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ギフトラッピング
¥440
希望されるラッピングの個数分をカートにお入れください。 複数の商品をご注文の場合で、2つ以上に分けてラッピングをご希望の場合は、組み合わせの詳細をご注文時の備考欄にご記入ください。 ラッピングに使用するのは、インドの伝統民族衣装などをリサイクルし、フェアトレードNGO「SASHA(サシャ)」の作り手によって縫い合わせられた布袋です。色・柄はランダムです。
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こんばんはノンバイナリーです
¥2,090
[版元サイト・インスタグラムより引用] 「こんばんはノンバイナリーです」ある日 Bluesky のタイムラインをそんな言葉が埋め尽くした。二〇二五年一月、アメリカでトランプが大統領就任演説で「性別は男女だけ」と発言したことを受けてだった。ノンバイナリーはここにいる。今、確かに、政府や公権力に認知されなくても、存在している。言うまでもないことなのに、当事者やそれに近しい人たちがそう声をあげ続けなきゃかき消される日々。それはトランプの件に限らず私たちの日常だった。わざわざ「いるよ」と言わなくても当然のように存在を想定される日が来ますように。その一歩を作るため、ノンバイナリーやそうかも知れない/近いアイデンティティを持つ者、実存するノンバイナリーと共に生きる者、総勢79名の声を一冊にしました。(まえがきより) ノンバイナリーは数あるアイデンティティの1つとしての意味とアンブレラタームとしての意味とがありますが、今回のZINEでは性別二元論に囚われない在り方を示すために後者の意味を採用しています。ノンバイナリーと一言で言ってもその在り方は本当に多様で、その纏め切れなさとそれぞれの実存をこのZINEを通して感じて欲しいです。 [書籍情報] 著:あさおきる、有智子、アヅマ ヒバリ、ayano、&-、イチジョウサヤカ、糸賀、犬Q、aoi、意灰、いまいさん、鱗、大関愛、Oh! Coming、autumn ship、オカワダアキナ、ONNE、カエ、kappanjoe、カーヤ、垣田、桔乃一三千、海月、ぐるぐるめー、KEIKA、川口 哩央、小道(こみち)、米パンチ、コンソメ、さいとう・まの、作田渓、sad flying frog、汐沢 有真(シオサワ アリマ)、ししょー、じゃっく、隼、しんちゃん、寿司テルヤ、スズハラ、髙橋、壺、D ( ディー)、トイ・ヨウ、永月レガ、nag、นัท(Nat)、nameKo、なん、20241119、のあ、ノエる、のあ、のはる、鳩子、はまくり、√はりねずみ、柊、冷え性、日暮南天、ひせつ、Vlad Khatt、ポン、ほうきとぼうし、マスミ ケイ、的野町子、みちゆき とおる、穣、muda、無文、柳川麻衣、柳ルキ、山口舞桜、ゆい、ゆいの、裕 Yutaka、uma、玉米湯、ゆっきたーん、ろくじにふん 編集・デザイン・装画:ayano 編集補助・進行管理:堀川夢 サイズ:128mm×182mm ページ数:220ページ
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生理について男にできること|伊藤健介
¥800
[書籍情報] サイズ:182mm×128mm ページ数:16ページ
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なかよしビッチ生活|とれたてクラブ
¥1,870
[版元サイトより引用] 恋愛は政治。 異性愛生殖至上主義にサヨナラ! からだにしみ込んだ「フツー」を脱ぎ捨てて、地獄なこの世であきらめずに生きていく。ビッチでクィアなフェミニスト・コミック。 (収録作) 失恋した超恋愛体質のユミコ、結婚前提で7年付き合った彼氏と別れたタマヨは、SNSのアジアBLドラマ界隈で出会い、意気投合してお隣に住んでいる。性愛・恋愛の関係ではないパートナーとしてqueenのような生活を共にするふたりだが、ある日ユミコが「セックスをしたいです」と切り出して……。(「なかよしビッチ生活」) アロマンティック、アセクシュアルのチィとマリ、ポリアモリーでシス男性の純。大切な人を守るため、異性愛婚姻生殖至上主義=恋愛をやってみたら⁉︎(「クィアざんまい」) ほか、番外編「ワタシってディーバディーバしてるから」「目ざせ!!DIVAに殺されない元カレ」も収録! [書籍情報] サイズ:148mm×210mm 製本:並製 ページ数:208ページ
