ・モヤモヤ:アオシャク(作画) 論考 ・フェミニズムへの「からかい」とその社会的影響:もち(作画) エッセイ ・アニメ業界でひとりぼっちのあなたへ:Eccomi(作画) ・激励:あさひ(作画) 対談 ・アニメーターの貧困と性産業:あさひ(作画)、ふく(演出) [書籍情報] サイズ:128mm×182mm ページ数:78ページ

  • SISTER“FOOT”EMPATHY|ブレイディみかこ

    ¥1,760

    [版元サイトより引用] シスターフッドがポリティカルになりすぎると、それはシスターたちのあいだに分断や対立をもたらすことにもなりかねない。その一方で、シスターフッドが政治に無関心になりすぎると、互いの涙を拭い合うばかりで、「元気を出して明日からまた同じ日常を頑張ろう」という激励会になり、つらい日常を変えていこうという動きに発展しない。 ーー本書「はじめに」より 2022年から雑誌『SPUR』に連載されているコラムを新たに加筆修正。コロナ禍以降の社会の動きを鋭く見つめ、これからの世界とわたしたちを考えるための、エンパワメント・エッセイ集。 ・アイスランド発「ウィメンズ・ストライキ」の“共謀”に学ぼう ・シスターフッドのドレスコードはむしろ「差異万歳!」 ・完璧じゃないわたしたちでいい ・焼き芋とドーナツ。食べ物から考える女性の労働環境 ・古い定説を覆すママアスリートの存在 ……etc.  無駄に分断されず、共に地べたに足をつけてつながる。前に進むための力が湧く39編を収録! [書籍情報] サイズ:132mm×183mm ページ数:272ページ

  • Blue|川野芽生

    ¥1,650

    [版元サイトより引用] 第170回 芥川賞候補作 割りあてられた「男」という性別から解放され、高校の演劇部で人魚姫役を演じきった。 そんな真砂 (まさご) が「女の子として生きようとすること」をやめざるをえなかったのは──。 『人魚姫』を翻案したオリジナル脚本『姫と人魚姫』を高校の文化祭で上演することになり、人魚姫を演じることになった真砂は、個性豊かな演劇部のメンバーと議論を交わし劇をつくりあげていく。しかし数年後、大学生になった当時の部員たちに再演の話が舞い込むも、真砂は「主演は他をあたって」と固辞してしまい……。 自分で選んだはずの生き方、しかし選択肢なんてなかった生き方。 社会規範によって揺さぶられる若きたましいを痛切に映しだす、いま最も読みたいトランスジェンダーの物語。 [書籍情報] サイズ:137mm×194mm ページ数:144ページ

  • トランスジェンダー入門|周司あきら 高井ゆと里

    ¥1,056

    [版元サイトより引用] トランスジェンダーとはどのような人たちなのか。 性別を変えるには何をしなければならないのか。 トランスの人たちはどのような差別に苦しめられているのか。 そして、この社会には何が求められているのか。 これまで「LGBT」と一括りにされることが多かった「T=トランスジェンダー」について、さまざまなデータを用いて現状を明らかにすると共に、医療や法律をはじめその全体像をつかむことのできる、本邦初の入門書となる。 トランスジェンダーについて知りたい当事者およびその力になりたい人が、最初に手にしたい一冊。 目次 第1章 トランスジェンダーとは? 第2章 性別移行 第3章 差別 第4章 医療と健康 第5章 法律 第6章 フェミニズムと男性学 [書籍情報] サイズ:107mm×173mm ページ数:232ページ

  • アセクシュアル アロマンティック入門 性的惹かれや恋愛感情を持たない人たち|松浦優

    ¥1,100

    [版元サイトより引用] LGBTに関する議論から取りこぼされてきたものがある。 それが「アセクシュアル」「アロマンティック」などのセクシュアリティだ。 アセクシュアルとは「他者に性的に惹かれない」という指向で、アロマンティックとは「他者に恋愛的に惹かれない」指向をいう。 私たちは「誰しも他者を恋愛的な意味で『好き』になったり、性的な関係を持ちたいと思ったりするはずだ」という前提で日々を過ごしがちだが、そういった思い込みは彼らの存在を否定することになる。 本書ではアセクシュアルやアロマンティックの人々の経験や置かれている状況、歴史、そして関連する用語や概念を詳細に解説する。 目次 はじめに――「好きになる」とは    第1章 アセクシュアル/アロマンティックとは何か  第2章 Aro/Ace の歴史 第3章 Aro/Ace の実態調査  第4章 差別や悩み 第5章 強制的性愛とは何か  第6章 セクシュアリティの装置 第7章 結婚や親密性とセクシュアリティの結びつき  第8章 Aro/Ace の周縁化を捉えるために  第9章 Aro/Ace のレンズを通して見えてくるもの  おわりに [書籍情報] サイズ:107mm×173mm ページ数:288ページ

