1/1

クィアのカナダ旅行記|水上文

¥1,760 税込

残り1点

別途送料がかかります。送料を確認する

¥7,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

[版元サイトより引用]
日本の同性カップルが「難民認定」された国で、
わたしが手にしたたくさんの問い、そして言葉。

日本と違って20年前から同性婚ができて、「LGBTQ先進国」と言われるカナダ。先住民や有色人種への差別が残り、パレスチナ解放をめぐって揺れ動いてもいるカナダ。二度の滞在をもとに、そしてバックラッシュが強まる日本の政治的状況を踏まえながら、その今を記録した著者初のエッセイ集。

“わたしたちはここにいる、わたしたちはクィアだ――でも、どうしたら伝わるだろう? 目の前に存在しているにもかかわらずしばしば「見えない」存在にされてしまう/「見えない」存在であることを強いられてしまう時、確かに「ここにいる」と、どうしたら伝わるのだろう。わずかな時間ではあるもののカナダに滞在している間、そして日本に帰ってきてからずっと、わたしは「見える/見えない」存在について考えているような気がする。”(本文より)

この旅行記は、ひとりのクィアの経験を綴ったにすぎない。それでも、そのひとりの経験になんとか「言葉」を与え、分かち合うことを通じて、見えてくるものがあるはずだ。

※英語のタイトル表記はA Queer’s Canadian Travel Journalである。

目次
プロローグ

第1部 トロント・プライド
1 正義を今、求めてる――2023年のトランス・マーチ
2 自分の権利のためにマーチする必要があるか?――2023年のダイク・マーチ

第2部 カナダ再訪
1 再びカナダについて
2 トロント・スケッチ
3 ウィニペグ旅行⑴――赤いドレスとブリュワリー
4 ウィニペグ旅行⑵――人権ミュージアム
5 クィアのカップルセラピー
6 クィアのホームパーティー
7 クィアと空間の政治⑴――パレスチナ連帯キャンプ
8 クィアと空間の政治⑵――「ラファに手を出すな」集会
9 ここにも、そこにも、どこにでも

エピローグ


[書籍情報]
サイズ:127mm×188mm
ページ数:216ページ

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥1,760 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品