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あいつゲイだって アウティングはなぜ問題なのか?|松岡宗嗣
¥1,980
[版元サイトより引用] 2021年11月は「一橋大学アウティング事件」の控訴審判決から1年にあたる。「パワハラ防止法」により、2022年4月からは中小企業でもアウティングの防止対策が義務付けされることになっている。 なぜアウティングは「不法行為」と判断されたのか? そもそもなぜ、性的指向や性自認といった個人情報の暴露が「命」の問題につながってしまったのか? 実は、一橋事件の前からこうした被害は起きていたし、現在も起きている。学校や職場などの身近な人間関係、不特定多数に瞬時に情報を発信できてしまうネット社会において、誰もが加害者にも被害者にもなり得るのだ。 校舎から飛び降りたのは、私だったのかもしれない――。勝手に伝えることが誰かの「命」を左右する瞬間を、痛みとともに、ひとりの当事者が描き出す。 一橋事件を一過性のものとせず、被害を防ぎ、これ以上「命」が失われないためにも、いま改めて考えたい「アウティング問題」の論点! 「アウティング」とは? 本人の性のあり方を同意なく第三者に暴露すること。 「一橋大学アウティング事件」とは? 「おれもうおまえがゲイであることを隠しておくのムリだ」。一橋大学大学院のロースクールに通うAがゲイであることを、同級生ZがクラスメイトのLINEグループに同意なく暴露。心身に変調をきたしたAは2015年8月、校舎から転落死した。翌16年、遺族が学生Zと大学に対し損害賠償を求めて提訴。20年11月の控訴審判決では、本人の性のあり方を同意なく勝手に暴露するアウティングが「不法行為」であることが示され、世間的にも「アウティング=危険な行為」という認識が広まるきっかけとなった。地方自治体だけでなく、国レベルでも大きな影響があった。 目次 はじめに 第一章 一橋大学アウティング事件――経緯 第二章 アウティングとは何か 第三章 繰り返される被害 第四章 一橋大学アウティング事件――判決 第五章 アウティングの規制 第六章 広がる法制度 第七章 アウティングとプライバシー 第八章 アウティングの線引き 第九章 アウティングのこれから 終章 アウティング、パンデミック、インターネット おわりに [書籍情報] サイズ:127mm×188mm ページ数:232ページ
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K-POPはなぜマイノリティを惹きつけるのか クィアとアイドルの交差するところ
¥2,640
[版元サイトより引用] ファンダム、推し活、BL、ジェンダー……。世界中を席巻するK-POPの魅力を、「クィア」という切り口で読み解く画期的評論集。小説家、研究者、活動家など、さまざまな書き手が結集。 [書籍情報] 編著:ヨン・ヘウォン 訳:キム・セヨン、キム・ミンジョン、パク・キョンヒ サイズ:132mm×192mm ページ数:296ページ
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戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ|清田隆之(桃山商事)
¥2,090