  • 肉体のジェンダーを笑うな|山崎ナオコーラ

    ¥726

    [版元サイトより引用] 圧倒的な想像力で、性別の“当たり前”をユーモラスにぶっ壊す!! 医療の進歩で男性でも母乳が出せるようになった世界。 哲夫は、ついに授乳を経験するが? (「父乳の夢」) 機械を装着することで筋力差がなくなり、性別による役割分業が減ったら? (「真顔と筋肉ロボット」) 性差への理解を深めたら月経が訪れるようになった男性の変化とは? (「キラキラPMS(または、波乗り太郎)」) など、驚くべき想像力で性差が減った未来(ユートピア)をユーモラスに描く、全4編収録。 [書籍情報] サイズ:105mm×152mm ページ数:272ページ

  • マチズモを削り取れ|武田砂鉄

    ¥880

    [版元サイトより引用] 路上、電車、学校、オフィス、トイレなど、日本の公共空間にはびこる〈マチズモ=男性優位主義〉の実態を男性ライターが取材&徹底検証! ジェンダーギャップ指数、先進国でぶっちぎりの最下位――「関係ない」はもうありえない。 夜道を歩くことの恐怖、通学・通勤中の痴漢被害、発言権を奪われる不条理……最も身近な日常の場面から、変わらないこの国の「体質」をあぶり出す。 目次 一章 自由に歩かせない男 二章 電車に乗るのが怖い 三章 「男/女」という区分 四章 それでも立って尿をするのか 五章 密室に他人が入り込む 六章 なぜ結婚を披露するのか 七章 会話に参加させろ 八章 甲子園に連れて行って 九章 体育会という抑圧 十章 寿司は男のもの? 十一章 カウンターと本音 十二章 人事を握られる おわりに 文庫版あとがき 解説 金原ひとみ [書籍情報] サイズ:105mm×152mm ページ数:344ページ

  • 恋せぬふたり|吉田恵里香

    ¥935

    [版元サイトより引用] 第40回向田邦子賞受賞作小説化! 「恋しない人間なんていないもん」 「いると思いますよ、恋しない人間」 恋愛はして当たり前……って本当? 連続テレビ小説『虎に翼』脚本家が贈る感動作! 恋愛や性的なことがよく分からない――。 恋や結婚を押し付けられもやもやする咲子は、ある日「アロマンティック・アセクシュアル」について書かれたブログを発見、自分を表す言葉だと気づく。 さらに、ひょんなことからブログ主の羽と一緒に暮らすことになって……!? 他者に恋愛感情を抱かず、性的にも惹かれない二人。 それぞれが見つけた自分らしい幸せとは? 唯一無二の「家族カッコ仮」の物語。 [書籍情報] サイズ:105mm×152mm ページ数:352ページ

  • これからの男の子たちへ 「男らしさ」から自由になるためのレッスン|太田啓子

    ¥1,760

    [版元サイトより引用] 男の子にこそきちんと伝えよう、性やジェンダーのこと。弁護士ママが悩みながら考えた、ジェンダー平等時代の子育て論。 「男らしさ」の呪縛は何歳から始まる? わが子をセクハラ加害者にしないためには? 性差別に怒りを燃やしつつ男子2人を育てる弁護士ママが悩みながら考えた、ジェンダー平等時代の子育て論。 対談=小島慶子(タレント・エッセイスト)、清田隆之(桃山商事代表)、星野俊樹(小学校教師) 目次 はじめに 1章 男の子の日常にかかるジェンダーバイアスの膜 2章 男の子にかけられる呪い 清田隆之さん(桃山商事)に聞く 「男子って、どうしてああなんでしょうか?」 3章 セックスする前に男子に知っておいてほしいこと 星野俊樹さん(小学校教師)に聞く 「多様性が尊重される教室をつくるには?」 4章 セクハラ・性暴力について男子にどう教える? 5章 カンチガイを生む表現を考える 小島慶子さん(タレント・エッセイスト)に聞く 「母親として、息子・娘たちに何を伝えられますか?」 6章 これからの男の子たちへ あとがき [書籍情報] サイズ:130mm×188mm ページ数:264ページ

