
読書と暴動 プッシー・ライオットのアクティビズム入門|ナージャ・トロコンニコワ
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[版元サイトより引用]
ロシアのフェミニスト・パンク・プロテスト・アート集団プッシー・ライオット創立メンバーが現代を生き抜くために必要な“実践的な知”を10のルールに基づいて紹介する、異色の生き方の指南書(サバイバル・ガイド)
カラフルな目出し帽。挑発的なライブ・パフォーマンス。FIFAワールドカップ決勝戦への乱入。結成時から現在に至るまで、常に世間の耳目を集めるロシアのフェミニスト・パンク・プロテストアート集団、プッシー・ライオットとはいかなるグループなのか? なぜ結成されたのか? その真の目的とは? 本著は、プッシー・ライオット創設メンバーであるナージャ・トロコンニコワがその全貌を明らかにした著書『Read & Riot』(2018年)の翻訳本です。
プッシー・ライオットの設立経緯から、かれらがロシア国内でおこなった数々のアクション、さらにはロシア当局に逮捕されたのちの苛烈極まる獄中生活までを綴ったトロコンニコワの手記でありながら、同時に、著者がそうした体験のなかから得た“実践的な知”を紹介する生き方の指南書(サバイバル・ガイド)とも言える内容の1冊。
ロシアでフェミニストでクィアであることの意味とは? アクティビズムは社会でどんな役割を果たすのか? アートとアクティビズムはいかに交差するのか? ハーバード大学やケンブリッジ大学で講演をおこなうアクティビストで、アイ・ウェイウェイやジェニー・ホルツァー、ジュディ・シカゴらの系譜に連なるアーティストのトロコンニコワが、カントからニーナ・シモン、あるいはウィトゲンシュタインからパンク・ソングの歌詞までを縦横無尽に引用しながら、そうした疑問の数々にユーモアたっぷりに答えていきます。
また本著には、キム・ゴードン(ミュージシャン)、オリヴィア・ワイルド(『ブックスマート』監督、俳優)によるあとがき、著者が日本版のために書き下ろしたまえがき、文化理論やメディア文化論を専門とする清水知子さん(東京藝術大学教授)の解説のほか、「あるプッシー・ライオットの推薦図書リスト」を収載しています。翻訳は野中モモさん、装丁は山中アツシさんによるものです。
目次
文化労働者としてのアーティスト――日本版のためのまえがき
イントロダクション
ルール1:海賊になれ
ルール2:ドゥ・イット・ユアセルフ
ルール3:喜びを取り戻せ
ルール4:政府をびびらせろ
ルール5:アート罪を犯せ
ルール6:権力の濫用を見逃すな
ルール7:簡単に諦めるな。抵抗せよ。団結せよ。
ルール8:刑務所からの脱出
ルール9:オルタナティヴを創造せよ
ルール10:ビー・ア・(ウー)マン
最終声明:希望は絶望から生まれる
この本に寄せて:キム・ゴードン
この本に寄せて:オリヴィア・ワイルド
解説:清水知子(東京藝術大学教授)
巻末コンテンツ:あるプッシー・ライオットの推薦図書リスト
[書籍情報]
著:ナージャ・トロコンニコワ 訳:野中モモ 解説:清水知子(東京藝術大学教授) 装丁:山中アツシ デザイン:川名潤
サイズ:120mm×188mm
製本:並製
ページ数:304ページ
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