[版元サイトより引用] ひとりの青年が、とまどい、ゆらぎ、つまずきながら、夫になり、父になる成長物語。その率直さに胸を衝かれる。男性が本書から学ぶことは多いだろう。——上野千鶴子 このひとの書くものはブレない。それはたぶん、自分の立ち位置と付与された力を厳しすぎるくらいに点検することを忘れないからだ。——信田さよ子 フェミニズムから受け取った重たい宿題。これからの〈俺たち〉へ。 男らしさや男性性にまつわる当事者研究として各メディアで話題となった『さよなら、俺たち』に続く最新ジェンダー・エッセイ集。ジェンダーの先にある人間の生き方、幸福を探求する。 人生の価値は、人生の豊かさは、どれだけ何かに心を揺さぶられたかでおそらく決まる。ジェンダーとは生き方や在り方に直結する問題で、私たちの言動や感受性のOS(オペレーション・システム)として機能しているものだ。そこに変化を加えようとすれば、当然ながらいろんなところがギリギリ軋む。そのストレスや不快感はバカにならず、反動的なエネルギーが生じたって不思議ではない。だからこそ思う。俺たちは頭で考えてるだけでは変われない。そのためには何かに圧倒され、言葉を失い、放心状態になるような体験を重ねることが重要で、内省も責任も、ケアも覚悟も、抵抗も希望も、きっとそういう時間から生まれるはずだ。もちろん本やドラマだけじゃない。恋愛にも、子育てにも、仕事にも、旅にも、生活にも、友達とのお茶にも、そんな感動は宿っている。「昔のほうがよかった」「ずいぶん息苦しい時代になった」「あの頃に帰りたい」って気持ちは誰の中にもあると思うけど、進んでしまった時間を、変化してしまったものを、元に戻すことはもうできない。それでも毎日は続くし、何かに心を震わせながら生きていくことは全然できる。さよならした時間に戻ることはできないけれど、男らしさの危機が叫ばれるこの時代を、俺たちはこれからも生きるのだ。(「戻れないけど、生きるのだ」) 1 〈男〉とフェミニズム──シスターフッドの外側で 2 我は、おじさん──男性優位社会と中年世代の責任 3 被害と加害と恥と傷──泣いてる〈俺〉を抱きしめて 4 平成から遠く離れて──生産性の呪いと自己責任社会 5 家父長制への抵抗──結婚と家族、ジェンダーの呪縛 6 これからの〈俺たち〉へ──beingの肯定 [書籍情報] サイズ:128mm×188mm ページ数:304ページ
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トランスジェンダーQ&A 素朴な疑問が浮かんだら|高井ゆと里 周司あきら
¥1,980
[版元サイトより引用] 紹介 「性別を生きる」って、どういうこと? トランスジェンダーについての基礎的な情報、性別分けスペースのこと、「トランス差別はいけないけれど気になる」疑問など、大きなクエスチョン21個、そこから派生するクエスチョン65個の問いと答えをまとめる。 解説 トランスジェンダーの人たちは生活上の困難を抱え、様々な不合理や社会からの排除に直面しています。また、SNSを中心にトランス差別・ヘイトが急速に拡大して、トランスジェンダーの人たちの生存を脅かしています。 様々な「議論」をする前に、トランスジェンダーの人たちの「生きる現実」を知ることがなにより必要です。 「なぜ性別が社会で重視されるのか?」「トランスジェンダーとは?」「性別を変えるために何が必要?」「トランスジェンダーの人たちが直面している困難は?」「トランス差別・ヘイトがなぜ跋扈しているのか?」――。 本書は、性別を重視するいまの社会のありようを押さえたうえで、トランスジェンダーをめぐる大きなクエスチョンを21個、そこから派生するクエスチョンを65個設けています。それらの基礎的な質問から性別分けスペースにまつわる疑問、「トランス差別はいけないけれど気になる」疑問まで、語りかける文体でわかりやすく答えています。 いまの社会がどうなっていて、そこでトランスジェンダーの人たちがどんな困りごとを経験していて、それを解決するには何が必要なのか――Q&A形式でそれらを具体的に知ることができる一冊です。 