  • その〈男らしさ〉はどこからきたの? 広告で読み解く「デキる男」の現在地|小林美香

    ¥990

    [版元サイトより引用] 「24時間戦えますか」から「おじさんの詰め合わせ」まで 栄養ドリンク、缶コーヒー、スーツ、下着、メンズ美容、ホスト看板、選挙ポスター…… CM・ポスターに刷り込まれた“理想の男性”の虚像を暴く! 缶コーヒー広告のスーツ姿と背景の高層ビル群、「出世」や「モテ」と結びつけられるヒゲ脱毛、決まって命令口調で真正面から睨みつける本田圭佑。 その〈男らしさ〉のイメージはどこからきて、男性のみならず見る者の価値観に影響を与えてきたのか。 スーツ/大股/集団/腹筋/白人男性/お笑い芸人/生涯現役…… 街中の広告に潜む、これまで「なかったこと」にされてきた男性表象の問題点を炙り出す。 目次 序章 「男らしさ」の広告観察 第1章 ドリンク広告と働く男 ――栄養ドリンク、コーヒー、ビールの広告史 ・リポビタンDの車内広告は何が問題だったのか ・「24時間戦えますか」バブル時代の栄養ドリンク広告 ・「違いがわかる男」のためのコーヒー ・ビールかけという究極のホモソ儀式 ・「男は黙ってサッポロビール」が描き出した「男らしさ」 ・コロナ禍で起きた「男らしさ」表現の変化 ……ほか 第2章 スーツとパンツ ――装いが作る身体の価値 ・「背景高層ビルおじさん」はどこへ向かうのか ・スーツ文化の墓場としての《Cut Suits》 ・褌(ふんどし)を締めることの精神性 ・カルバン・クラインと腹筋の商品価値 ・細マッチョのK-POPスターが示す新しい「男らしさ」 ・アバクロの栄枯盛衰 ……ほか 第3章 自己鍛錬としてのメンズ美容 ――「崇拝」と「推し活」の視線 ・能力主義と結びつく男性の「ケア」 ・「大谷翔平崇拝」を分析する ・推し活を取り込むマーケティング ・男性脱毛広告4つのパターン ・本田圭佑に命令されたい男たち ・これからの男性のケアの可能性 ……ほか 第4章 「デキる男」を目指すのは何のため? ――能力主義と「報酬」としての女性 ・「男磨き界隈」を考える ・英語圏を支配する男性中心カルチャー「マノスフィア」 ・「オタ恋」プロモーションへの違和感 ・クリニック広告とホストクラブ看板の共通点 ・再生産される「バーキン買うなら豊胸しろ」系広告 ・性感染症予防ポスターに潜むミソジニー ……ほか 第5章 選挙ポスターに見るジェンダー表現 ――「おじさんの詰め合わせ」から脱却するために ・「おじさんの詰め合わせ」発言が引き起こしたハレーション ・遍在する「男の詰め合わせ」と家父長制政治 ・日本維新の会が流行らせた「断言口調」と「太ゴシック斜体文字」 ・SNS時代の選挙ポスター ・政治家に求められる「男らしさ/女らしさ」 ・「(国名)election poster」で画像検索してみたら ……ほか 第6章 その〈男らしさ〉はどこへいくの? ――これからの教育と医療と男性性 1 田中めぐみさんに訊く、男子校でのジェンダー平等教育の実践と課題 ・広告・メディアが中高生に刷り込む能力主義 ・もっと男性同士の「おしゃべり」が必要だ 2 堀川修平さんに訊く、性教育史研究から捉える「男らしさ」 ・大学で「男性」としてジェンダー講義をするということ ・「弱者男性」を自認する学生との向きあい方 3 池袋真さんに訊く、多様なジェンダーを生きる人に伴走する医療とケア ・接近するジェンダー医療と美容医療 ・医療業界の「男らしさ/女らしさ」規範 ……ほか [書籍情報] サイズ:107mm×182mm ページ数:280ページ

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