
それはわたしが外国人だから? 日本の入管で起こっていること|安田菜津紀
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[版元サイトより引用]
ともに生きるってなんだろう?
難民、紛争などの取材・発信を続けるフォトジャーナリスト安田菜津紀が、日本の入管政策に翻弄されてきた、外国にルーツのある4人を取材。一人ひとりの生きた道のりをたどることで、彼らがどんな困難に直面してきたかを、子どもにも伝わるよう平易なことばでまとめました。
あちらこちらで「多様性の尊重」がいわれているのに、そこから排除される人たちがいるのはなぜだろう。共に生きるってなんだろう。そんな対話のきっかけになることを願って――。
文筆家でイラストレーターの金井真紀によるカラーイラスト多数。入管法や難民の人たちをもっと知るためのQ&Aや、金井による「難民・移民フェス」についてのエッセイも収載。私たちに何ができるのかを考えます。
目次
はじめに
01 在留資格がないと、公園のなかの川がわたれない?
リアナさんのお話
3つのことばがとびかう家族/いなくなってしまったお父さん/とつぜんはじまった「自由に移動ができない」くらし/「働いてはダメ」で苦しくなった生活/「とにかく帰れ」という法律になってしまう?/リアナさんの夢と、その3つの理由/ついに変わってしまった法律
02「日本の子どもたちに英語を教えたい」と夢見ていたのに
ウィシュマさんのお話
のびのびと育った三姉妹/日本の子どもたちに英語を教えてみたい/とぎれてしまった家族への連絡/スリランカに帰れず、つづいた収容/ようやく見つけた、外に出る希望/点滴もされず、入院もできず……/とつぜんの知らせと母の悲しみ/悲しい再会/真相を知りたい家族の前に立ちはだかるもの
03 命の危険からのがれてきたのに
アハメットさんのお話
自然にかこまれた農村のくらし/禁止されていた民族のことば/こっそり祝ったクルドの正月/安全な場所をもとめて、日本へ/どうして日本は自分たちを守ってくれないの?/ふたたび、ひきさかれた家族/ニュージーランドでむかえた新しい生活
04 外国人の「管理」「監視」はいつからはじまったの?
石日分さんのお話
多様な人びとがくらす桜本のハルモニたち/「キムチくさい」と言われつづけた子ども時代/母のふるさとに帰ろうとしたものの……/一方的に「日本人」「外国人」にされた在日コリアンたち
05 新しい法律のなにが問題? ほんとうに必要なしくみとは?
入管法のお話
06 いっしょに遊ぼう、ほしい未来をつくろう
難民・移民フェスのお話
おわりに
謝辞
もっと知りたいQ&A
[書籍情報]
著 安田菜津紀、絵・文 金井真紀
サイズ:130mm×188mm
製本:並製
ページ数:184ページ
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