目次 第1部 性別の重み 性別を重要視する社会 性別らしさと性別であること 性別と服装 性別と外見 性別と身体 性別とアイデンティティ 性別の多元性 性別分けスペース 性別二元制社会 第2部 基礎知識 Q1:トランスジェンダーとはどんな人たちを指すの? Q2:トランスジェンダーって、「女らしさ」や「男らしさ」の押し付けがいやな人たちのこと? Q3:トランスジェンダーの人たちは、どれくらいいるの? Q4:「性別を変える」ってどういうこと? Q5:生活上の性別を変えるって、何をするの? Q6:身体の特徴を医学的に変えるって、何をするの? Q7:書類上の性別(戸籍)を変えられるの? Q8:ノンバイナリーの人も性別を変えるの? Q9:トランス男性は男の人、トランス女性は女の人、と理解しておけばいい? Q10:自分の望みどおりに性別を「変えた」トランスジェンダーの人たちは、もう困りごとはないの? Q11:どんなことが理由で差別を受ける? Q12:差別の現状を示すデータについて、もう少し知りたいな Q13:ノンバイナリーの人たちも差別を受ける? Q14:最近、SNSでトランスヘイトがひどいよね? 第3部 性別分けスペース 素朴な疑問は素朴ではない 未来を考えるために Q15:トランスジェンダーは性別分けスペースに混乱を招きませんか? Q16:性別分けスペース①トイレ Q17:性別分けスペース②公衆浴場 Q18:性別で分かれることがある活動――スポーツ 第4部 「トランス差別はいけないけれど気になる」疑問 Q19:トランスジェンダーと医療 Q20:トランスジェンダーと社会の変化 Q21:トランスジェンダーとジェンダー特権 あとがき もっと知りたいあなたへ [書籍情報] サイズ:148mm×210mm 製本:並製 ページ数:196ページ
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われらはすでに共にある : 反トランス差別ブックレット
¥1,100
[版元サイトより引用] 2022年11月に刊行された反トランス差別ZINE『われらはすでに共にある』の増補版。ZINEの内容はほとんどそのまま、新たにエッセイを3本、ブックガイドを4本追加。 日に日に苛烈さを増すトランスジェンダーに対する差別・排除言説。現実に即さないトランスジェンダー像が広められ、恐怖と不安が煽られる。本書は、そうした現状に抵抗を示すべく刊行された。複雑で多様な個々人の声、現状に対する抵抗言説を、読みやすい長さで多数収録。巻末には映画・ブックガイドを掲載。トランスヘイトの嵐に抗うために、まず手に取りたい1冊。 〈われらはすでに共にある。共にある未来のために、共に生き続けるために、あなたは決してひとりではないのだと言うために、本書は作られている。他ならないあなたに届くことを、私は祈っている。〉(水上文「はじめに」より) 目次 ☆=増補分 はじめに 水上文 エッセイ ・三木那由他「くだらない話がしたい」 ・ただの沼「べつの言葉で」 ・青本柚紀「クィアな自認の時間性??あなたにそれが届くまで」 ・山中千瀬「言葉がほしい」 ・さとう渓「トランスジェンダーは難しくない」 ・水上文「シスジェンダーとは何か」 ・かがみ「「キラキラしたトランスジェンダリズム」ってなんですか?」 ・福永玄弥「わたし(たち)は忘れない」 ・高島鈴「その声には応答しない」 ・近藤銀河「シスターズへ」 ・堀田季何「メモ・ノワール」 ・榎本櫻湖「声について」 ・山内尚「熊で鹿で兎でそして」 ・呉樹直己「セックストイと自炊飯」 ・清水晶子「背を向けて、彼方を見つめて、向き合って」 ・岩川ありさ「雑踏の中でも見つけられる」 ☆釘宮もみじ「身体と知を売ることについて」 ☆吉野靫「ご機嫌いかがですか」 ☆周司あきら「共犯者」 ・児玉美月「世界のトランスジェンダー映画5選」 共にあるためのブックガイド ・水上文「私たちの問題??「トランスジェンダー問題」を捉え直す」 (ショーン・フェイ著/高井ゆと里訳『トランスジェンダー問題』) ・中村香住「トランスジェンダーとフェミニズムの共闘点」 (田中玲『トランスジェンダー・フェミニズム』) ・近藤銀河「ハンマーの共鳴音を探る」 (橋迫瑞穂『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』、李琴峰『生を祝う』) ・青本柚紀「割り当てられた性を出てゆく経験としてのトランス」 (エリス・ヤング著/上田勢子訳『ノンバイナリーがわかる本』) ☆青本柚紀「Aセクシュアル・Aロマンティック・Aジェンダー??こうしてあなたたちは疎外の夜をつくる」 (夜のそら「Aセク情報室」) ☆高島鈴「“自然”を語る新しい言葉」 (ジュリア・セラーノ 著/矢部文訳『ウィッピング・ガール』) ☆水上文「奪い返し、問い返す??「性同一性」をめぐって」 (針間克己『性別違和・性別不合へ』、五月あかり・周司あきら『埋没した世界』) ☆周司あきら「トランスジェンダーの仲間と再会する」 (虎井まさ衛編著『語り継ぐトランスジェンダー史』) [書籍情報] 編:反トランス差別ブックレット編集部(青本柚紀、高島鈴、水上文) サイズ:148mm×210mm 製本:並製 ページ数:96ページ
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元気のないおさむのにげにげ日記 うつ病クィアのみている日常|元気のないおさむ
¥1,870
[版元サイトより引用] 「精神障害」の「性的マイノリティ/クィア」に立ちはだかる日常の壁。トラウマ、パートナーとの関係、そして就労・社会保障……。ぐったり寝ながら、逃げながら、「生活」と「社会」改善をめざしてつづられた、真剣で、たまに笑える日々の記録。 性的マイノリティ・メンタルヘルスの問題から社会をみるコミックエッセイ&インタビュー 目次 まえがき 第1部 元気がない、生産性もない 第2部 精神障害と就労 第3部 寝たきりからの回復 あとがき [書籍情報] サイズ:128mm×188mm ページ数:168ページ
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あなたとケーキをシェアするためのいくつかの方法|Moche Le Cendrillon
¥1,650
[版元サイトより引用] 「他者に性的/恋愛的な惹かれを感じない」アロマンティック/アセクシャル(Aro/Ace)で、あらゆる差別に反対するフェミニストで、ADHDで、ドラァグ・パフォーマーの「Moche Le Cendrillon」による初めてのZINE。 間違った偏見を持たれたり、情報にアクセスしにくかったり、クィアコミュニティの中でも透明化されたりしやすいAro/Aceの、多様で複雑な経験について語り、書き残し、"あなた"とシェアするために制作されました。 Aro/Aceのオンラインコミュニティで用いられる象徴の一つに「ケーキ」があり、「セックスよりもケーキが好き」といった冗談に由来しています。まとまらないエッセイやもたついた対談、極私的で個人的な私の経験という名の「ケーキ」を、お茶を飲みながら他愛もないお話をするように楽しんでいただけたら嬉しいです。 目次 はじめに WHO AM(ARE) I(YOU)? 誕生日に書いたケーキについての日記 おなじ傘の下で #1 Aro/Ace FUCKOFF事案 境界と共感について からだに関するいくつかの小話 おなじ傘の下で #2 Aro/Ace的おすすめコンテンツ WHY DRAG? おわりに “もし10年以上受けてきた教育のどこかで、自分を指し示す言葉に出会えていたら、私の経験はどれだけ違っていただろうか。自分の存在が誰かに嘲笑され、努力が足りない怠惰な人間だと判断されたり、未熟だと馬鹿にされることが全くもって不当なものだと、誰かが教えてくれていたらどれだけ楽になっただろうか。何を成し遂げても、パートナーがいないことで自分がまぬけで未熟で魅力がない人間だと思い続けずに済んだのだろうか。自分に好意を寄せてくれた相手に、明らかに納得できるわけもない理由を並べて傷つけることもなかったのだろうか。”(「WHO AM(ARE) I(YOU)?」より) “Aro/Aceは広いスペクトラムで、長い不可視化の歴史を持っていて、全く異なる感覚を持っている。ほとんど同じ文化を共有していないし、集まる場所を持ってこなかったし、自分が物語のどこにも描かれてこなかった。それ以前に、そもそもどんな共通点があろうが私たちは当たり前に違う人間だ。 ただ、Aro/Aceであることは、抵抗とアイデンティティを守るのに必要なカテゴリーだ。圧倒的に大多数の人間が持つ性的な惹かれや大きく渦巻く強制的性愛の流れに、全く沿わない人々の存在が無視されず、どの生き方を選択しても人権が保証され、アイデンティティが尊重される社会を作ることがAro/Aceのポリティクスだ。”(「境界と共感について」より) [書籍情報] サイズ:148mm×210mm ページ数:80ページ
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わたくしがYES|松橋裕一郎(少年アヤ)
¥2,200
[版元サイトより引用] ちいさいけどおおきくて おおきいけどちいさい、 わたしたちの「いのち」について。 エッセイスト・少年アヤが本名の「松橋裕一郎」としての初めての書き下ろしたエッセイ集。 [本文より引用] 胸に手を当てる。 ほのおがちいさく、 だけどたしかに燃えている。 わたしは最高。 だから あなたも最高。 [書籍情報] サイズ:129mm×189mm ページ数:344ページ
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マリはすてきじゃない魔女|柚木麻子
¥1,320
[版元サイトより引用] だれかのための「すてき」はもういらない。 自分の心に素直になれば、あなたも「魔女」になれるかも!? ふたりの魔女ママとくらす11歳の魔女マリは、食いしんぼうで、おしゃれが大好きな女の子。「魔法は自分のために使ってはいけない」きまりを今日も忘れ、ジャムドーナツを「倍数の魔法」で巨大化させたから学校じゅうが大パニック! 親友ふたり、算数が得意なスジと魔女に憧れるレイのおかげで無事だったのに、ママからはお説教。大人たちは、みんなと生きるためには、人の役に立つ「すてきな魔女」になりなさいっていうんだけど、それってなんかヘンじゃない……? 『本屋さんのダイアナ』『らんたん』の柚木麻子、初の児童文学! マリにふりまわされながらも、町のみんなが自分のための魔法を見つけていく物語。小学中学年から大人まで/総ルビ/挿絵入り。 [書籍情報] 著:柚木麻子 絵:坂口友佳子 サイズ:131mm×188mm 製本:並製 ページ数:168ページ
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フェミニズムはみんなのもの 情熱の政治学|ベル・フックス
¥1,980
[版元サイトより引用] この本を読んでみてください。 フェミニズムとはなにで、どんな運動をしてきたのか、わかるから。 現代を代表するフェミニスト理論家のベル・フックスが新しい世代に向けてバトンを渡す、世界でロングセラーのフェミニズム入門書を復刊! 平易な語り口で、フェミニズムの定義、理解と前進のための批判、運動の変化と展望を説く。フェミニズムの歴史を知り、今に活かしたい新しい読者たちにとって最適の一冊。 [書籍情報] 著:ベル・フックス 訳:堀田碧 サイズ:131mm×188mm 製本:並製 ページ数:192ページ
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女の子だから、男の子だからをなくす本
¥2,200
[版元サイトより引用] 最新のジェンダー知識と、子どもたちのエンパワメントのために、 韓国の「ジェンダー教育」現場で生まれたロングセラー! 日本でもメディア紹介多数、全国の小・中・高で読まれています。 性別の枠組みから自由になって これから必要なジェンダーの知識を得る 子どもと大人で読む絵本 「女の子はリーダーになれない」 「女の子は気を遣いましょう」「男の子は運動しなきゃ」「男の子は泣いはいけない」などなど…子どもたちを縛る「ことば」がなぜいけないのか。具体的に解説し、そこから自由になるためにはどうしたらいいのか、カラフルで楽しいイラストとともに導きます。 *日本語版は小学3年生以上のルビがついていますが、大人が読んでも学べる内容です。 目次より ●あなたの体をありのまま好きになろう ●「かわいい」は言わせない ●パパを変えよう ●あなたがどちらがわにいるかを知ろう ●わたしたちがくらしている世界の、女と男 …など「自分らしく」生きられる社会にするためのトピック満載 カバー裏より 「女の子は女らしく」「男の子は男らしく」ってことばを聞いたことあるかな。 〈性別〉によって行動がきめられているという意味なんだって。 でもちょっと待って。 一体そんなことだれが決めたわけ!? そんなみんなをしばる「きめつけ」をいますぐやめるために、 なにがまちがっていて、どうしたらみんなが自由になれるか知ろう。 そうすれば、きっと女の子も男の子もステキな人になれるから。 [書籍情報] 著:ユン・ウンジュ 絵:イ・へジョン 監修:ソ・ハンソル 訳:すんみ サイズ:189mm×264mm 製本:上製 ページ数:60ページ(オールカラー)
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エトセトラ VOL.13 特集:クィア・女性・コミュニティ
¥1,540
[版元サイトより引用] 「わたしたち」の場づくり、コミュニティ、言葉をアーカイヴする。 ウーマンリブから生まれたレズビアン・コミュニティ、伝説のレズビアン&バイセクシュアル雑誌、そして、Xジェンダーの語りや、様々なセクシュアルマイノリティの集まれる場所……。 フェミマガジン13号目は、「LGBTQ」から消されてしまいがちな女性やノンバイナリー/Xジェンダーの人々による、場所づくりや運動を記録する特集号。多数のインタビュー、寄稿、読者投稿「自分の存在を消されたと感じたことはありますか?」など。 目次 特集:クィア・女性・コミュニティ 特集のはじめに 【寄稿】 杉浦郁子 「女の解放」から「レズビアンの解放」へ ――1970年代半ばから80年代の首都圏におけるレズビアン運動の変容―― 赤枝香奈子 「レズビアン」の連続性と非連続性――清岡純子のレズビアニズム 萩原まみ 「『フリーネ』と『アニース』~バイセクシュアルのわたしが読みたかった雑誌」 岡田実穂 クィア・コミュニティにおける性暴力を可視化する 森あい あるクイアの、阿蘇での10年 ティーヌ 自分と出会うための読書 しゃおはー 『おばあちゃんのガールフレンド』が開いた私の物語 【インタビュー】 若林苗子「ウーマンリブからつながった、レズビアン・フェミニズム」 原ミナ汰「失敗や挫折の積み重ねから生まれた、Xジェンダー/ノンバイナリーの大事な場所」 大江千束「属性だけで一般化せず、対話していくことから始める」 長村さと子「セクシュアリティや年齢、国籍を気にすることなく、誰でも来られる場所をつくる」 パフスクール山賀沙耶・安田恵実「レズビアンの歴史をつなぎながら、コミュニティを広げていく」 【座談会】 あきら✕さときん✕にしむら「私たちの『レズビアン・コミュニティ』 そして、ターリさん」 【読者投稿】 自分の存在を消されたと感じたことはありますか? 特集のおわりに ******************** 【寄稿】 前野久美子 〈地方の〉本屋のアクションの〈つらなり〉 牧野雅子 医大生による強制性交等事件の無罪判決から考える 小川たまか No信仰、YESシスターフッド BBD騒動から考えた構造の中の私たち 鈴木裕子 (書評)『帝国主義と闘った14人の朝鮮フェミニスト 独立運動を描きなおす』 朝鮮人女性独立運動家の群像が生き生きと描きだされる 【漫画】 とれたてクラブ ムダ毛人権奥義フェミミーミ・ミーミミ 【フェミレポート】 黒田理沙 だれのフェミニズム? 【活動を記録する】 第一回私のからだデモ 【連載】 編集長フェミ日記 2025年2月〜3月 76 北京会議の前と後〜SRHR30年の足跡を探して〜 最終回:北京会議30周年! 第69回CSW69/北京+30に行ってきた! 福田和子 寝た子を起こして、仲良くごはん 第三回 「同和」という言葉をたどる 川﨑那恵 アーティストのフリースペース no.003 super-KIKI 私のフェミアイテム 13 金明和 NOW THIS ACTIVIST vol.12 uhi[鄭優希] [書籍情報] サイズ:148mm×210mm 製本:並製 ページ数:128ページ